すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

障害は個性ではない

2016年11月03日 | 育自とな(ダーク)
いただいたPTA関連の冊子に ミョーに この 「障害は個性である」 というのが連呼されていて、 そうかな? とおもったので書いてみました。

「障害は個性である」 っていうのは このあたりから来ているようですね。

「我々の中には、気の強い人もいれば弱い人もいる、記憶力のいい人もいれば忘れっぽい人もいる、歌の上手な人もいれば下手な人もいる。これはそれぞれの人の個性、持ち味で、それで世の中の人を2つに分けたりはしない。  同じように障害も個人がもっている個性の1つと捉えると、障害のある人とない人といった一つの尺度で世の中を二分する必要はなくなる。」 
                            総理府編「障害者白書 平成7年版」 (1995.12)「バリアフリー社会を目指して」

これはたしかに 個人主義の国で 個性を重視する風潮がある場所ではなるほどな意見ですが、 絶対評価で均一社会な日本ではどうかな~ 個性を大事にしてないのに 障害は個性っていわれてもね~・・・・


障害も個性のひとつとおもって 伸びるところを伸ばしましょう、 ととるか、 個性のひとつなんだから 自己責任でね、 ととるか・・・・


見出し写真のみかんは温州みかんでとってもおいしいんですが、 こっちの皮の厚いみかんは 毎年処分に困っています。


わたしは生来の弱視力なんですが (矯正できるので弱視ではない)、 まわりのものが見えないことを 「個性」 と言われると それはつらいよね。

小学校中学年くらいで 視力が弱いことに気づいてもらえるまでは 人の顔もわからないでぼんやりしているので 発達のほうをずっと親も疑っていたそうです。

体育でも どこからボールがとんでくるかわからないので どっちに行けばいいのかもわからないし、 走りもゴールが見えないので どこまで走ればいいのかわからない、 黒板の字がというよりは 黒板の位置がわからないので ノートもとれない、 それは個性じゃないよね。

じゃあ 困ったことばかりかというと 近くのものは見えるので (近くのものしか見えないので) 本をよく読むし、 目にできる少ない情報から最大の結果を出すという訓練にはなったかとおもいます。 つまり、 ペーパーの勉強はよくできました。


柿もさいわい今年は不作。

あえていうなら 「障害は個性にすることもできる」 ってところでしょうか。

「障害」 から 「困り感」 を引いたところに 「個性」 は残っているのかもしれません。

 コルクスクリューがこわれました。

 ワインを飲むためなら がんばるわたし。

 つぎは電動ワインオープナーを買いました。 ホイルカッターもついているそうで たのしみ。


なんで こんなことを書いているかというと またぞろ保育園から 「就学に向けて ぐりくんの発達について 機関に相談してもいいか」 と承諾を求められたから。

いや、 ありがたいんですよ。 行政に率先して 対策を取っていただけて、 ホント。

まだ 年中さんの11月に。

12月に入ったら うちもなにか就学に向けて アクションを起こさなければとおもってたところだし。 まずは、 また検査だな。


ありがたいんですが、 ・・・・・・なんていうか 宿題をやろうとおもっていたら 「宿題しなさいよ」 って言われた子どものような気分ではありますが・・・・・


てゆーか うちのムスコ、 いったいどんだけ~

なんで 発達教室からもう来なくていい、 発達専門医からも 「それほどとはおもいません」 って帰されても返されても、 またつぎがすぐ出てくんの??? もぐらたたき???? ていうか 返しても返しても めげずに攻撃される卓球の愛ちゃん??

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 里芋ほりと仕事をことわるこ... | トップ | 大学生のいない町は滅びる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

育自とな(ダーク)」カテゴリの最新記事