すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

床下点検口の断熱材とシロートが口を挟むキケンについて

2009年08月31日 | おうちをつくろう
おとうさんは 仕事で機械設計をしているのですが、 もしその設計室に シロートオタクが 「ネットでは こう言ってたんですよ」なんて 乗り込んできたら

 「まちがいなく殺る」

プロのプライドっちゅーもんがあるんだそうですヘエ


そう思うと おうちづくりって 特殊な業界ですよね


さて、 今回のシロートオタク施主のアンテナにひっかかったのは 「床下点検口」


床下点検口は 住まいのメンテナンスには必要不可欠なもので、 これがないと 水漏れや配線確認のたびに 床をひっぺがさなくてはなりません。 建築基準法にも明言はされてませんが、 設置が義務づけられています (他から床下に入ることができれば不要です)。


うちは 床下収納つきタイプの床下点検口が1つ標準仕様なので、 それをキッチンに。

1階は 床材が無垢材なのですが、 それも モンダイなく 点検口フタに同材を はめこんでもらえます。 無垢材がぴったりはめこまれた点検口を見ると なぜかいつも感心してしまいます


おとうさんが キッチンの点検口からだと バスルームと洗面所の床下まで 見えないというので、 オプションで もうひとつ点検口を 洗面所横のWIC兼家事室に。

まあ キッチンの点検口から下りて 匍匐前進すれば 床下どこも見ることができるんですが、 おとうさん的には のぞけばすぐに水がついているかわかるようにしておきたかったようです。


ホントは 洗面所につけるのがベストなんですが、 ヒトの行き来が多いところに 不安定な点検口をつけないほうがいい (まあ点検口のフタの下は空洞なわけですしね) というのと、 洗面所の床材が パナソニックのサニタリー用のタイル?石材?っぽい材質なので 開け閉めの衝撃で割れやすいということで、 大工さん提案で WICの収納棚の下につくることに。

どちらの点検口もパナソニックの「秘蔵っ庫」


ところが 折から 気密・断熱ブームのおとうさんが、 点検口が気密・断熱されていないと騒ぎ出しました。


そういや 床下の基礎に下りられるようにするため 点検口の下の断熱材や下地は切り取っちゃうのよね

そんで 基礎パッキンだから 床下は 風がすーすー通っているはずなのよね

う~ん、 なんかわたしまで 冬場 冷気が点検口から 足元にぞくぞくっと 昇ってくるような気がしてきた・・・


パナソニックのカタログを見ると 点検口のフタと外枠に発泡スチレンの断熱材を貼り付けたタイプもあるし、 断熱材の後付けもできるようです。

とりあえず 見積もりを出してもらってますが。。。

実際のところ 断熱材なしの点検口だと それほど不具合があるもんなんでしょうかね? どうせ キッチンは キッチンマットを敷くだろうし・・・

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2 コメント

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省エネ対策4 (建築士です)
2011-08-01 17:21:49
住宅エコポイント等で省エネ対策等級4が標準的になっています。
設計審査では推奨されていませんが、起こり得るクレームです。(以前より懸念していた内容)IBECのQ&Aでは、小さな開口としてみなすと言っていますが、「出来れば気密断熱仕様を使ってほしいような文章です。」ここって、施行者の責任において処理してほしいようです。
 今後、長期優良住宅等や、省エネ対策等級4の家では起こり得るクレームですので、対策しておかれた方が良いかと思います。パワービルダー等では、標準装備ですよ。
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建築士ですさま (こげ)
2011-08-02 05:59:28
コメントありがとうございます。

長期優良住宅等や、省エネ対策等級4・・・にはもうすでに興味がなくなっているのですが、 住宅性能は高いに越したことありませんよね。

実際 真冬積雪時は 足元から冷気がのぼってきます。まあ逆に雪国でも その程度ですんでいるとも言えますが・・・

開口部であることにはかわらないので、発泡スチロールを張るのがてっとりばやいかなとおもいます。
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