こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

【今日は御影供】

2024年07月21日 | 仏教
・今日は月次御影供でした

・無数の仏様が智慧と慈悲を展開する曼荼羅において

・金剛界曼荼羅に、「金剛歌菩薩」と呼ばれる仏様がいらっしゃいます

・「歌」の名を冠している通り、歌を象徴する仏様で

・大日如来さまが曼荼羅の世界を司る4人の偉大な仏様を供養するために生み出した仏様です

・供養にために仏さまを生み出すと言うのがスケールの大きい話です

・これは、如来さまのお説法があまりにも美しく、完備な曲の響きにも勝ると言うことから「歌」が象徴されています

・如来さまからの語りかけは美しい「歌」であり、供養ちしても「歌」は肝要であると言えます

・伝統宗教において歌は常に大切な役割を果たしています

・雅楽、奏楽、聖歌、讃美歌、声明、そしてご詠歌…

・昔の和尚さんがたまに仰っていた「下手な説法せぬが説法」と言う言葉も

・語らずとも人の心を動かすと言う

・声明、読経、ご詠歌、あるいは立ち振舞い全てが

・供養であり修行であり布教なにであると

・改めて気付かせて頂けます






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