こばとの独り言

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「天ノ空レトロスペクト」 あらすじ・感想その4 アマホシ編、感想まとめ

2015年11月24日 19時20分24秒 | 美少女ゲーム

最後はアマホシでした~。

アマホシ キャラクター紹介
アマホシは天ノ空市の産土神。リメンブランスの管理もしており、本来は強力な神通力をもって天ノ空を守護する存在でしたが、10年前に記憶を失くしてからは神通力も弱まり、今回の祇典事件を発生させてしまいました。
見た目は幼く、ワガママで言動も子どもっぽい。そして、食べ物で釣ったり褒めれば機嫌が直るというチョロさもあり余計に子どもっぽさが際立っています。少なくとも神様には見えないw
あまりの可愛さに女子メンバー(サカキ含むw)の間ではマスコット的な存在になっており皆から可愛がられています。
人間界に留まるには神通力が足りなかったため、シキミの日記帳を媒体として実体を得ています。そして、シキミの日記帳を媒体としているため、その日記帳を盾にシキミに対してワガママを言っています。
犬のコマホシとはいつも一緒にいますが・・・。

アマホシ編 あらすじ
深澄の記憶を取り戻そうとアマホシが神通力を使ったところ、その場にいた女子の人格が入れ替わってしまいます(アマホシ⇔深澄、しのん→ひまり→エリ→しのん)。しかし、アマホシの神通力は肉体と精神が一致しないと使えないため、元に戻すことはできませんでした。
結局その日は入れ替わったまま過ごしますが、アマホシが以前にも同じようなことがあったあもしれないと言ったことから、アマホシの記憶を取り戻せば何とかなるかもしれないと、今度はアマホシのリファレンスを探すことにしますが、それはそもそも祇典事件が発生してからの最終目標でもありました。
しかし、深澄(見た目はアマホシ)がアマホシの身体を軽くディスったとき(胸が無いw)、アマホシ(見た目は深澄)が怒りましたが、その拍子にアマホシ(見た目は深澄)がバランスを崩して倒れてしまいます。幸いコマホシが下敷きになってくれたため大事には至りませんでしたが、その衝撃でアマホシは記憶を一部取り戻します。そして、かつてアマホシはソラミと人格入れ替えで遊んだことがあり、そのとき作った元に戻る本がリメンブランスにあったことを思い出し、それを使って皆は元に戻るのでした。
人格入替事件解決後、アマホシは相変わらずシキミの日記を盾にワガママし放題でした。シキミはずっと反撃の機会を伺っていましたが、その機会は唐突にやってきます。いつも通りシキミの日記を読み上げて脅そうとしたところ、アマホシは日記の内容を思い出すことはできませんでした。何故かアマホシと日記が分離していたのです。
シキミはこの機会を逃しませんでしたが、2人は少し険悪な雰囲気になってしまいます。いつまでも自分のことを子ども扱いするシキミに腹を立てたアマホシは、1人で出来ることを証明するためにサカキのお遣いをしますが、世間知らずなアマホシはどこでタバコが買えるか知らなかったため、通りすがりの人に聞きますが、見た目が子どもなせいか注意されるだけで教えてもらえませんでした。気分転換にあんまんを買って気分を落ち着かせたアマホシですが、お遣いのお金を使ってしまった挙句、コマホシともはぐれてしまいます。
サカキからアマホシが帰ってこないと連絡を受けたシキミは、部活を休んでアマホシを探しにいきます。昼間は喧嘩になったものの、アマホシがいなくなったと聞いたときに自分の中でアマホシの存在が大きくなっていたことを実感します。一方、コマホシを探していたアマホシも自分ひとりでは何もできないことを痛感していました。そして、シキミが神社の賽銭箱からお金を取ろうとしているコマホシを見つけたあと、アマホシも発見。シキミは喧嘩の元となった日記帳をアマホシに預けて仲直りします。
そろそろシキミたちも進路を決めなければならない時期になっていましたが、最後に皆で思い出を作ろうと部室でお泊り会をすることになります。一緒に夕飯を食べたり肝試しして行定先生に見つかったり天体観測したり、皆で目一杯楽しみます。そして、就寝時間になるとアマホシは見せたいものがあると言ってシキミをリメンブランスに連れていきます。
アマホシがシキミに見せたかったものはリメンブランスの『外』の景色でした。そこはシキミの日記に書いてあった7月7日の光景を具現化した天ノ空市で、夜空には天の川がありました。そこでアマホシはまた1人になるのが怖いと心情を吐露しますが、シキミはアマホシを独りにはしないと約束し、アマホシのことが好きだと告白します。
恋人同士になった2人。身長差もあって兄妹や親子に見られていたため、恋人に見られるよう色々と試行錯誤したり、掃除部の皆と楽しい日々を送っていましたが、ある日部室に深澄が忘れて行ったノートを届けるために図書室に行くと、そこには深澄と同じ顔をした女性がいました。
深澄が2人いることに驚くシキミとアマホシ。もう1人の深澄は「ソラミ」と名乗り、深澄と1つになるために戻ってきたと言います。しかし、アマホシから妨害されたため、考える時間を1日だけ猶予をやると言ってソラミは去って行きます。翌朝、記憶を取り戻した深澄から彼女のことやソラミのことを聞いたシキミたち。円角が書いた本「天ノ空郷土史」の最後にある空白の1ページを埋めることと亡くなった円角を蘇らせること。それがソラミの目的であり、そのために深澄はソラミと1つになると部室から出て行くのでした。
最初は深澄の言うことを尊重して誰も追いかけませんでしたが、シキミは皆との思い出には深澄も必要だと思い、彼女を追いかけます。深澄は図書室にいましたが、シキミが見つけるとそこにひまりたちもやってきます。そして、深澄はアマホシから“ソラミ”としてではなく“ミスミ”としての意思はどうなのかと聞くと、深澄は皆と一緒にいたいと自分の思いを言います。
しかし、それには1年毎にリセットされる深澄の記憶をどうにかしなければなりませんでした。アマホシは「祇典の托身」という方法を使って深澄を人間にすれば良いと提案。それには深澄とシキミ達を繋げる『絆』と深澄自身が永遠の命を捨てるという『覚悟』が必要だと言います。絆の方は既にあるため、残るは覚悟だけでしたが、深澄の覚悟は決まっていました。
リメンブランスで儀式を行い人間になった深澄。一歩遅くソラミがやってきましたが、もう深澄が戻らないことを知り自分のしたかったことを諦め、アマホシをサポートすることにします。そのとき、深澄を人間にするために神通力を使ってしまったコマホシが弱っていたため、アマホシは一旦コマホシを祇典に戻そうした瞬間、アマホシの神通力が暴発し、シキミたちは光に包まれて・・・。
掃除部の部室で目を覚ましたシキミ。ひまり達は時間が止められており、日付も7日7日に巻き戻っていました。そこにソラミから電話がかかってきます。彼女が言うには、コマホシはアマホシが自己防衛のために作りだした彼女の記憶が凝縮された存在でありアマホシの記憶そのもの。そのコマホシの中に眠る記憶に触れて、ソラミや円角と別れたときの記憶が蘇り、アマホシの孤独への不安が戻ったこととシキミたちが無意識の内にあった「今の楽しい時間が続いてほしい」という願いによって強大な神通力が発生して、今回の時間停止に繋がったということでした。
天ノ空市の時間を戻すためにアマホシのもとへ行かなければなりませんでしたが、天ノ空市とリメンブランスの繋がりは途切れた挙句、アマホシがいるリメンブランスの最深部・天ノ空の入口にも鍵がかかっていました。ソラミは天ノ空市のどこかにある「天ノ空郷土史」が天ノ空への扉を開ける鍵だと言い、シキミはそれを先ず探すことにします。
ノーヒントの中で一冊の本を探すことになったシキミでしたが、コマホシがやってきてシキミを案内するかのように走り出します。コマホシの後を追う先々には本があり、本がある場所は掃除部の皆と出会った場所ばかりで、そこにある本に触れると「今」に固執するひまりやしのんと会い、彼女たちに未来を示します。その後、部室に戻るとひまりとしのんは元に戻っていて、そこに深澄もやってきます。深澄が動けたのは既に未来に歩き始めていたためでした。しかし、鍵は完成していませんでした。残り1/4・・・それはシキミ本人でした。シキミはこれまでのことを思い出し、これから何をしたいか高らかに宣言。こうしてリファレンスは完成しました。
リファレンスが完成し、次はリメンブランスへ行く方法になりましたが、そこにシノヱがやってきます。しのんを四戸町に戻すためにエリの中に潜んでいましたが、天ノ空市の危機的状況からソラミに協力することにしました。ただし、しのんが四戸町を救うという条件付きで。ソラミとシノヱの神通力で強引にリメンブランスへの道を開けて、ソラミに全てを託されて天ノ空へ向かったシキミたち。天ノ空に入りコマホシの案内で先に進むとそこには鎖で雁字搦めになったアマホシの姿がありました。
別れの辛さから逃げるアマホシはシキミたちを忘れ、皆を拒絶します。記憶を全て失くしたアマホシを戻すためのリファレンスが何もないと思っていたシキミですが、以前アマホシに自分の日記帳を渡していたことを思い出します。そして、アマホシの服の中に大切にしまってあった日記帳が鍵となり、鎖が解かれます。記憶の戻ったアマホシですが、自分の命は永遠でシキミたちの命は有限だからいつか必ず別れが来ると言いますが、そこでシキミは自分の夢を語ります。円角のように郷土史を書いて後世に残したい、そうすれば自分の思いは残ると。それを聞いたアマホシは、シキミや皆の思いを受けて一緒に未来へ歩んでいくことにしたのでした。そして、天ノ空市が元に戻る瞬間、シキミは円角と会い彼女から街の未来を託されます。彼女の持っていたペンと共に。
それから半年後。シキミたちの卒業式の日。この日は掃除部解散の日でもありました。最後に記念撮影しようとしましたが、ひまりがこの後家族旅行に出かけるためにあまり時間がない中、アマホシがなかなかトイレに帰って来なかったため、先に1枚撮ろうとしたところ、アマホシが戻ってきます。そして、カメラのタイマーのカウントダウンが終わろうとしたとき、アマホシがシキミに向かってダイブ。こうして、掃除部は最後のときを迎えたのでした。
掃除部解散から3年後。それぞれの道を歩み始めたシキミたち。その日は久しぶりにシエロ・シエスタに集まり近況を報告しあいます。将来のことも話し、天ノ空市は円角が望んだ通り若者たちの手で輝きを取り戻しつつあるのでした。

アマホシ編 感想
アマホシのシナリオはいわば総集編ですね。世界観や設定等に関する話ならば深澄編の方が詳しく語られていますが、アマホシ編は主要人物たちを主軸に置いて語られています。思い出に縛られて今をずっと続けていきたいと思うシキミたちが思考停止を止めて未来に歩きだす・・・という流れはこの作品の共通のテーマとなっていますね。少々クドイですがw
まぁ楽しい学生生活を送っているとそう思ってしまうのも分かります。それこそ青春なんですけど、学生時代の思い出ってやっぱり10年20年経っても覚えているものですからね。自分もそうですし。逆に社会人になってからの思い出はほとんどないというwww
アマホシは恋人になってもあまり変わらないままクライマックスに突入しちゃったため、やはりあまり恋人っぽくなかったなぁという印象。でもエピローグで唯一Hシーンがあったのは良かったです。それから、3年後は奥ゆかしさも出てちゃんと恋人というか夫婦になってますけど、少し女性らしさが出てたかなって感じですね。まぁそれでもアマホシは自分から見れば娘みたいな感じですがw
Hシーンですが、おっぱい小さ目なのでそんなに興味はありませんでした。でも、少なくとも、しのんよりはおっぱい見せてます。胸もそこそこ膨らんでるので見た目の幼さのイメージよりかはおっぱい大きいと思います。1度くらいお漏らしがあってもいいんじゃないかなぁ・・・とちょっと思いましたが(爆)
一般シーンはやはり人格が入れ替わったときかなぁ。それぞれのヒロインの違う印象が見られる貴重なシーンなのでw それにしても、人格入れ替わったとき、ひまりが「センパイ」って言ったときはちょっとヤバかったなぁ・・・遠野そよぎさんの声で「先輩」は反則だと思う今日この頃w あと、しのんちゃんの中に入ったエリがただのエロオヤジになってたのは笑ったw 真面目な方ではクライマックスで皆が未来に歩き出すことを決意していく一連のシーンですかね。悩む少年少女たちの青春って感じです。エピローグで同窓会をしていたのも良かったです。

アフターシナリオパッチ あらすじ・感想
【難波総十郎の憂鬱】
シノヱの力でギャルゲーの主人公になった総十郎が、女装したシキミとオカマな行定先生のどっちを攻略するか究極の2択を迫られるというお話w 総十郎はその2択ならシキミを選ぶそうですw いいのか、それでw
【ナッシング・インタレスティング】
アマホシ編のアフターシナリオ。時期は祇典事件終息直後。3年生が将来に向けて各々努力している中、しのんが詰まらないと騒ぎ出してゲームを始めます。最後は本編に関係する掃除部解散の話に発展します。
とりあえず、しのんちゃんのおっぱいが当たってジ○ンガのタワーが崩れちゃったというおっぱい星人なら1度は見てみたい光景が見られるお話です(違)w ダダをこねるしのんちゃんがとにかく可愛いw

天ノ空レトロスペクト 感想まとめ
「思い出」を大事にしすぎて「今」に固執して「未来」に進むことを恐れる少年少女たちの苦悩を描いた青春物語で、個別ルートはほぼ同じテーマで描かれています。深澄編はちょっと特殊ですけど。物語のテーマ性はハッキリと出ていますが、何度も似たような話を見せられるのはちょっとクドイかなとは思いました。でも、青春している感じは出ていたと思います。特にアマホシ編。そこは良かったですね。
た・だ・イチャラブが少なすぎ。テーマ性を重視しすぎてて恋愛面を軽視してたように思えます。ぃぇ、付き合う前のラブコメは総じて良かったのですが、付き合い初めてからの恋人イチャラブ生活があまりにも短すぎでした。青春を描くならイチャラブだって重要なんじゃないのかなー。シナリオの長さに対して、それぞれ3回ずつしかHシーンがないのが残念でしたね。しのんちゃんはおっぱいも見せないし!(個人的不満w
なので、イチャラブを重視したい人にはあまりオススメできません。まぁストーリーそのものは良いので、イチャラブよりもストーリーを楽しみたいという人にはいいかなとは思います。
ヒロインは断然しのんちゃん。この子は本当に可愛い!子犬系後輩ヒロインで、こういう後輩がいたらいいなぁという理想がこの子にはありました。おっぱいも大きいし!だからこそHシーンでおっぱい見せてくれなかったのが残念でなりません(´・ω・`)
そんなわけで、好きな順は、しのんちゃん>>>>>>>>>>>ひまり>深澄>アマホシ>エリ>サカキですかね。ひまりも良かったんですが、しのんちゃんが圧倒的過ぎたw 年下ヒロインを演じる秋野花さんの声は良いですなぁ・・・。

さてさて・・・ようやく次で2015年10月発売タイトルは最後になりまっす!ついにここまで辿り着いた(´Д`;)ヾ

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天ノ空レトロスペクト

アマホシに肩車され(ry

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「天ノ空レトロスペクト」 あらすじ・感想その3 石生楽深澄編

2015年11月24日 00時14分37秒 | 美少女ゲーム

3周目は石生楽深澄でした~。

石生楽深澄 キャラクター紹介
深澄はシキミのクラスメイトで図書委員。後に掃除部に入部します。無口だけどクールな美少女で男子に人気がありますが、告白した男子はことごとく振られています。
知的好奇心が高く、読書が何より好き。いつも落ち着いていて大人びていますが、虫が大の苦手で虫が出たら別人かと思うくらい取り乱します。また、大食いとしても知られ、商店街の飲食店では伝説的な存在になっています。
自分の過去の記憶がなく、また興味もありませんでしたが、シキミたちと出会ったことで徐々に自分の正体について気にするようになっていきますが・・・。

石生楽深澄編 あらすじ
学園で流行り始めた占い『ウィネイン・ボード』。好奇心のあるひまりはやろうと言い出しますが、アマホシは止めたほうがいいと忠告します。しかし、アマホシに注意されたことで余計にやりたくなったひまりはウィネイン・ボードをやると決め、雰囲気を出すために夜に部室に集合することになります。
そして、始まったウィネイン・ボード。占いは穏便なまま進みますが、最後の深澄が自分の正体についてウィネインに問います。そのとき、アマホシから彼女がソラミである可能性が高いと聞いていたシキミはそのことを思い出します。結局ウィネインはその質問には答えなかったため、皆と同じように明日の運勢を聞くと、こう出ました。「事故遭う」と。
占いの結果が気になったシキミは深澄の家に泊まることにします。深澄の家は学園の創始者・井空円角のもので、彼女が使っていた部屋を今は深澄が使っていました。そこで深澄は円角が書いたという「現代怪奇研究」でウィネイン・ボードの種明かしをしますが・・・。
翌日、占いで出た結果が次々と当たったことでさすがに皆は焦り出します。すると、アマホシが祇典の気配がすると良い、それがウィネイン・ボードであることが判明します。神通力を使って因果律を捻じ曲げ占いを成功させるというものでした。このままでは深澄が事故に遭うことから、今日中にリファレンスを探さなければならないと情報集めを開始する掃除部。
図書室で10年前に現れたというウィネインのことを調べていたシキミと深澄ですが、円角の書いた「現代怪奇研究」がリファレンスなのではないかという結論に達します。そして、10年前に学園に現れたという『ウィネイン様』が当時ウィネイン・ボードの実験をしていた円角本人に付けられたあだ名であることも。
こうして祇典は回収されましたが、借りていたウィネイン・ボードを貰った深澄はシキミと2人で占いをしてみることにします。昨日は分からず終いだった深澄の正体について。すると、暗号のような文章になり、それを解明すると、その場所には書簡がありました。書簡には「ゴンドラの唄」の歌詞が書かれた紙が入っていましたが、封筒の裏を見るとそこには円角の名前と深澄の名前が書かれていたのでした。
「ゴンドラの唄」の一節「いのち短し、恋せよ乙女」という文章を見て恋とは何なのかそれが分かれば自分の正体を知ることが出来るかもしれないと思った深澄は、ひまりと総十郎に相談し、彼女たちにそそのかされる形でシキミとデートすることになります。そして、女子会と称して深澄にデート指導をするひまりたちでしたが・・・。
デート当日。深澄はひまりたちに言われた通りの可愛い女の子を演じようとしますが、ことごとく失敗。シキミは普段通りの深澄が好きだと言ったことで、深澄もようやく普段通りに戻りデートを楽しみます。一方、シキミと深澄の様子を見ようとしたひまりたちは後をつけようとしましたが、そのとき深澄にソックリな女性を見つけます。そして、シキミと深澄のデートが終わった後、シキミの前にはその深澄にソックリな女性が現れて・・・。
突然現れた深澄にソックリな女性のことを話し合う掃除部ですが、直接話したシキミが彼女はソラミではないかと話しますが、結局情報が足りないため保留になります。その後、受験シーズンが到来したことで、進路について話すシキミたち。シキミは深澄の影響もありぼんやりと物書きになりたいという夢を抱くようになります。そして、深澄もまた小説を書き始めていました。
深澄が授業中ノートに何か書いているのを見ていたシキミは彼女に何を書いていたか聞こうとしますが、深澄に避けられてしまいます。そして、放課後、深澄がいる図書室に向かうと、そこには誰もいませんでした。しかし、ノートが置いてあったため、思わず読んでしまいます。「そして猫は恋を知る」。それは猫が人間に恋をするという恋愛小説で深澄が書いたものでした。小説を書いていたことがバレた深澄は、煮詰まっていたこともあってシキミに相談します。
これまで何も共有する話題もなかったため少し深澄との距離を感じていたシキミですが、自分が小説を書きたいと思い始めたところに深澄も小説を書いていたことで共通項を見つけ嬉しくなり、これが恋なんだと自覚します。その後、恋が分からないため恋愛小説が書けないというスランプに陥った深澄のためにサカキに相談したりしますが、日に日に彼女への想いは募っていったため、告白することを決意します。
一方、深澄も同じことを考えていました。そして、スランプを脱出するための手段としてひまりから教えてもらったプレゼンの資料をシキミに見せることにします。石生楽深澄について・・・テーマは「藤堂シキミと恋人になりたい」。それは彼女なりに考えた少し不器用な告白で一生懸命プレゼンをしようとする深澄を見て、シキミは自分の気持ちを抑えきれなくなり、思わず彼女を抱きしめて告白します。こうして、2人は恋人同士になりました。
それから数日後、姉の不在のときに深澄を家に招待したシキミは彼女と初体験を済ませます。深澄を送った後、幸せな気分で帰ろうとしたら、そこに再び深澄にソックリな女性が現れ、警告します。深澄との関係を断てと。シキミは彼女の言うことに反発しますが・・・・。
翌日、アマホシが謎の女性について調べた結果浮かび上がっていた一冊の本を調べることにしたシキミと深澄。それは円角が晩年に書いた本「空見・天星郷土史」でした。しかし、後書きが中途半端で終わり白紙のページがあるという謎はあったものの、ソラミのことも深澄の記憶のことも何も分からないままでした。そんなとき、ふと卒業文集を見つけたシキミは悪戯心に姉が卒業した10年前の文集を見ます。すると、3年B組の顔写真の中に本来いるはずのない人物の顔を見つけます。「石生楽深澄」。顔も名前も今の深澄とまったく同じ写真を。
いつの間にか深澄のことを人間だと思い込もうとしていたシキミは愕然とし、そんな彼の前にもう1人の深澄が現れます。彼女はソラミと名乗り、そして深澄と同じであると言います。リファレンスを手に入れ記憶を取り戻した深澄は、シキミに何故こうなったかを話し始めます。かつて円角の尽力で空見町と天星町が合併したとき、1つの街に2人の産土神がいると悪影響が出るかもしれないと思ったソラミは、アマホシに自分の神通力を彼女に託し祇典化してほしいとお願いします。しかし、それは失敗し、ソラミは2つに分かれることになりました。ソラミの欲望の1つ『知識欲』が深澄として分離したのです。そして、元々は1つであったことから、ソラミは深澄に戻るよう言いますが、深澄は1日だけ猶予を貰い、掃除部の皆に全てを話すことにします。
10年前からずっと学園に通い続け、卒業したら自分と周囲の人間の記憶をリセットして、また3年B組に通う・・・それを10年間も続けていました。それは自分の知識欲を満たすためでした。そして、ソラミの目的を話します。彼女は「空見・天星郷土史」にあった最後の空白の1ページ、そのリファレンスを探していました。そこに何も言わず自分たちの元を去ってしまった円角からのメッセージが記されてるかもしれないと。更に神通力を取り戻した暁には円角を蘇らせようとしていることも。街の発展には円角の力が必要だから深澄はソラミの元に戻ると皆に別れを告げます。
皆と別れた後2人きりになったシキミと深澄。思い出話をしながら街を歩きますが、シキミはずっとある疑問を抱いていました。自分はソラミなのだから天ノ空市のために犠牲になる・・・果たしてそれは“深澄”の意思なのかと。それを問うと深澄は泣きながら「一緒にいたい」と告白します。そして、そのとき彼女のポケットから円角が深澄宛に書いた書簡が落ち、それを見た深澄は円角が伝えたかったことを理解します。そして、シキミに一緒にリメンブランスに来て、自分を見届けてほしいとお願いします。
翌日、深澄たちは2人でソラミの待つリメンブランスに行きます。そこで深澄はソラミに対し、人として生きることを伝えます。人として愛を知った彼女は、産土神から人へと生まれ変わりました。そして、アマホシも姿を現し、街を発展させるのは神ではなく人であるとソラミを諭します。未だ人間不信が解けないソラミは、円角の最後のリファレンスを見つけることを条件に納得することにします。
それから円角が書ききれなかった最後の1ページを探すことんした掃除部。そのページの前に誰かに会ったことが書かれていたことから、その『誰か』を探すことにします。すると、行定先生からシエロ・シエスタの話を聞き、一行はサカキの元に向かうことにします。そこで、サカキも会ったことがないということで話は振りだしに戻ろうとしていましたが、そのときシキミが以前夢で見たシエロ・シエスタで会ったお婆さんのことを思い出します。そして、そのお婆さんが円角で、彼女からあることを託されていたことを。
シキミは皆を連れてリメンブランスに戻り、シエロ・シエスタの書棚を見ます。そして、その本の中に円角が「空見・天星郷土史」に記さなかった最後の1ページを見つけます。そこには若者たちに未来を託すことと、アマホシとソラミに対する「ありがとう」という感謝の言葉が書かれていました。そして、円角の言葉を知ったソラミは、未練がなくなり祇典へと戻ります。彼女が祇典になれなかったのは円角への未練があったからでした。こうして、アマホシの神通力も元に戻り、天ノ空市に散らばる祇現も彼女の神通力で全て集められ、祇典事件は終息するのでした。
それから1年後。シキミは当初の予定通りに県外の大学に通い始め、深澄はシキミ家に居候して、小説家になるためエロゲーのシナリオライターであるサカキの仕事の手伝いをしていました。そんなある日、家に一通の封筒が送られてきます。そして、深澄が封筒を開けてその結果を見ると・・・。

石生楽深澄編 感想
他のシナリオで大方正体がバレているものの、深澄編は彼女の正体について触れています。そして、円角のことについても深く掘り下げられています。
ひまり編でもソラミの目的は語られていましたが、深澄編のソラミはシキミたちに対して完全に敵対しているような雰囲気でした。人間不信ということを隠そうとしていませんでしたし。最後は受け入れてくれましたが、深澄の身体を自由に借りられる以上は、時々シキミに悪戯するんでしょうねw
ひまり編では「シキミとの時間」、しのん編では「皆との思い出の場所」を守ろうとしていましたが、深澄編では「皆が住む街」を守ろうとして深澄が自分を犠牲にしようとします。それに対する答えが「愛」というのは若干クサイように思うのですが、まぁそれもまた青春ということでw
深澄についてですが、普段はクールなのに慌てると途端に年相応になるギャップが魅力ですねw 虫が出たときとかシキミに小説を読まれたとき、そしてシキミに告白されたときのギャップは可愛かったと思います。ギャップ萌えは重要だなぁ・・・と改めて思いました(爆)
Hシーンは3回ですが、本番Hでおっぱい見せるのは2回。それはまぁ悪くなかったです。ただ、唯一おっぱい見せなかった本番H、あれは・・・何故に深澄の脚を広げさせなかったんだろ。あとあと、パ○ズ○がない!!前戯がフェ○、手○キ、足○キって・・・足は要らんからパ○ズ○フェ○いれろよ・・・なんのために巨乳だよ・・・って思いました。なんというか、この作品は1つもHシーンで満足いくヒロインがいないな、本当に!!w
一般シーンは先ほども言ったとおり、普段見せない表情を見せたときですね~。取り乱したり照れたりするときは可愛かったと思います!

さてさて、お次で最後になります。アマホシです~。

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天ノ空レトロスペクト

慌てたときと照れたときの深澄は可愛いですw

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