新三重県立博物館の建設予定地から出土した、スッポンの甲羅の化石
中日新聞 2011年2月22日 30面より引用
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612点出土
津、350万年前の地層
三重県は21日、津市内に建設中の
新県立博物館敷地内から生物や植物
の化石六百点以上を発見したと発表
した。化石は哺乳類や魚、貝、昆虫
葉など多種に及び、県は「これだけ
まとまって見つかるのは珍しく全国
的にも貴重な資料。当時の環境や生
態系の解明につながる」と期待して
いる。化石は昨年末から今年2月初
めにかけ、予定地造成後ののり面か
ら六百十二点が出土。三百五十万年
前の「東海層群亀山層」と確認でき
たため調査したところ、多数の化石
が見つかった。(略)
県内の化石調査に携わる金城学院の
森勇一講師(環境史学・昆虫生態学)
は「ミエゾウが生息した時代の生態
系を詳しく知る重要な手掛かりにな
る」と期待。
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▼なんと新博物館(2014年の開館)
の建設予定地の下に三百五十万年前
の地層があって、そこからいろいろ
な化石が沢山出てきた。↑しかもそ
の時代にはミエゾウ(四百三十万~
三百万年前)が生息していた。なに
か因縁めいていますね。新博物館に
それらの化石が展示される予定だそ
うです。今からとても楽しみです。
旧博物館(津駅西)は私が小学生の
ころ父に連れて行ってもらった記憶
がかすかですが残っています。つい
でにお墓参りにも行ったような覚え
もうっすらとあります。
こめぞう