◆クリエイターと職人と地域のつながりセミナー講演◆
3月13日、市と甲府市商工会議所が主催する講演会
「クリエイターと職人と地域のつながりセミナー講演」が行われました。
台東区にあるデザイナーズビレッジの村長、鈴木淳さんをお迎えし、
「モノづくりのマチづくり~台東デザイナーズビレッジの地域展開~」
をテーマにお話しをしていただきました。
鈴木淳さん
(台東デザイナーズビレッジ村長、株式会社ソーシャルデザイン研究所)
台東区を中心に、台東区立「台東デザイナーズビレッジ」の運営を受託し、ものづくりを行う方の支援を行っているそうです。
デザイナーズビレッジとは、ブランドを持ちたいというクリエイターが入居し、
それぞれの技術を高めていきながら、自分のブランドを育む場所です。
モノづくり人(びと)を台東区へ集めることで、台東区全体がモノづくりの地域になり、
クリエイター個人のブランド力とともに、地域のブランド力を高めることへもつながります。
また、今ではクリエイターだけでなく、モノづくりに必要な材料や工場、職人なども集まる地域と変わってきたそうです
色々なお話をしていただきましたが、私がお話を聞き、印象に残った内容をひとつ紹介します
ブランド化していくには、ファンを増やすことが大切。そのファンを増やしていくことは、
ただ良いモノを作るだけではなく、モノが人から人へと渡るときの人同士のふれあいが大切だということでした。
「良いモノ」をただの「良いモノ」で終わらせるのではなく、さらに「また行きたい所・また買いたいモノ」に変えるには、
作っている人とふれあう中で、モノの魅力以外の魅力を伝えていくことが大切だそうです。
これは、ブランド化に限らず「まち」のファンになってもらう場合など、ほかの場合にも言えることだな、と感じました
鈴木さん、貴重な講演ありがとうございました。
甲府でも、地元でモノづくりが一堂に会すイベントが開催されます
是非この機会に、足を運んでみてはいかがでしょうか?
イベント名: 春のマルシェ
日 時: 3月29日(土曜日)~30日(日曜日)午前10時~午後5時
会 場: 甲府駅北口よっちゃばれ広場