・今日は月次御影供でした
・無数の仏様が智慧と慈悲を展開する曼荼羅において
・金剛界曼荼羅に、「金剛歌菩薩」と呼ばれる仏様がいらっしゃいます
・「歌」の名を冠している通り、歌を象徴する仏様で
・大日如来さまが曼荼羅の世界を司る4人の偉大な仏様を供養するために生み出した仏様です
・供養にために仏さまを生み出すと言うのがスケールの大きい話です
・これは、如来さまのお説法があまりにも美しく、完備な曲の響きにも勝ると言うことから「歌」が象徴されています
・如来さまからの語りかけは美しい「歌」であり、供養ちしても「歌」は肝要であると言えます
・伝統宗教において歌は常に大切な役割を果たしています
・雅楽、奏楽、聖歌、讃美歌、声明、そしてご詠歌…
・昔の和尚さんがたまに仰っていた「下手な説法せぬが説法」と言う言葉も
・語らずとも人の心を動かすと言う
・声明、読経、ご詠歌、あるいは立ち振舞い全てが
・供養であり修行であり布教なにであると
・改めて気付かせて頂けます