すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

里芋ほりと仕事をことわることも大事

2016年11月02日 | お仕事
里芋をほるぜ!!



毎回 このリッパな葉がもったいなくてしょーがない。




事業終了が決まった わたしの仕事ですが、 沈む船からは当たり前にねずみは逃げるもので (逃げないほうがおかしいよな) 人手がばかみたいに足りません。

まず 割の合わない土日出勤から ほとんど人が撤退してしまったので、 わたしが穴埋めで土日出勤。


なんでそこまでするかっていうと、 経営者に 次の事業で 名義貸しの定収入を約束してもらっているから + 来年の保育園に出す就業証明書を書いてもらわないといけないから。 


次があるから・・・・ というか、 次がないから そこまでつきあえるともいえます。


もともと、 オットとの取り決めで 来年の就業証明書を5月に書いてもらったら 即辞めることになってました。 ムスコの就学準備のために。 

それに ムスメのときの経験で 新一年生のうちは 帰宅も早いし 家勉強のペースもつくってやったほうがいいことがわかったので、 ムスコが年長、新一年生の2年間は 仕事せず 家にいる予定です。 なんで、 今回の事業終了は 渡りに船というか 計画が前倒しになっただけなんですよね。

 さっそく蒸して

 粗塩でいただきま~す

ところが、 粛々と終わればいいものを (それでなくても 追い込みでタイヘンなんです) 欲目がでてきた経営者が 在庫を掃いてしまいたいらしく、 土日にセールをやるから その宣伝をしろと せっついてきました。

それでなくても 残務処理でタイヘンなのに さらに営業?? しかも、 セールなんかしたら 土日ずっとそれでつぶれるやん。 しかも、 それで取った仕事の責任もわたしに押し付けるんでしょ??

上からの指示とはいえ じぶんの首を絞めるだけの業務はしたくないです。

 里芋グラタン
里芋マッシュがもともとクリーミーなので ホワイトソースとか生クリームとかがいらず ヘルシーです。 ふわふわ感をだすのに 豆腐もいれてます。


残務処理で いまごろになって わたしが家庭の事情であまり出勤できなかった夏休みの源泉の計算をしてたんですが (ホントは毎月しないとだめです)、 わたしのいない穴埋めに べつのスタッフが刈りだされていて みなすごい残業をしていて 申し訳ないな~と見ていたら、 ふと計算書を見ると すごい時給がついている!!

通りかかったパートの方に聞くと、 「こげさんのしてる業務をたのまれたんだけど、 そんなんわたしの仕事範囲じゃないし 内容もおなじ時給じゃ割りがあわないってことわったら、 とにかく時給は上げるから いるだけでもいてくれ、 ってたのみこまれて」 だそうです。


なんだとう~ そんな交渉の余地があったのか!!

 逃げ恥の最新刊

この話、 わたしは なんでも金額換算してしまう主人公と高齢童貞のカップルがきもちわるく ぞわぞわしながらも、 セリフがおもしろいので読み続けていたんですが、 この刊で このストーリーの焦点が 明確になってきた気がします。

主人公が 商店街の活性化を手伝うことになるんですが、 まわりが 「当然ボランティア」 と思い込んでいるところ。

そういう 「正当に評価されず 金額換算されていない仕事」 「そのくらいしてくれるよね、 ついでに」 みたいな仕事で じつは社会ってまわっているんですよね。

また、 それを諾々と受け入れて してしまう人がいるから、 その仕事じたいの評価も下がって、 全員が不当な見返りで 社会に必要なその仕事をしなければいけなくなる。

そういう正当に評価還元されていない仕事をすくい上げていくところに 次世代の経済の未来があるような気がします。


ちなみに 海野つなみでは これがいちばんおすすめ。 →  豚飼い王子と100回のキス

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