今日は、手打うどんの食べ比べを。
まずは、現代のうどんといえば、何と言っても、ASW(オーストラリア産)。
うどん屋さんや、スーパーに並んでいる茹で麺、乾麺の多くが、このASWを使用しています。
今日は、当店でも販売している日清製粉の最高級手打用粉・白椿。
打ちやすく、白さと光沢、滑らかさが特徴。コシが強くのど越しも抜群!
次に、よく『地粉』と言われている、群馬産農林61号。
昔からの小麦の代表格で、うどんに適しています。
ASWに比べ、まとめずらく、色も茶色で、コシの強さ、のど越しの良さも劣ります。
しかし、小麦の味が強く、もちもち感は、勝ります。
お互いにそれぞれの良さがあるので、あとは好みの問題ですね。
あとは、ASW50、地粉50のブレンドでもおいしいうどんができます。
現在の主流は、圧倒的にASWですが、こちらはご承知の通り、国際的に価格が高騰し、
今年の4月に、大幅値上げになり、秋にさらに値上げだとか・・・。
地粉は、それほど価格の変化はありませんでしたが、最近やや値上がり傾向です。
今までは、庶民的だった外国産小麦のうどんが、秋にはちょっぴり贅沢品になるかも?
そんなことをしみじみ考えながら、おいしく頂きました。