「そば打ち 幸甚」の挑戦  ~ 第2章 ~

蕎麦屋っつーのも悪くない。
そばを通して人とつながり、そばを通して人生を味わう。
幸甚の挑戦は第2章へ!

9月に入り・・・

2010-09-05 18:56:44 | 日記
大曲・最大のイベント「花火大会」も盛況に終わり、まだ疲労が抜けぬまま蕎麦打ってます。

9月に入ったというのに日中はいまだに30度。通常、花火の頃は秋風が吹き夏の終わりを感じさせるのに

今年は、まだまだ暑い日が続きそうです。

限定の常陸春そばも8月下旬には使いきり、先日は会津の新そばを10kgほど分けていただき打ったりと

この端境期の蕎麦の使い方が難しいですが、来週末には北海道産の新そばが入荷しそうです!

最近打つ「十割蕎麦」は以前より艶やかで喉越し良く仕上げています。

以前まではややボソボソ感があったのですが、より丁寧に打つことでこんなにも仕上がりが違うのだと

3年目にして気づいてしまいました。もちろん気づいたことはそれだけではありませんが・・・。



二八蕎麦よりはるかに野趣溢れる風味が楽しめる十割蕎麦。

蕎麦の姿は、二八より気持ち太め、表面にうっすら透明感を伴った艶やかな仕上がりで、

わずかにそば殻が野趣を演出。喉越しも以前より格段に良く、噛まずに飲み込むとそば殻が喉をくすぐってくれます。

噛んで楽しむともちろん蕎麦特有の甘味が堪能できます。

ここ最近十割をご注文される方が増えたような・・・?!