
中日新聞 2011年2月12日 21面より引用
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若い女性を中心に、だしを取って料
理をする機会が減っているのを背景
に、だしを見直そうという取組が始
まっている。だしをテーマにしたユ
ニークな「カフェ」なども登場した。
(福沢英里)
総務省の家計調査によると、昆布や
煮干しなどのだし素材の購入数量は
減少の一途をたどっている。「この
ままでは、家庭での料理離れが進む
一方」。cafeは、危機感を抱いた味
の素が、二十代~三十代の女性を対
象に、だしを使った味噌汁やお吸い
物を無料で味わえる場所として始め
た。(略)
だしを使うと、おいしくなるのは「
うま味」のおかげ。料理の味を決め
る五つの基本味の一つとされ、昆布
などのグルタミン酸は「アミノ酸の
うま味」、かつお節のイノシン酸な
どは「核酸系のうま味」といわれる。
両方を組み合わせると相乗効果で、
うま味がより強く感じられる。
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▼私がだしを引いて料理をすると薄
味らしく、相棒とはちょっと基準が
違うなと前から思っていましたが、
↓のレシピを見るとやはり私の引き
方が違っていたようだ。
昆布とかつお節の一番だし
1、水1リットルと日高昆布10g
(利尻昆布なら15g)を鍋に
入れ、中火にかける。
2、沸騰しないよう、60度を保つ
火加減で、じっくり煮だす。
(日高昆布は40分、利尻昆布
は60分が目安)
3、味をみてから、昆布を取り出す。
4、火を強めて沸騰直前まで沸かし
かつお節25gを一気に入れる。
5、あくを取り、キッチンペーパー
を敷いたざるでだしをこす。濁
りの原因になるので絞らない。
早速やってみようと思います。じっ
くりと煮だすのがポイントらしい。
