◆魅力が輝る!土屋選手!◆
10月7日、韮崎中央公園グラウンドへ土屋征夫選手のインタビューに行ってきました!
練習しているグラウンドまで、甲府市の中心から30~40分程かかりました
この日は快晴で、取材日和です
取材当時はJ1残留をかけ、一戦一戦大事な試合を勝利するため、気合の入った練習をしていました
練習後の和やかな1枚
今回は、ヴァンフォーレへの移籍加入時にインタビューして以来、約2年半ぶりの土屋選手へのインタビューです
とても良い話から、ここには載せられない話まで、面白い話をたくさんしてくれましたでは、内容をどうぞ
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土屋選手が思う、自身の得意なプレーは。
得意なプレーというのは、自分にはないですね。
J1最年長の土屋選手ですが、ヴァンフォーレ内でも年の離れた若い選手も多いと思います。どのように接していますか。
ほんとに普通に接しているかな。あえて言うなら、今まで自分が年上の人に接されてきたように、若い選手にも接しています。自分が若いときに、年上の人に可愛がってもらってきて、お金ないときにご飯を食べさせてもらったり、いろんな事で声を掛けてもらったり、そうして学ばせてもらったことと同じようにしています。
若い選手に限りませんが、ここは誰にも負けないぞという点があれば教えてください。
全てのサッカー選手が答えることかもしれないけど、サッカーが好きなところは誰にも負けない。人生の半分以上、これだけ長くサッカーを続けているということは、やっぱり好きじゃないとできないかな。
21年間続けてきたサッカー人生を、今までを振り返ってみてどうですか。
振り返ったら、自分の中では、継続してきたことが全て。試合や練習一つ一つもそうだけど、人間の中ではテンションやコンディションが良い時も悪い時もあると思うけれど、そうした波をなるべく大きくしないようにしながら継続してこれたことが自分の中で一番かな。
土屋選手が若い時は、これだけ長く続けようと思っていましたか。
いや、最初は30歳までやろうと思っていたけれど、自分の尊敬するする人達がその先まで続けていて自分ももっと続けようと思って。その先は、岡野さん※1とか、自分と仲が良い年上の人たちが現役で続けていて、その人達と一緒に現役でプレーしていたい気持ちや、仲が良いからこそ、特に負けたくないと思う気持ちがあって、今まで続けてこれたかな。大久保嘉人選手※2とも仲は良いし、日本で一番のFWだと思っているけれど、試合でやりあっているのも楽しいし、お互い負けたくないと思い合っていると思います。
※1 現ガイナーレ鳥取ゼネラルマネージャー
※2 現川崎フロンターレ所属
トレードマークのスキンヘッドは何かこだわりなどがありますか。
こだわりというのはないですが、もう15年くらいは続けているから、これからも継続していきます(笑)
移籍時に、ヴァンフォーレ甲府はチーム力の高いチームだと言っていたのですが、3年目に入ってみて、当時思っていたことに変化などはありますか。
そのままだね、見ていれば皆分かると思う。戦い方とかは賛否両論あるとは思うけど、一つのことを成し遂げる中での総合力や団結力は相当うちのチームは高いと思う。真面目な子も多いし、仲も良いしね。
でも、俺と山本選手は普段は仲が良いけど、試合の中ではよく言い合ったりする。そうしたことをもっとやってもいいんじゃないかな。そうしたら、もっと強い絆が生まれて良いチームになると思う。お互い要求し合うことは、口が悪くなるときもあるかもしれないけど、ピッチから出たら、問題なくお互いああだったね、こうだったね、と話せるような関係が一番だと思う。
仲が良いだけで、なぁなぁな関係だと大きな波が来たときに、それを打開できないんじゃないかな。
今節の試合数も少なくなってきましたが、試合に対する意気込みとサポーターへのメッセージをお願いします。
次の試合のことを聞かれると、自分はいつも言うんだけど、1試合1試合、今までと変わらずに、21年間やってきたように、目の前に与えられたものをしっかりこなしていくだけです。
サポーターの皆は、どんな状況でも、いつも応援して温かい言葉を掛けてくれるし、「頑張って」の一言が大きな力を生み出すので、残りの試合、共に手をとって戦っていきましょう!
2年半前の取材時からブレない返答を見せてくれるバウルさん
インタビューの後も、練習後で疲れているにも関わらず、色んなお話を聞かせてくれました
プライベートでは、家族でよく出かけるそうです現在お子さん4人の父親で、近々5人目が生まれることもお話してくれました無事に生まれることを祈っています
1974年生まれ。ブラジルでのプレー経験もあり、さまざまなクラブでプレーしたのち、2013シーズンに東京ヴェルディからヴァンフォーレ甲府へ移籍。3年目。