こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

啓蟄(けいちつ)

2006年03月06日 | つれづれ

 “啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』。                       地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくる。

長い間冬ごもりしていた虫や動物たちは、どんな気分で這い出るんだろう。   身も心もさぞかし、なまっとるだろうなあ。そう思うのは私だけ?         

子どもの頃教科書で読んだ記憶がある。長い冬の間冬眠していたクマさんは、目覚めと同時にふきのとうを食べる。エネルギー一杯の春の芽吹きを食べることで、頭や身体が覚醒されて、活動を始めるのだと。

私も、そろそろ這い出よう。啓蟄だもの。

春の目覚めには何がいいかしら?      

・・・やっぱり程良い般若湯、 っだにゃ。

うん。 

 

コメント
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