こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

ビッグな来客

2012年05月18日 | つれづれ

旬の来客。

とてもビッグでみずみずしく、

山を登ってこられた割には、元気ハツラツです。

包丁を持つ奥さんがかわいそう。

・・・

でも、夕餉が楽しみ。

旬の来客に感謝。・・・合掌。

 

 

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読経の音声糧となれ

2012年05月17日 | つれづれ

読経席左30度 前方約三尺程の所に座す仏具。

根もと付近に異様なる物体あり。

よくよく至近にてながむれば、

野外に生すべき青虫なり。

かくも異様なる所に、サナギにならんと身支度をする様、

いと おもむきぶかし。

我が読経の音声を糧として、

健やかなりて蝶に成り、美麗にはばたけ大空に。

 

 

 

 

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金蘭 きんらん

2012年05月10日 | つれづれ

表参道 に 今年もキンラン発見。

毎年この一株だけが花咲かせます。

彩りのない雑木林の中にひときわ輝いて。

 

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村のおじぞうさま、修復のためしばらく旅立たれる

2012年05月09日 | 仏教

江戸時代、各地区ごとに小さなお堂が建てられ、それぞれにご本尊様が祀られ、

地域の五穀豊穣や大漁満足、個人の健康長寿、家庭の家内安全が祈られ、

多くの人々の心のよりどころとして重要な存在としてあり続けた。

今もその慣習は引き継がれ、細々ながらも信仰の時空として存在する。

本日、ご近所のお堂に祀られるお地蔵様が修復のために旅立たれた。

明治以降、4度の修復作業が施された記録が現存するが、

今回の移動作業の中で、寛永八年(1796)に再彩色を施している記録を発見。

仏師は、大島の木寺仏師。要調査。

これらの手がかりで、製作の時期がほぼ確定できそう。

お地蔵様のたたれている蓮華座は、ほぼ壊滅状態。

しかし、十分再現できる範囲だとか。びっくり。

厨子の扉に描かれている蓮華の絵。下地の砥の粉から剥離している状態。

これは修復は難しそうだ。

さてさて、これより半年後、開眼供養の予定。

今回、このお地蔵様の修復を依頼した先は、文化財修復のエキスパート。

これまでの信仰心をそぐことのない見事な仕上がりが期待できる。

地域の人々で結成する「地蔵堂保存会」の勇断を心から支援したい。

 

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月遅れの花まつり

2012年05月06日 | 仏教

本日月遅れの花まつり。

お釈迦樣のお誕生祝いと、「青葉まつり」と称する弘法大師、興教大師の生誕祝い。

早朝から多くの方々が花御堂制作と境内清掃に。

今年もすてきな花御堂ができました。

午後からは、花まつりのご法要。

今年は、4人の赤ちゃんと、ひとりの児童がお加持を受けました。

すくすくと健やかに育ってくれることを祈念します。

高齢化の著しい世の中にあって、とてもうれしい限りです。

青葉しげらせ、花咲かせ!

 

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