北海道から、今が旬のアスパラが届きました。
ご覧の通り、かなり太くて立派です。多分サイズも一番大きいものでしょう。
早速、茹でてマヨネーズをつけて食べましたが、柔らかく甘みがあり、
最高においしいです!アスパラは、やっぱり北海道産が一番!
それと、札幌のバルナバハムのソーセージも頂いたので、アスパラと、
舞茸とバターで炒めて食べましたが、相性抜群でおいしい!
ごはんもすすみますね。素材がいいものは、シンプルイズベスト。
このソーセージは、ネット販売もしていなく、なかなかお目にかかれないもの
だったので感謝です。
このアスパラを見て、ふと今は亡き、相馬先生(元・拓殖大学北海道短大教授)の
講演(もう何年も前)での話しを思い出しました。
相馬先生は、元・道立中央農業試験場長でもあり、そうま博士として、
テレビ・ラジオにも出演。著作も多数あります。以下講演での一部抜粋です。
「スイートコーンを一晩立てたまま保管したものと、横積みしたものでは、翌日食べると
間違いなく立てておいたスイートコーンが美味しいのです。スイートコーンは、アスパラ
ガスと同じように、風が吹いて倒れても、きちんと立ち上がりますよね。それは植物が
、上下感覚を持っているからです。ほうれん草もそう。一晩横にしておくと、無駄な
エネルギーを使うために、糖度が32%も減ってしまうのです。アスパラの糖度は、
15%が減少する。だからおいしくなくなるのです。ほうれん草だって、冷蔵庫の中で
3日間横にして寝かせていたら、ただのゴミになるだけ。皆さんが出荷するスイート
コーン、ほうれん草、アスパラガスには、そのような情報は付けていますか?
”情報化社会”は言葉遊びではないのです。売るのは、”物”ではないのです。
農産物が持っている特性、情報なのです。」
基調講演『ライスランド(米王国)の果てしなき野望』
~食・農業・農村の新たな可能性を探る~ 「田園アンサンブル」in北海道深川市より。
私は、恥ずかしながら知りませんでした。早速このアスパラは、冷蔵庫で立てて保管
しています(笑)。
「農業こそ、明るい未来産業だ!」この言葉が胸に響きます。