戦後の日本長崎県潮音院鐘楼堂前。
昭和27年頃か。
向かって左端が、先代住職(私の父)。
潮音院第47世光心法印(私の祖父)は、朝鮮半島(韓国)の地で「大聖寺」という寺院を建立。
第一世住職として教宣に尽力。写真は、法要(落慶法要か入佛法要か)における稚児行列の記念写真と思われる。
扇型に整然と整列した稚児の様子に、感動さえおぼえる。第48世住職であった私の父は、昭和5年にこの寺で誕生。敗戦後、この大聖寺は、地域の中央公民館として現在まで利用されているらしい。
お寺の裏山(奥の院あたり)で、キンランを見つけましたよ。
緑の中に、可憐な黄色がキンラ~ン・・・と。
とても貴重な植物です。微妙なバランスの自然条件下でないと育たないらしく、
なおさらその存在にうれしく、ありがたく思います。
今は、環境省により、「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。
これからの森の手入れのあり方、真剣に考えなければなりません。