こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

「はまぜん・ハマ」 は 一度も世間の日を浴びることなく終わってしまう 焼き物のかげの力

2012年05月02日 | 仏教

磁器を焼くときに窯の中で、器物の下に敷く粘土製の丸い敷物です。

有田では「ハマ」。佐世保三川内では「はまぜん」と呼称しているようです。

ハマを使用せずに直接板の上に載せると、焼き物だけが収縮してしまい、

歪んでしまいます。焼き物は1割から2割ほど収縮するそうです。

ハマは一度切りの使い捨ての窯道具。

一度も世間の日を浴びることなく終わってしまうけど、

それでも なくてはならない 大きな陰の力です。

このハマには、「吾れ唯足ることを知る」と彫刻してあります。

なんだか、とってもすてきですね。

 

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青葉萌ゆる季節に真逆の色合い

2012年05月01日 | つれづれ

とある温泉街のとある風景。

映画のセットよりもセットらしく感じます。

 

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