・時代の先を読み、先手を打つように新たな企画運営を行う
・ビジネスにおいて、どの時代においても尊ばれる所謂「先見の明」と言う考え方
・人口減少に伴い、各企業は生き残りのため次世代の営業戦略に躍起です
・都心部を中心に、後手後手に回ることは忌避されます
・そしてそれは、宗教法人の世界に至っても同様で
・次世代の寺院の在り方の模索は、若い青年僧にとっての至上命題となりつつあります
・年中行事、法要、お盆の自宅参り、葬儀、埋葬、墓地管理…
・お寺が元気であり続けることはその家族、親戚、地域を守ることにも連関しているのでしょう
・勿論大切な考え方です
・しかし
・目の前の人が眼前に表出する形で訴えてくる需要に対し、先見の明の方を優先して、目に入らない、あるいは行動できないようでは
・足元がお留守の運営をするようなら
・近しい人の叫びに手をさしのべられる在り方ができないのでは
・そもそもその寺院は在り続ける必要もないのではないでしょうか
・今年も紅葉の種が飛びます
・その場所に根を張り、自分のできる精一杯を勤めることの美しさを、自然界はいつも教えてくれます