つれづれのこと(みーたんの庭)

ローカリズム推進楽会、大好きな山野草・山菜・野草、日ごろの料理講座の案内などを綴っていきたいと思います。

フォト狂句

2014-03-05 | さつま狂句

 1月と2月のフォト狂句

嬉しい受賞作品

  第55回にがごい会フォト狂句最優秀賞発表! - 塚田 黒柱

                                                                            2014/01/31 (Fri) 04:55:00

(人)
寒(さ)むは無(ね)か ぞっぷい濡(ぬ)れっ雪遊(ゆっあす)っ
          茶畑(1月19日掲載分)(雪遊び)

(寸評)
上五を少し修正してみました。原作は「寒むものし」でした。
子供の側に立った表現です。

それを爺ちゃんか婆ちゃんから見たようにしてみました。

立場の違いですが、後者の方が子供(孫)の元気な雪遊びを

温かい目で見守っている様子が表現できるのではないかと思いました。

さらに、自分の子供時代を思い出しているのかもしれない

ということまで想像されるのではないでしょうか。

作品の鑑賞の仕方はそれぞれの読み手のそれまでの生活経験や感性、

積み重ねてきた知見などで違ってくるものですから、評価もそれぞれです。

作者の意図とは違うかもしれませんが、私なりの味わい方をしてみました。

本来は原作のまま味わうのが原則で、私の解釈は邪道かもしれません。

皆さんはどう思われるでしょうか。

 

第56回にがごい会フォト狂句最優秀賞発表! - 塚田 黒柱

2014/02/28 (Fri) 04:23:08

(自由吟の部)(天)

女房(かか)あ今日(きゅ)も 雀(すっめ)ん学校(がっこ) 料理実習(じゅいじっしゅ)
 
         茶畑(2月25日投稿分)(料理教室)

(寸評)
一読必笑に近い句と言ってよいでしょう。


写真と狂句がぴったりマッチした理想的なフォト狂句だと思います。

句だけでも十分に楽しめますが、写真を見るとその場の雰囲気が

じかに伝わってきて笑いが込み上げてきます。

写真と狂句のマッチングはなかなか難しいのですが、

これはお手本になる作品だと思います。

余計な解説の必要の無い申し分のない天賞です。

 

以上にがごい掲示板より

 

コメント (4)
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