2人目は秤真理でした~。
秤真理 キャラクター紹介
真理は隼斗のクラスの学級委員長。面倒見が良く一見しっかり者のように見えますが実はドジっ子でかなりポンコツ。頼られると言う「委員長だからな!」が口癖。曲がったことが嫌いで常に正しくあろうとします。ただ、とある事情で美命と同じく友人が少ない様子。
家庭の事情もあり、ファミレスでウェイトレスのバイトをしています。大の猫好きで、趣味としてぬいぐるみを集めています。好きな花は金木犀。苦手なのはお化けと料理。
真理本人は霊感等のそういった特殊な能力は一切ありませんが、ある時を境に眼鏡をしているときだけ目に見える光の衣としてマナを感知できるようになってしまいましたが・・・。
秤真理 攻略情報
女の子を背中にかばう→素直にあげる→様子を窺う→真面目なおっぱい
秤真理編 あらすじ
自分の正体を知っても接し方を変えなかった真理のために何かしてあげたいと思った隼斗は、朝早く学園に登校し彼女の手伝いをします。昼休み、手が空いた時間で花壇の手入れをしようとすると、真理が今朝のお礼と言って手伝いを申し出てきます。隼斗は真理に何の花を植えたいか聞くと、彼女は金木犀と答え、その理由にある人からその花を送ってもらったからと答えます。そのある人とは、今は亡き真理の父親のことでした。
翌日、以前真理が助けた子猫が退院するため、一緒に引き取りにいきましたが、今度は誰が飼うかという問題が発生しました。真理は日中は学園、夜はバイトでほとんど家にいないものの、真理がいない間は隼斗の家で預かることになり、真理が飼うことにします。子猫は“まーちゃん”と名付けられ、真理はいたく気に入って可愛がっていましたが・・・。
アイリスに猫を預かる許可を貰うため、隼斗の家に向かいますが、真理が途中にあったコンビニの入口に不審な男がいるのを発見。その男の頭上には天秤のようなものが見えており、明らかに怪しかったため、男の行動をしばらく監視していると、その男はコンビニから出てきた女性の財布を強引に奪い去ります。幸い、それを近くで見ていた隼斗と真理がすぐに捕まえて窃盗事件はすぐに解決しますが、隼斗の家に着いてアイリスに猫の件の了承を貰った後、窃盗事件のことを話すとアイリスは猫を預かるときに少しずつ眼鏡を調べてみることにしました。
翌日、アイリスは調査結果を真理たちに教えます。彼女の眼鏡にかかっていた魔法は「看破」の魔法でした。看破はマナの性質を見極める魔法で、オーラの有無で人と神を識別できたり、“罪の天秤”というその人が犯した罪や業・徳といったものを見ることが出来ますが、逆にそれ以上のこと・・・真理の身体への影響や何故眼鏡にそんな魔法がかけられたのか等は分かりませんでした。試しに隼斗の天秤を見てみると隼斗は2つの天秤があり、1つは前世のアンゴルモアのもの、もう1つは隼斗自身のものでした。ただ、看破の魔法・・・特に天秤は人の心を覗く行為で身体の負担が大きいため、アイリスはあまり使わないように言います。
ある休日、隼斗とアイリスは真理と同じファミレスでバイトを始めたリコの様子を見に行くためにお店に行きますが、そこで真理がミスをして皿を割ってしまい、片付けているときに怪我をしたため、隼斗が治療します。真理は治療してもらったお礼にと夕飯をおごることになりましたが、その帰りに不審人物を発見。真理が眼鏡で天秤を見ると、隼斗と同じように天秤が2つありました。その男は下着泥棒でしたが、隼斗がすぐに捕まえ、あることを試します。隼斗は天秤が2つあるのは、自分とは違い何者かが取り憑いているからだと推察し、その悪霊を退治するために神力を使うと、案の定、悪霊が男から出てきて、隼斗の神力で一撃を与え捕まえます。男の方は善行の人間だったため、正気に戻ったところで嘘の事情を話してそのまま解放します。
隼斗は捕まえた悪霊をアイリスに見てもらうことにしましたが、アイリスは普通なら隼斗の神力で浄化するはずが、浄化せずに留まっていることに疑問を感じます。すると、リコが数日前から魂の裁判所が閉じており、裁定の神マトが行方不明になっていると話します。通常、浄化された悪霊は、魂の裁判所へ送られマトによって裁かれ冥界送りにされますが、そのマトがいないために悪霊が浄化できないのではないか・・・ということでした。マトが見つかるまでの間、アイリスが持つ「石棺」と呼ばれる魂などを封印する魔法石に悪霊を封じることにし、しばらく悪霊退治をすることになり、看破の眼鏡を持つ真理も手伝うと言いますが、眼鏡の力はあくまで危険を回避するためのもので一般人である真理には危険だからとアイリスは断ります。隼斗はそんな真理を見て、無茶をするのではないかと心配しますが・・・。
毎日のように子猫を預けに来る真理。ある日、隼斗の作った手料理を食べたくなり夕飯を一緒に食べますが、そのときいつも1人で食べていると言った彼女は、自分の家庭事情を隼斗たちに話します。真理の父親は数年前に亡くなり、それからというもの、母親は夫の死を受け入れることが出来ず、「死者の魂と対話できる」という宗教団体に入信してしまい、月に1度くらいしか家に帰ってこなくなりました。真理が何度戻るよう言っても母親が言うことを聞いてくれなかったため、真理は自分が未熟な人間だから聞いてくれないのだろうと思うようになり、きっと自分が立派で正しい存在になれば母も言うことを聞いてくれるはずと考えるようになりました。そんな母親の影響で神や魔法の存在には否定的で、今は眼鏡のおかげでそういった超常現象があると知っても、それでも神や魔神といった存在には疑っていました。真理の話を聞いた隼斗は、俺の存在も怪しいということかと聞くと、真理はそんなことは正直どうでもいい、隼斗は隼斗で神とか魔神とかではなく隼斗という1人の男を信頼していると答えます。隼斗はそんな真理の言葉を嬉しく思い、同時にそのときの真理の笑顔に惹かれるのでした。
隼斗の家で夕食を済ませた真理は、自宅へ戻ってきますが、そこへ真理や母親の援助をしている淀堀議員が訪ねてきます。真理は淀堀のことが嫌いでしたが、世話になっている以上は無視することが出来ず、淀堀が父親のことについて聞いてきても、会話を早く終わらせたい一心でした。そのとき、試しに眼鏡で淀堀の天秤を見たとき、これまでに見た事がないくらい天秤が悪の方へと傾いていて驚きます。そして、その後も淀堀との会話は続き、真理は自分の考えていることが顔に出ないよう必死に取り繕いで淀堀と話をすることになったのでした。
翌日の晩、真理たちのバイト帰りを待っていた隼斗は、真理の声が聞こえたため、現場に駆けつけると、彼女が悪霊に憑りつかれた男と対峙していました。ナイフを取り出され攻撃されそうになったところを隼斗は助けます。危惧していたことが起こってしまったと思った隼斗は、1人でこんなことをするなと真理を注意しますが、彼女は隼斗の注意を聞こうともせず怒って帰ってしまいます。翌日になっても真理の機嫌は直りませんでしたが、これまで仲良くしていた隼斗たちと距離を取ったことから、クラスメイトたちに嘲笑され“犯罪者の娘”と呼ばれていたことから、隼斗はそれが真理の無茶な行動と関係しているのではないかと思い、彼女の親友である美命に事情を聞きます。真理の父親は政治家でしたが、汚職事件の容疑者でした。しかも、事件が解決する前に自殺してしまいました。その後、真理と母親は元の家を売り払い、世間の目から逃れるように引っ越してきました。美命の見立ててでは、真理があそこまで頑なに正しくあろうとするのは、父親が犯した不正が許せないからだろうということでした。
美命から真理の話を聞いた後、体調不良のため体育の授業を途中で抜け出した真理。隼斗が体育が終わって教室に戻ってくると女子たちが騒いでしました。どうやら、最近学内で多発している女子の所有物の盗難事件が隼斗のクラスでも発生し、第一発見者の真理が疑われていたようでした。自分を犯人だと決めつけるクラスメイト達を見返そうと、真理は看破の力を使いますが、クラスメイト全員の心を見たことによる反動で倒れてしまいます。クラスメイト達の言う根拠は、真理が体育を途中で抜け出したことの他に犯罪者の娘だからということでした。すると、真理は教室を飛び出した為、隼斗たちは彼女を追いかけます。リコの鼻で彼女の匂いを追い屋上へ向かうと、真理が立っていました。真理は隼斗に自分の父親のことを話します。かつては自分の憧れであり正義の人だったのに、不正をするという行為で裏切られたと。そんな父親を見て、真理は正しいことをして、後ろ指を差されないように生きようとしていましたが、それでも風評はついてまわりました。彼女が何もしなくても。隼斗はそれを聞いて、自分と似ていると話します。前世の魔神のせいで多くの善行を積まなくてはならなくなったと。
隼斗は盗難事件の真犯人を探そうと真理に言いますが、真理は無理だと言います。天秤を見たとき、ほぼ全員の天秤が悪の側へと傾いていたから、全員グルで自分をはめようとしていたかもしれないと。隼斗や美命、リコは敵ではなく自分を信じてくれて嬉しいが、それは友達という色眼鏡で見ているだけで、自分が犯人ではない証拠はないと言い、それと同時に、クラスメイトにも同じことが言えると話します。罪の天秤が傾いていただけでクラスメイトの中に犯人がいるとは限らないと。真理は看破の力を手に入れたせいで惑わされていたのかもしれないと言い、罪の天秤にも程度があるのだと知り、クラスメイトを犯人と決め付けたことを反省します。真理が落ち着いたところで、犯人について話し合う4人。犯行は授業中に行われていることから、監視カメラでもあれば分かるかもしれないということになり、それを聞いて隼斗はある人物を思いつきます。それは八千代でした。隼斗は八千代が真理への説明を面倒くさがると思い、彼女の事情を知る自分とリコだけで八千代のもとへと向かい、犯人について聞きます。すると八千代はタブレットを見せて犯行当時の映像を見せますが、そこに映ったのは蔦田の舎弟であるジローでした。
リコと一緒にまず制服を回収した隼斗は、蔦田たちを呼んで屋上に集まります。事情を話すと蔦田や美命は怒り、ジローをすぐ呼び出しますが、ジローは何も覚えていませんでした。隼斗はその様子から、悪霊の仕業だと思いジローを釈放。捜査は振り出しに戻ります。アイリスに相談すると、悪霊は人気のないときにしか行動をしないから、夜の学校に侵入して捕まえるしかないと言ったため、隼斗たちは夜の学園に忍び込み、悪霊を“エサ”で釣ることにしました。二手に別れ、隼斗と真理は校舎、アイリスとリコは校庭を見回りに行きましたが、エサであるアイリスの下着を持っていても悪霊は一向に現れなかったため、隼斗はこれまでの犯行の状況から脱ぎたてじゃないとダメなんだと言い、真理にストッキングを脱がせます。すると、本当に悪霊に憑りつかれた用務員が現れたため、隼斗はすぐに神力で悪霊を押さえます。こうして、あっさり悪霊は捕まえましたが、隼斗の神力を感じ取り現場に駆け付けたアイリスは何故自分の下着に釣られなかったのじゃと不満げでした。すると、悪霊に色気ないしロリは犯罪になるからと言われたため、アイリスがブチ切れ、悪霊は断末魔をあげるのでしたw
犯人は悪霊だったものの、それをそのままクラスメイトに説明しても理解してもらえないのは分かってたことから、隼斗は自分が罪を被ることにします。学内で起こっている盗難事件に便乗して真理の制服を盗んだと。他の子の制服はあくまでカモフラージュのものだったと説明。あまりの変態チックな隼斗の告白にクラスメイトたちは驚き、昨日まで真理に対して快く思ってなかったクラスメイト達は彼女に同情し、一部の女子を除いてクラスは結束。八千代のフォローもあり、隼斗を非難する人はいませんでしたが、隼斗には1週間の停学処分が下されました。その後、隼斗の行動を見て頑張ろうと思った真理は、自分を犯人扱いした女子数人を屋上に呼び出し、キミ達は私を犯罪者の娘だからと犯人扱いした、そのことを謝罪してほしいと言います。そして、冤罪を着せようとした自分たちの罪を認めようとしない彼女たちに対して真理は、私は卑怯者であるキミ達が嫌いだと断言して、私が嫌いなら正面からそう言え、勝負してやろうと言うと、彼女達は何も返すことが出来ませんでした。真理は彼女たちの様子を見てもう二度と自分と関わろうとしないだろうと感じとり、その場を去ります。盗難の冤罪が晴れ、加えてクラスメイト達を味方に付けることが出来た真理は、停学中の隼斗を呼び出し、先日1人で突っ走って危険な目にあったことに関して、自分の非を認めて隼斗にこれまでのことを謝り、2人は仲直りするのでした。
イジメ問題も解決し、仲違いしてからずっと預かっていた子猫のまーちゃんを引き取りに来た真理は、アイリスにまーちゃんからマナを感じたと聞いたため、試しに看破の力をまーちゃんに使ってみると、まーちゃんに名前が表示されます。そして、その名前が行方不明中の裁定の神「マト」だったため、アイリス達は驚きます。隼斗はまーちゃんの拾ったときの状況を思い出し、子猫が眼鏡を触っていて、その日から真理が看破の力を使えるようになっていたことに気付きます。そして、看破の魔法はマトにしか扱えないことから、子猫のまーちゃん=マトは疑いようもない事実として隼斗たちは受け入れることになりました。そして、アイリスがマトの治療を続けて数日。隼斗の停学が終わると同時にマトも喋ることが出来るくらいに回復したため、関係者を全員集め、マトから話を聞くことにします。
マトは至高神の命により転生した魔神アンゴルモア・・・つまり隼斗を監視していました。それは隼斗が信用できなかったからではなく、ちゃんと善行を積んでいるか全ての行動記録を付けていただけでした。裁定の神としての役目を果たす傍らで隼斗の監視をしていたマトですが、ある日、隼斗の監視のために人間界に降りてきたところを堕ちた神によって襲撃され、重傷を負わされました。堕ちた神とは、名をはく奪され神界を追放された神のこと。本来、神は他者のマナを吸収することは出来ませんが、悪霊や堕ちた神、魔神は逆に他者のマナを自分のモノとし力を蓄えていくため、襲撃されたマトは大量のマナを奪われただの子猫になってしまったのです。そして、傷付き倒れたところを真理に拾われ、自我を失う寸前にかろうじて残っていた力で彼女の眼鏡に看破の魔法をかけたのでした。アイリスはこの街に悪霊が多いのは隼斗の魔力によって引き寄せられたからだと思っていましたが、マトの話では、隼斗が来る前から堕ちた神はこの街にいて悪霊を呼び寄せていたということでした。つまり、最近の悪霊騒ぎは堕ちた神の仕業でした。マトが魂の裁判所へ戻るには堕ちた神に奪われたマナを取り返す必要がありますが、それはまだいつになるか分からないことから、マトは真理に代行を依頼します。つまりは真理に看破の魔法で悪霊の真名を見破って冥界送りにしてほしいということでした。こうして、真理は裁定の女神マトの使徒として看破を用いて悪霊を裁くことになったのでした。
マトの力を取り戻すため、悪霊退治と並行して堕ちた神の捜索もすることになった隼斗たち。人間界を観測している八千代ならば知ってるかもしれないと思い、聞いてみるも、堕ちた神は不定形の化け物でこの街に住む誰かに乗り移ったところまでしか観測できず今はどこにいるか把握していないと言われます。しかも、堕ちた神のオーラが分散しており複数の人間に憑りついているとのことで、地道に捜索するしかないという結論に達しました。それからというもの、堕ちた神を捜索しつつ悪霊退治を続ける日々を送っていたある日、教室で美命に先日の盗難事件のお礼をしていないことを指摘され、美命に強引に勧められて強制的にデートすることになった2人。そのデートにおいて、公園のベンチで一休みをしたとき、真理は隼斗に問います。美命のことが好きなんじゃないかと。隼斗は美命のことは好きだけど、それは友人としてだと答え、本当に好きなのは真理だと告白。真理も自分の気持ちに素直になり、“好き”という言葉は口にしなかったものの、隼斗とキスをするのでした。
隼斗と恋人同士になり結ばれた真理。今まで父親のことは自分の信頼を裏切った人と思い込んで嫌っていましたが、先日の盗難事件の件で隼斗の行動を見て、父親は何か事情があって周りから悪く言われているだけなのではないかと考え直すようになりました。隼斗は真理に金木犀をプレゼントしたのが父親であることを知り、自分の家の庭に金木犀を植えようとしていましたが、真理はそれを聞いて、ふと父親について不可解なことに気付きます。父親が自殺する直前、誕生日でもないのにぬいぐるみをプレゼントしてくれたと。そして、次の誕生日にはもっと大きなものをプレゼントすると約束していました。隼斗はそれを聞いておかしいと感じます。何故なら、自殺を考えている人間が娘の次の誕生日のことを約束するだろうかと。もしかしたら自殺じゃないのでは・・・そう考え、父親と会話する手段として、アイリスはマトならできるのではないかと言います。マトは死んだ人間との会話は出来ないが、その魂が今どこにいるのかは調べることが出来ると答え、魂の裁判で真名を記すための帳簿を取り出します。すると、父親の魂が成仏しておらず、未だ何者かに捕らわれていることが判明。真理は母親のせいだろうと言いますが・・・。
父親から最後に貰ったぬいぐるみがだいぶボロボロになったため、アイリスに修繕してもらうことにした真理は、そのぬいぐるみを彼女に預けます。そして、その日の夜、ぬいぐるみの修繕が終わりましたが、アイリスが修繕中にぬいぐるみの中からQRコードの付いたカードを発見したため、真理は早速読み取ってみることに。すると、地図が表示されある場所が印されていました。そこは貸金庫だったため、真理に対する遺言ではいか・・・ということで、翌日隼斗と一緒にその貸金庫に行ってみることにします。しかし、パスワードが分からなかったため、貸金庫を開けることは出来ませんでした。帰りに真理の家に寄っていきますが、そのとき母親が帰ってきたため、隼斗は挨拶をしますが、普通に受け入れられたため安堵。しかし、その後、母親の態度が豹変します。夫から預かったものを渡せと真理に迫ったのです。その狂った様子にただ茫然とする隼斗と真理でしたが、マトが眼鏡を弄るかのようなサインを出したため、真理はまさかと思い看破の魔法を使うと、部屋全体に瘴気が覆われていることに気付きます。隼斗は咄嗟に神力を使い、真理の母親を冒している瘴気を祓います。その後、隼斗は急いでアイリスを連れてきて、真理の母親を治療しますが、アイリスの診断では、母親は何者かにマナを分け与えられたことで夫の幻覚を見ており、その代償としてマナを吸われているということでした。そして、真理の母親にその魔法をかけた犯人に心当たりがあるとマトは言います。それはマトを襲撃した堕ちた神でした。
母親が入信している宗教団体の教祖こそが堕ちた神。その可能性が高くなったため、真理の母親や他に犠牲になっている人たちのためにも一刻も早くその宗教団体をどうにかしなくてはいけないと考えた隼斗達は、美命に事情を話し無花果組にも協力をお願いします。作戦は至ってシンプルで、真理の母親の紹介という形で潜入し、教祖を叩く。その際、荒事になったときや、堕ちた神を浄化した後に操られた人たちが気を失う可能性があったことから、そのときは無花果組に動いてもらうということでした。そして、作戦通り宗教団体の施設に潜入した隼斗たちは教祖を見つけたため、突撃します。しかし、教祖を浄化したものの、堕ちた神の本体は現れませんでした。そこへ別行動を取っていたマトがやってきて、裏口から逃げた男がいると言ったため、隼斗と真理は逃げた男を追いかけますが、その男に追いついたとき、真理は驚きます。何故ならその男は父親が亡くなってからというもの、真理たちの生活の面倒を見ていた淀堀議員だったから。淀堀は堕ちた神と契約し、“死んだ人間と会話できる”という触れ込みで宗教団体を立ち上げ、それを陰で操ることで、堕ちた神はマナを、自分は金を集めることで、政治家になりました。真理と隼斗がそんな淀堀を否定すると、淀堀は黒い霧に覆われ、ついに堕ちた神が姿を現します。堕ちた神は不定形で隼斗は捕えることが出来ず、やがて真理が霧に覆われ幻に取り込まれてしまうのでした。
真理は見せられた幻覚の中で、昔優しかった母親や亡くなったはずの父親・・・そして、友人たちに囲まれ幸せに暮らす日々を見せられますが、こんな偽りの幸福など要らないと否定します。自分の目で“本当”を見たいと。そして、幻覚から抜け出せた真理を抱きかかえた隼斗ですが、真理から落ちた神の瘴気が流れ込み、隼斗の神力は徐々に黒く染められ、マナを吸収されようとしていました。しかし、隼斗は抵抗し、最後の力を振り絞って神力を使い、堕ちた神の力はほとんど浄化され弱体化。最後の力を振り絞った隼斗は、後のことを真理に任せます。真理はマトから帳簿を受けとり、堕ちた神を魂の裁判にて裁き浄化することに成功。こうして、堕ちた神に関する一連の事件は解決し、奪われたマナを取り返したマトも本来の力を取り戻すことが出来たのでした。
堕ちた神に殺された人間は魂を捕らわれ成仏が出来ずにおり、その中には真理の父親もいました。その成仏できなかった魂が、堕ちた神が冥界送りにされたことでようやく成仏することになりましたが、真理の父親は娘のすぐ近くにいました。父親との邂逅を果たした真理は、母さんだけじゃなく父さんも救いたいからと汚職事件の真実を暴き出すことを約束します。すると、成長した娘の姿に安心した父親は、最後のプレゼントに金木犀を添えられなかったことが心残りだったと言い、真理に別れを告げて成仏するのでした。父親が成仏した後、マトは父親の魂が転生門を通ったことを知らせます。罪人は冥界に送られ、善人は転生する・・・それはつまり、真理の父親は罪を犯していないという何よりの証拠でもありました。目を覚ました淀堀は操られていただけで悪くないと言いますが、真理の看破の魔法にはハッキリと天秤が悪へと傾いていました。とはいえ、それは魔法の力を借りたからこそのものであり、真理は神の力は使わず、人の手で裁くことを宣言するのでした。
翌日、貸金庫の中には淀堀の悪事の証拠があると推察した真理は、父親からパスワードのヒントを貰ったため早速取りに行きます。案の定、貸金庫の中には淀堀に関するあらゆる悪事の証拠が入った鞄が入っていました。隼斗はパスワードは何だったのかと聞くと、真理は「きんもくせい」だと答えます。父親の最期の言葉がパスワードのヒントになっていたのです。それを聞いた隼斗は真理と父親の親子の絆が確かなものであったことを嬉しく思います。その後、淀堀の不正の証拠は無花果組の力を借りるため美命に預けられます。そして、その数日後、淀堀は呆気なく逮捕され、真理は父親との約束を果たすのでした。それからしばらく経ち、淀堀の逮捕で真理の父親の無実も証明されたため、今まで真理をイジメていた一部のクラスメイト達が謝ってきたため、真理は反省しているならいいと彼女たちを許します。クラスメイト全員と完全に和解したその日は真理の誕生日でもありました。隼斗は真理を自分の家の中庭に連れていきます。そこで真理が見たものは、大量の金木犀でした。驚く真理に隼斗は祝いの言葉を伝えます。「誕生日おめでとう。これは俺からのプレゼントだ」と。そして、「学園を卒業したら結婚してくれ」とプロポーズします。それは、真理の父親が当時恋人だった妻にしたプロポーズと同じでした。すると、真理は嬉し涙を浮かべながら笑顔でプロポーズを受け止めるのでした。
秤真理編 感想
美命編というか共通ルートから思ってたけど、今作はクラスメイト達の態度が最悪ですね。なんか見ててイラッとする。プラハシリーズのモブキャラみたいな感じ。いつも陰口ばかりで感じが悪い。まぁ最後は和解したけど、なんだかなって感じです。
まぁそれはともかく。ポンコツ委員長は可愛いですね、ニヨニヨしますね、これで眼鏡がなければ完璧でしたが、この話は眼鏡が無ければ成立しないのでもどかしいところです(爆) 話の内容としては、噂など他人の言葉には惑わされずに自分の目で確かめろってことですね。真実はいつも一つ!w
全体的には悪くはないのですが、不満をあげるとするなら、恋人になるまでが長くて、恋人になってからは展開がアッサリ進む点ですかね。一気に解決しちゃって、あんまイチャラブせずに終わってたのが残念です。まぁ一向に話が進まないよりかはマシですが、後半は怒涛の展開すぎて物足りなかった印象でした。前半かなり引っ張ったのになぁ・・・。
Hシーンは少なくて4回。最初が手○キ→フェ○だったので、本番H有りは実質3回ですね。ただ、中間のHで騎乗位→バックと連続であるので、本番Hは4回です。みこっぱいに次ぐおっぱいなので期待してましたが・・・初体験の正常位と次の騎乗位には満足しましたが、後半2回はおっぱいを見せなかったので不満。パ○ズ○フェ○は悪くなかったですが・・・。あと、眼鏡がなければ良かっ(ry
一般シーンだと、まーちゃんと戯れる真理ちゃんが可愛かったですね。どっちが猫だか分からないくらいでしたw 動物好きの女の子はイイですなぅ。あと、美命ちゃんに負けず劣らずお色気シーンが多かったですねw イジられ役がハマってました(爆) 真面目なところではラストの父親との邂逅シーンかな。涙をこらえながら気丈に振舞う真理ちゃんが良かったですわ。ただまぁ、やはり眼鏡が(ry
さてさて、お次はリコになります~。
「よめがみ My Sweet Goddess!」の公式サイトはこちらから↓
眼鏡が・・・眼鏡が・・・w