・学校の勉強と同じで
・幾度となく繰り返すことで
・記憶に深く刻まれていきます
・仏事の目的の一側面にそれがあり
・故人様を丁寧に弔うことにより
・幾度となく故人さまとの思い出やお言葉、行動といった記憶を思い返していきます
・記憶は積み重なり、自分の中で消えることのない性質となって定着していきます
・なにか魔が差したとき
・「あぁ、あの人がこれを見たら悲しむだろう」
・「こんなことをしたら叱られてしまうだろう」
・「あの人だったらこうするだろう」
・などと、自分の行いに記憶の中の大切な人が影響を与えてくださいます
・それはあたかも、生きていたときと同じように
・生きることは、他者に影響を与え続けることです
・死を以て肉体が失くなったあとも、記憶を通して故人さまは私たちに影響を与え続けてくださいます
・体があったときは生活の生と書いて「生かされて」いた段階でした
・亡くなられた後は、記憶を通して私たちに影響を与える
・今度は生活の活のほう
・私たちの中で「活かされて」いく段階に入られます
・肉体の有無に関わらず、その人の影響力と言う名の生命は続いていきます
・弔いごとを通してだけでなく、故人さまとの思い出がある場所やモノを大切にそていただくことや
・その人の思い出が胸に去来したときなどにその気持ちを大切にしていただくことは
・その故人さまを大切に“生かして”いくことの一助になるかと存じ上げます