大利根町の田んぼも、ここにきてだいぶ黄金色になってきたようだ。
いよいよ新米まで、カウントダウン!
きっとコシヒカリや、夢ごこちも来週末には稲刈りが始まっているだろう。
新米シーズンを目前にしたこの時期は、毎年のことだが気持ちが高ぶり、楽しみ。
ただし、今年は米価の下落、販売低迷、高温障害などの不安がつきまとい、
例年以上にシビアになりそうで複雑な心境でもある。
当店事務所で、最近生産者とよく話しをするけれど、厳しい現状に嘆き節ばかり・・・。
そんなことは関係ないように、田んぼのイネは、どんどん成長し、収穫を待つばかり。
きっと生産者にとって、イネを育てて販売、出荷するということは、自分の子供達を
社会に送り出すような気持ちであろう。
期間は短いけれど、生産者が大事に手塩にかけたお米。
だからこそ出来上がったお米だけの判断だけでなく、ここに辿りつくまでの工程を
大事にしたお米を中心に扱っていきたいと思うし、消費者にもそれを伝えていきたいと。
だから当店では、食味計をフル活用!(来るシーズンに向けメーカーでメンテナンス中)
決して見た目だけがいいお米ではなく、さらにお米のおいしさを決める成分を調べ
納得のいったお米だけを販売いたします!
また新そばも楽しみですが、今年は茨城の一生産者より、常陸秋そばを、
昨年より大幅に分けてもらえることになったので、高品質なそばを安定供給できると
思います。
この生産者の青刈りした常陸秋そばの新そばは、緑がかって風味抜群。
実は私は新米より、この新そばが待ち遠しい(笑)。
そばは、北海道産と生産者限定の常陸秋そばを中心とした販売予定です。
現在は埼玉でも、年々休耕田でのそば栽培面積が拡大中。
ちょうど今、そばの種まきの時期です。
稲刈りが終わる頃には、真っ白なそば畑があちらこちらで見られるはず。
そうそう、北海道の幌加内は、今頃、丘陵地一面に、真っ白な花が咲いて
きれいだろうな・・・。
まもなく収穫の秋、楽しみです!