最後は月島沙織でした~。
月島沙織 キャラクター紹介
沙織は清桜学園の学生会会長。日本を代表する企業・月島グループの会長の娘。ただし、本当の両親は既に他界して養子として引き取られたため、今の父親は義父になります。
学園ではしっかりしてて成績優秀で頼れる会長として絶大な支持を得ており人気者ですが、月島グループを継ぐ人間として周囲から期待されていることを重荷に考えており、気が休める場所として学生会に入りました。いつも1人で遅くまで残って仕事をしているのは、1人になった後、学生会室でダラけるため。そんな彼女の裏の顔を知っているのは蓮だけ。
普段は猫を被っていますが、心を許した相手にはとことん甘えるタイプ。でも、元来真面目な性格なため、甘えた後は何か必ずお返しをするため、蓮は皆の前にいるときの沙織を尽くすモード、2人きりのときの沙織を甘えモードと呼んでいます。
沙織はお金持ちの娘ではありますが、お金が好きではありません。それは月島グループ会長の遺産相続が関係しています。完璧であろうとするのも単に周囲の期待に応えるためだけではなく、沙織が相続する遺産を狙う連中に隙を見せないためでもありました。そして、義父に余計な心配をかけさせたくないという思いもありました。
月島沙織編 あらすじ
学生会室できびきびと仕事をこなす沙織。その日は蓮も遅くまで理事長依頼の仕事をやっていました。そして、学生会室に2人きりになると、途端に沙織の態度が急変します。ポテチと漫画本を用意してソファに寝そべって漫画を読み始めたのです。彼女のそのだらしない姿を知っているのは蓮だけで、彼女が学生会に入った理由でした。
家でも学校でも周囲の期待を浴びせられている沙織は自分の心が休める場所として、学生会に入り毎日遅くまで仕事をして1人きりになったところを狙ってだらけていたのです。そんな事情を知った蓮は彼女の休まる時間が少しでも増えるならと沙織の仕事の手伝いをするようになったというわけでした。
そんな日々が続いたある日、カフェテリアで定例会議をしていると、学園の前に黒塗りの車がたくさんやってきたという情報が入ります。それらは沙織の親戚の車のようでしたが、彼らは沙織の姿を見るやいなや、勝手に見合い話を始めます。
他人の迷惑を顧みず勝手に話し始める親戚連中に沙織は困り果てますが、それを見かねた蓮が一言注意します。その後、自分たちが周囲に迷惑をかけた状況であるにも関わらず全て沙織に責任を押し付け、沙織に「貸し1つ」と言って親戚連中は去っていきます。
その後、学生会室で沙織は自分の家の話を蓮にします。今の父親に養子として引き取られたこと、以前グループの会長の遺産相続の話が出て、沙織の結婚相手を紹介すれば遺産相続に有利になると親戚連中が考えたこと、今では親戚連中が集まるたびに遺産を巡って降臨になっていること、見かねた義父が遺産は全て沙織が相続すると宣言したこと、沙織が遺産を重荷に感じて遺産を放棄することにしたこと、最終的に沙織と沙織の結婚相手に遺産を相続させるという遺言を書いたこと等を話します。
家に帰っても親戚連中が居て休めないと考えた沙織は、蓮の家に泊めてほしいとお願いしてきます。蓮はさすがに女の子と寝泊まりさせるのはマズイと思ったものの、沙織の家の事情を考え、沙織を家に泊めることにします。同居生活がスタートして、沙織の雑貨品を一緒に買いにいったとき、皆から付き合い始めたのかと思われたことで、沙織は妙案を思いつきます。それは、義父が帰ってくるまでの間だけ蓮と沙織が恋人同士になるというものでした。
沙織が蓮の家に泊まり込んで数日後、再び学園に親戚連中がやってきます。彼らは相変わらず沙織のためと言いながら自分たちのことしか考えていなかったため、蓮が割り込みます。彼らは蓮のこともしっかり調べていましたが、沙織が蓮と付き合っていることを伝えると、当然それを信じませんでした。沙織は証拠として蓮とキスをします。蓮は突然のキスに驚きますが、自分を信頼してくれている沙織を安心させるため、それを受け入れます。そして、親戚たちに堂々と恋人宣言をして退かせるのでした。
キスしたことに関して、沙織はファーストキスでしたが、蓮が初めてではないということを知り、沙織は少なからずショックを受けます。その後、親戚連中は簡単には諦めず部下たちに沙織と蓮が本当の恋人なのか監視させていることに気付き、沙織は蓮に対して更に恋人らしく振舞おうとします。蓮はさすがに不自然だと思い、沙織に注意しますが、言い方が悪く沙織が落ち込んでしまいます。一花は2人の様子がおかしいことに気付き、沙織に何があったか聞き出します。
その話で一花は沙織がヤキモチをやいているのではと言うと、沙織は自分の気持ちに気付きます。沙織はすぐ蓮のところへ行き、家族以外は信じられないけど蓮だけは特別だったと自分の気持ちを告白。蓮もまた家族が信じられるなら家族になろうと告白します。こうして、2人は正式に恋人同士になったのでした。それからの2人は堂々とイチャつき、親戚連中も次第に諦めて姿を消していきました。蓮たちはこのまま終わってくれれば・・・と思った矢先、沙織の携帯に義父から電話がかかってきます。まだ諦めていない叔父が蓮のことについて「遺産目当てに近づいた」と嘘を教えてしまったのです。初めて聞く義父の怒りの声に沙織は困惑します。蓮はどうしようかと考えますが、その前に沙織を安心させようと抱きしめます。
蓮と引き離すために義父から海外留学を言い渡された沙織は蓮と離れたくないから義父を説得すると言いますが、義父のことを大切にしている沙織を見て蓮はある決心をします。そして、家族会議で凛に沙織と付き合っていることを報告した上で、自分も沙織の後を追いかけて海外留学すると伝えます。凛は“表向き”は厳しい態度を取って蓮のやろうとしていることは子どもじみていると批判します。それでも蓮は自分の意見を曲げようとせず、両者は平行線を辿ります。そして、蓮の覚悟を知った凛がある賭けを持ちかけます。蓮がこれまで1度も勝てたことのないカードゲーム「リッター」で勝てたら蓮の好きなようになっていいと言います。その勝負は翌日、学園の学生会室で行われることになりました。
そして勝負の時を迎えますが、沙織を守らなくてはいけないと気負い過ぎた蓮は凛に思考を読まれて負け続け崖っぷちに立たされてしまいます。そのとき沙織がストップをかけ、蓮を落ち着かせます。蓮は自分1人で今立ちはだかる困難に立ち向かおうとしていたことに気付き、その考えを改め、沙織と一緒に立ち向かうことにします。そして、兄へのコンプレックスを克服した蓮は見事逆転勝利し、凛に認めさせます。
勝負が終わると、凛は学生会室にある人物を招き入れます。それは沙織の父親でした。この勝負は最初から仕組まれていたもので、2人の仲を確認するためと蓮がちゃんと沙織を守ることが出来るかの試験だったのです。義父は蓮になら沙織を任せられると海外留学の件は無効にします。そして、沙織と蓮は皆の前でエンゲージにも似た宣誓をするのでした。
月島沙織編 感想
沙織を取り巻くドロドロとした遺産相続問題のお話。彼女がああやって完璧な女の子を演じるに至ってしまった経緯などが分かります。もはや学園のことは関係ありませんでしたwww 最初に学園統合についても色々と問題が起こってた風なことを言ってたけど、後半はサラッと流されてましたねヽ(´ー`)ノ
まぁお金が絡むとどうしたってドロドロ~っとしちゃいますよね。自分も趣味のためにお金は欲しいけどそこまでってわけじゃないし・・・欲しいエロゲと欲しいグッズと予算を睨み合って悩んで取捨選択するというのも趣味の一環だと思ってますしw だから他人を不幸にしてまでお金が欲しい気持ちってのが理解できません。何に使うんだろうって思う。まぁ相手からすればエロゲやグッズなんて何に使うんだろうって思われるんでしょうけどw ああいうお金を巡って醜い争いするというのはあまり見たくないです。
他には、蓮がずっと兄の凛に対して感じていたコンプレックスについてですね。他のヒロインでの話だと、ヒロインと一緒に夢を叶えたりやりたいことを貫き通したりすることで兄へのコンプレックスが無くなっていったような描写が描かれていましたけど、沙織編では真っ向から兄に立ち向かいます。最初はこれまで通り1人で勝負して完敗しますが、沙織というパートナーと支え合うことで、兄の思考から脱することが出来て勝利を収めることが出来ました。ベタではありますが、こういう定番のノリは悪くないですw
沙織の両親については海外出張での事故で亡くなったこと以外、あまり触れられていませんでしたね。ただ、義父は沙織の母親のことを知っていた様子が最後に分かりますが・・・そもそも彼女を引き取ったのには理由があると思うのですけど、曖昧なままでした。もしかしたら、沙織の母親は義父の隠し子かなにかだったのだろうかと思ったりもするんですけども。そうでないと説明つかないですしね。
沙織に関しては、恋人になると甘えると同時に尽くす女の子になります。その点は良かったですね。もともと容姿は好みだっただけに破壊力もかなりのものでしたw ただ、尽くす一環としてメイド服姿を披露しますが・・・なんでメイドさんプレイのHシーンないの?あの格好ってメイドさんプレイの伏線なんじゃないの?w 期待してたのにガッカリですわヽ(´ー`)ノ
Hシーンは4回。1個だいしゅきホールドにつきおっぱい見せてくれません。他はまぁまぁOKですが、由希江のHシーンを見た後だからか、少しアッサリしすぎてたように感じられたのが残念だったかなぁ。そして、やはりパ○ズ○フェ○がないという・・・。うん、まぁもうそれは由希江になかった時点で諦めてたけどね。
一般シーンだと、学生会室で沙織がだらけて蓮に甘えるところかな~。ああやって自分にしか見せない姿を見せてくれるのは嬉しいですよね。それだけ信頼してるってことですし。あとまぁ・・・メイド服のときが良かったなぁと思うんですけど、何故かメイド服のCGシーンがないという・・・なんで?
恋する気持ちのかさねかた 感想まとめ
学園統合に伴う諸問題について向き合っていくお話のはずですが、ちゃんとそのことに向き合っていたのは、美桜と由希江くらいですかね。沙織は月島家の遺産問題にシフトしてたし、ひよりちゃんもカフェテリア問題からいつの間にか父親との問題にすり替わってたし、朱子は一応部活動存続の問題には触れてたけど単にスポ根な話だったし、序盤伏線と思われたものが放置されることが多かった気がします。そして、いつの間にか解決してたり、一切触れずに月日が経ってたりするし。そこがまぁ物足りない点ではあったかなと思います。一花ちゃんのシナリオは統合後の話なので除外w
全体の長さとしては、共通ルートから個別ルートまでがすごく短くて個別ルートにすぐ入る割には、個別ルートも短めです。要点はまとめられていますが、個別ルート序盤に色々とあった問題がスルーされてしまっているルートも多いので、その点は気になりました。まぁ普通は気にするほどではないかもしれませんが、自分は気になりましたねw
イチャラブに関しては、由希江以外は同居することになるので、付き合う前からイチャラブっぽいシーンは見られます。特にひよりちゃんと美桜かなw 沙織は甘えて尽くすというのを表現されていて良かったと思います。美桜は序盤のツンツンから後半のデレデレまで一貫して楽しめましたw ひよりちゃんは父親のことで落ち込んでも蓮が何か言えばすぐ妄想モードに入るチョロイ子なので見ていて飽きませんでしたwwwww 朱子は突拍子もないことをして蓮を振り回すけど純情なところが可愛かったと思います。由希江は蓮の行動にイラッとすることが多かったけど由希江のエロエロな誘惑は凄かったです。もうおっぱいいっぱいでしたwww
で、その蓮に関してですが、沙織編で元カノがいた風な話をしてたけど、本当なんですかね。あんなに無神経で鈍感なのに彼女がいたんですかね。ぁぁ、無神経だから別れたのかなとは思いますがw 沙織編や由希江編で独りよがりな考えで女の子を傷付けていたし、ヘタレなところを見せることが多かったかなって思う。兄に対してコンプレックス持ってて若干卑屈なところがあるくせに、プライドは高いという。付き合う前は恋愛事になると相手のことを考えてるフリして自分のことしか考えてなかったです。まぁそれが恋を自覚したら熱血少年に変わるんですから不思議なもんですねw
Hシーンについては、まずパ○ズ○フェ○どころかパ○ズ○がありません。おっぱい星人な自分にとってはここが1番の不満な点でした。唯一、由希江がパ○ズ○ありますけど、2連続あってどっちもパ○ズ○しかしません。ガッカリでした。本番Hでのおっぱい見せる率は高いのでそっちは良かったんですけど・・・。あと、ヒロインによって淡泊だったり絶倫だったり変わるんですけど・・・どっちかに統一してほしかったですねヽ(´ー`)ノ
ヒロインに関しては、ひよりちゃんと一花ちゃん。年下の2人が可愛かったです!それぞれ単独でも好きですが、この2人のコンビも大好きだわ~。ひよりちゃんの妄想モードが面白いのとそれを止める一花ちゃんの構図が好きですwww あと沙織と美桜も良いですね。沙織は甘えて尽くすところ、美桜はツンデレなところが良いwww
好きな順は、ひよりちゃん>一花ちゃん>沙織=美桜>美紀さん>由希江>朱子・・・かな。美紀さんは寝取ることは出来ないのか!?(爆)
そんなわけで、きみしま青氏によるキャラクターデザインや、ヒロインの性格等は文句の付けようもありません。絵が気に入ったならプレイして損はありませんね。おっぱいも大き目に描かれてますしw
しかし、やはり一花ちゃんをメインヒロインの中に入れてほしかったよ。
さてさて、まだまだ2015年11月発売タイトルは続きますよ!
他のヒロインのあらすじ・感想はコチラ↓
【久遠寺ひより編】【皇城一花編】【柊美桜編】【鳴海朱子編】【鏑木由希江編】
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