
白澤卓二著 朝日新聞社 P143より引用
ISBN978-4-02-330266-2 1300円+税
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「ちょっとやせ気味」が老いを食い止める
カロリーを制限する、すなわち腹七分目に
すると、すぐに効果が表れるのが体重である。
体重は毎日量るようにしたい。現在売れてい
る体重計はグラム単位ま量れるようになって
いるから、日々の変化がよくわかる。計量は、
朝の起床直後と夜寝る前の2回。できれば、
これを記録することを勧める。前の晩に食べ
ぎたなと思っていると、翌朝の計量では確実
に体重は増えている。(中略)
96歳になっても現役の医師を続け、月に何回
かの講演もこなし、精力的に執筆活動を続け
ている聖路加国際病院理事長の日野原重明先
生は、1日の摂取カロリーが、1400キロ
カロリー。このカロリー量は、自分の基礎代
謝を測り、診察や執筆にはあまりエネルギー
を使わないと判断し、決めたという。(中略)
朝食は100パーセント天然ジュースと植物
油大さじ1杯、冷たい牛乳を1本、コーヒー
入りの温かいミルクさらにレシチン(脳の働
きを良くするというリン脂質を含む脂質の一
種)のパウダーを大さじ1杯。時間があれば
バナナを1本加える。
昼食は、冷たい牛乳とクッキーを2、3枚。
夕食は、かに玉、鮭の南蛮ずけ、ナスの田楽
冷奴、グリーンサラダ、あさりのすまし汁、
漬物、ご飯。(中略)
なかなか理想的な食事をしておられるが、も
う少し、たんぱく質を取れば、なお良くなる
と思う。
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▼腹七分目だと必ず体重は減っていく。とあ
るが果たして七分目で我慢できるだろうか?
つい一口欲しくなるのが人情ですね。何でも
我慢をすることが目的達成の近道です。とこ
ろで↑の日野原重明先生は現在確か98歳では
と思いますがお元気ですね。お昼なんか牛乳
とクッキーだけでいいのでしょうか。すごい
ことですね。昔は「腹八分目に医者いらず」
とか言いましたよね。今はカロリーが多いか
ら七分目ですか。夏肥えのお腹に七分目の食
事で当分やってみましょう。今週は健康診断
もあることですから。
