医学博士 米山公啓著 中経出版 P62より引用
ISBN4-8061-1418-9 1400円+税
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ブドウ糖は脳を活性化させるエネルギー源
◆仕事の能率は朝食で決まる
記憶力をアップさせるには環境が大
切です。では、食事との関係はどうで
しょうか。そらにはまず、脳がどんな
仕組みでエネルギーを得ているか知ら
ねば生りません。脳のエネルギーの源
になるのはブドウ糖です。血液中にあ
るブドウ糖です。血液中にあるブドウ
糖の50パーセントは脳によって消費
されます。こんなに大量のブドウ糖を
使う臓器は他に在りません。脳にはエ
ネルギーとして、1日120グラムほ
どのブドウ糖が必要です。糖にはいろ
いろな種類がありますが、ブドウ糖以
外の糖では脳のエネルギー源にはなり
ません。(中略)
ブドウ糖は口からそのまま入ってくる
ことは少なく、食物を通じてからだの
中で作られていきます。ご飯やパン、
麺類などのでんぷん質の食物からブド
ウ糖を作ります。ご飯やパンを食べて
30分くらいたつと、血液中のブドウ
糖(血糖)はピークになります。そし
て次々と脳に送り込まれていくのです。(中略)
血糖値が1日のうちで一番低くなるの
は朝食前です。睡眠中にも脳はブドウ
糖を使っています。夢を見ていること
からしても、脳は完全に休んでいない
わけです。
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▼でんぷん質をとると30分くらいで
ブドウ糖に変わる。丁度その時分に眠
くなりますね。ついうとうとしてしま
います。頭の中はブドウ糖で一杯にな
るのでしょうか。やはり朝食を取らな
いとブドウ糖が脳に行きませんね。こ
れでは脳がはたらくわけがありません
ね。ガソリンのない自動車状態です。
ところで、相棒はよく朝方夢を見ます
が、脳にエネルギーが残っているから
なのかな?因みに私はほとんど夢を見
ません。頭の中は空っぽのガス欠状態
なのでしょう。
こめぞう