WANDS 「世界が終るまでは… [WANDS第5期ver.]」 MV
暑いですね! 一方で大雨でタイヘンな地域もあり、わたしもこの気圧差にやられています。 カラダはじょうぶで 暑いだけとか寒いだけとかならけっこう耐性があるんですが、「差」には弱くなっています。ムスメとともに 寒暖差アレルギーもちなので、家のなかの寒暖差をなくしたくて、全体に弱冷房で快不快の境をあいまいにしておきたいんですが、オットは快の指数をあげることに血道をあげていて、とにかく閉めきってエアコンをがんがんかけて ひんやり~した一室から むっとした暑さの廊下にでたときの あのプール上がりのような空気が皮膚に膜をつくっているようなあの感覚、緊張と緩和の行ったり来たりが好きなようで、これは早死にフラグだな ムスコが一人寝するようになって 寝室4つになり エアコンが各室で夜中じゅう稼働していて、この夏の電気代がコワい・・・・・
目にもあざやかな畑夏野菜のぶっかけうどん。ドンキで900g400円で売ってたなぞの「丸亀」乾麺うどんでパクリジャネエノカ?
さて、今年もこどもたちのピアノ発表会がやってきました コロナ真っ最中でも生徒数が減っても ほんのすこしの会費で毎年ちゃんとやってくださいます。わたしは、うちの子以外のこどもを見分けたり覚えたりするのが苦手なんですが、毎年の発表会で 曲とともに定点観測しているのでしっかり覚えられて、よそのお子さんの成長ぶりを見ることができるまたとない機会。あたりまえだけど、うちの子以外の子も成長してるのね~
まずはうちのふわふわちゃん(小6男子)。
見に行った劇団四季の劇中歌からソロで一曲、わたしと連弾でアイネ・クライネ・ナハトムジークを。ムスコはおどろくほど上達しないので まだまだ連弾のお相手を務められそうです いいんです、信頼できる家族以外のオトナとじっくり時間を過ごすことが 習い事の目的なので。ピアノはその道具であって、ようはなんでもいいしどうでもいいのよ 実際レッスンの半分は 先生とムスコの電車トークだからな
ドライカレー チキンソテーをした後のグリルパンで生米を炊きました。
とはいえ、最近ムスコの塾通いを検討しはじめています。というのも、クラスが荒れていることは書きましたが、宿題をしてこない子が多くて、いまは授業時間を削って 毎日1時間は宿題をする自習の時間が設けられているそうな。そのなかで ムスコは早々に宿題を終わらせて、自学(じぶんでテーマを決めて取り組む学習)も終わらせて帰宅してきているような状況なんです。
なんで、帰宅して友達と遊んでごはん食べて風呂入って寝る・・・・・・・・・・あれ?家で勉強しないの? ってか宿題という習慣がすっぽり抜けたせいで そこに継続していたはずの時間割とかピアノ練習まで 同時に抜け落ちてしまっていて、せっかくこれまで数年かかって培ってきていた家庭学習の流れが ほんの数か月であっとゆーまに失われてしまいました。
ふるさと納税でとろろを取り寄せ。真っ白で贅沢感そそられます~
これはやばいと これまで土日に集中的にしていたチャレンジ(ベネッセ)を平日に分散してするようにさせていますが、宿題みたいに数十分にがーっと集中してやるものじゃないので、ピアノの先生にも「最近ぐりくん、ちょっと注意力が散漫かなあ」・・・・・そうなんですよね。中学校生活で一番ひつようなものが 小6で急に失われてしまった状況です。中学校の最初ってけっこうタイヘンだよね。部活動がはじまって、時間がないから帰宅後怒涛のように勉強しなきゃなんないし。
こどもの性格にもよるんですけどね。ぐりは姉とちがって じぶんへの負荷をほとんどかけないタイプなので、ある程度かっちりしたその流れに乗っていたら 必然的に勉強をすることになるっていう枠組みがひつようなんですよね。流れに乗るのはうまくて、ひらめき型の理系なので、そこはかとないおだてムードに乗れれば 高く高く舞い上がれる気はするんですが。
なんで、学校外でも集中して勉強する習慣をつけておきたいっていう理由で、塾も検討しはじめているんですが、べつに勉強に遅れているわけでも 中学受験をかんがえてるわけでもない場合、どういったところがいいのか 学校がますますおもしろくなくなりそうだから あんまり先取り学習もさせたくないんだよね~~~
ムスコ焼き肉プレート。去年の夏キャンプで焼肉が食べられるようになりました~
そして、親にも上の子にも学習塾経験が皆無なので(大学受験ですら)ましてや小学生の塾なんて想像もつかない・・・・・
そして、うちの猪突猛進ムスメ(高2女子)。
去年の「悲愴」に続いて、今年は「月光」の第3楽章を。(ともにベートーベンのソナタ)
2年ぶりに見に来てくれたじーちゃん(オット父)が「ひとりだけあんなに長い時間弾いててメイワクちゃうんか?」・・・・・まったくだ。
ムスメ焼肉プレート。
家では切れ切れにしか練習してるとこ聴いたことないので、通しで聴くと まずその長さにびびります
そうなんですよ、ムスメが練習しているとこあんまり聴いたことないんですよね。ずっとなんでもっと練習しないんだろうとおもってましたが、発表会前日 これまた練習するのを忘れていたわたしとムスコが連弾していると ムスメがにゅっと首を出し「夜7時以降はピアノ弾いたらダメなんだよ」
・・・・え!? そうなん?? ダメなん?? うち一応高気密住宅で ほとんど音漏れてないんだよ?
オットに確認すると「常識だろ?7時以降は夜なんだから」とのこと。
ムスメが部活終わって帰宅してくるのは7時以降。
・・・・・・・練習しないじゃなくて、練習できなかったんだ!!
という事実に気がついた、中学校入ってから同じ状況だからええと5年目の夏でございました。オットにあわてて交渉して 夜8時までは弾いていいって修正してもらったよ オットはピアノにまったく理解ないんだからしょーがなかったとして、わたしがもうちょっと早くそれに気づくべきでした💦💦💦(サイレンサーはついているので 7時以降もまったく練習できなかったわけではないんですが)
ま~よくそんな環境で暗譜してほぼノーミスで弾いてたよな ムスメコワい・・・
ある日のこどもランチ。手巻きは手間なのでたまにしかつくりません
去年の悲愴は「和音が・・・・和音で抜けちゃった音符が逆襲してくる・・・」夢を見たくらいでしたが、今年の月光は手こずったようで、わたしの知ってる月光とあまりに違うので(なんか演歌風?)といっても、高2女子がピアノ初級者のわたしの提言を聞くわけもなく、中古で安かったバレンボエムさんの演奏を送迎のおクルマのなかで聴かせていましたが、
「そうなんだよね、ここがむずかしくて」
くらいのコメントを述べるだけで、一向に演奏変わらず。
夏野菜消費中。揚げてめんつゆが最強。
わたしはもともとベートーベンのピアノソナタっていうとまずアシュケナジーなんですが、古すぎて今はCDが手に入らず。自分的にはyoutubeで常時聴けるのでモンダイないんですが、どうやってムスメに聴かせるかなとおもいあぐんでいたところ、ピアノの先生がレコードをおもちだそうで、わざわざレコードをCDに落として録音してくださいました。
アシュケナジーの月光、古いし音も悪いし、いまのキラッキラした演奏とはぜんぜんちがうんですけど、ホントにいいんで、機会があったらぜひ聴いてみてください。狂気との境目を その深淵をふとのぞきこんだような危うさとそれに立ち向かう勇気みたいなものが 平凡なワタクシにですら稲妻のように感じ取れる演奏で、レコード起こしなので ちょうど第3楽章を ちょうど送迎のタイミングで流すことがなかなかに難しく、結局2,3度しか聴かせることに成功しなかったんですが、バレンボエムさんのときには茶々いれまくりだったムスメが だまって息を詰めて聴いている
そして、ムスメの演奏が劇的に変化しました。墨画が油絵になったような、水面が泡立ってくる瞬間を見たような。すばらしい演奏の力って 時代を越えて自在に波を起こせるものなんですね。
カレーポットパイ
そんななかで発表会の日を迎え、迎えた会場のピアノが
「あまり手入れされてない」(先生談)
だったらしく、鍵盤が軽くて 音が出すぎる状態だったとかで、わたしやムスコは気分よく弾けたんですが、先生やムスメには厳しいピアノだったようで、音が鳴りすぎるのと 抵抗がなさ過ぎて指がすべるので どんどん早弾きになり、見ているわたしからは ぴょんぴょん跳ねる仔馬をムスメが追いかけてつかまえようとしているような、ロデオしていてぶんぶん振り回されているムスメを見ているような あれ?このメロディどこまで弾くんだっけ? 音が聴こえすぎて最終音がわからん! そして、最初に会得した演歌風が復活アシュケナジー無駄にとにかく、基本に戻ってなんとか立て直そうとしている
無表情なんだけど、わたしにだけわかるめっちゃ困ってるムスメ!
3歳くらいの保育園児のムスメが、言いたいことをうまく言うことができず、顔を真っ赤にして こぶしを握り締めて ぶるぶる震えている姿を思いだしました。いい ひさしぶりに見る困ってるムスメの姿 たのしすぎる~んとずっとニマニマ見ていました。
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