クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

文化財セミナー 旧岡田家収蔵の「津綟子肩衣(つもじかたぎぬ)」について

2011-02-27 19:40:56 | 生涯学習


当市楠歴史民俗資料館の文化財
セミナーに行ってきました。
講師は 浅生悦生氏(三重県文

化財保護指導員)今回のテーマ
は資料館の蔵で見つかった
「津綟子」(つもじ)について

の講義でした。「津綟子」は、
江戸時代の伝統工芸織物の一つ
で、麻で織られた武家用の衣類

が津の藤堂藩から将軍や諸大名
への贈答に用いられていました。
現在、完全な形で保存されてい

るものがほとんどなく「幻の衣
装」といわれています。その貴
重な肩衣が岡田家に残されてい

た。

津綟子の特徴
 綟子織(もじおり)・・・搦織り。整然とした隙間、特殊な器具使用
 夏物衣料・・・・肩衣・帷(とばり)たれぬの・袴・素襖・蚊帳(かや)など
 材料・・・・・・苧麻(ちょま)からむし・絹・大麻・木綿・瓦斯など

我が家でも昔は夏は蚊帳を使っ
ていました。これが一番イメー
ジしやすいかな。

宮尾登美子原作「天璋院篤姫」
では初お渡りのとき津綟子でで
きた蚊帳に入って家定が「暑い、

暑い」「一晩中団扇であおって
くれ」などというのがあったと
か津藤堂藩からの献上品であっ

たろうか?。

珍しいものを見せてもらいまし
た。麻生悦生さんは「津綟子は
冷んやりした感触で、氷をまと

ったような涼しさだったであろ
う」と思われる。と言っていま
した。


資料から

  こめぞう
コメント (4)
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今日の散歩

2011-02-27 19:20:01 | Weblog

散歩の途中でガードレール
の新設工事がありました。
昨年この場所に車が突っ込

みブロックとフェンスを壊
していました。信号のある
交差点なのですが、昔から

よく事故の多い場所なので
とうとうガードレールが付
けられることになったよう

です。



この工場は食品会社で卵の
加工をやっています。鉄骨
の上をよく見ると工事の作

業員さんが随分高い場所で
作業をやっています。ネッ
トが張ってあって安全対策

は施されていますが、怖い
ですね。よくあんな場所で
平気で作業ができるものだ

と感心して見ておりました。
それぞれの柱には工事用の
梯子が初めからつけられて

います。ここを伝って上り
下りをするようです。

 こめぞう
コメント
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