渡部昇一著 大和書房 P57より引用
ISBN4-479-79090-X 1500円+税
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年をとってからの読書は一つの贅沢
蔵書には、いろいろな種類がありま
す。矢沢先生のような、趣味と本職
を兼ねた蔵書をお持ちの方もおられ
ます。読書は、自分の趣味だけで読
むのもありますが、年をとった場合
と若い頃とでは違いが出てきます。
私は、どんな面白い本も、昔の文庫
本では読めなくなりました。まず、
目がつらいのです。昔の岩波文庫級
の文字は、小さくて読む気になりま
せん。年をとってからの読書は一つ
の贅沢です。そうしなければいけな
いというわけではないのですが、昔
読んで面白かった本、もう一度読み
直しておきたい本は、思い切って高
価な版を買うことです。それが老年
の知的生活の支えになります。(略)
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▼私の図書館で借りる本の条件に、
まずは大きな活字の本をを選びます。
細かい文字はページをを開いただけ
でパスします。なるべく大きな文字
の本を選びます。最近は私の視力が
衰えました。数年前に右目を手術し
てからは自然と左目を頼るようにな
り、かなり無理をしているようです。
また写真を(フイルムの一眼レフ)
撮るときが困ります。利き目が右目
なのでどうしても右目でファインダ
ーを覗いてしまいます。左目に改め
て覗き直すのですが、不自由なもの
です。その点今のデジカメは覗かな
くても良いので助かっています。
ところで、4月からは朝日新聞も大き
な文字になるとかで期待しています。
こめぞう