木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ソラマメ畑の補修

2024年11月18日 05時04分16秒 | 耕作放棄地

イノシシの襲撃第四陣で百姓候補生氏のソラマメ畑が破壊された事に触れた。早速、彼に連絡を取ったところすっ飛んでの来訪、やはり気がかりだったようだ。現場を見て愕然、嘆いてもどうしようも無いので、意を決し補修に掛かる事に。幸い植え込んだ直後で土壌は柔らかい。スコップで概略の土寄せをし、その後は両手を使って細部を仕上げる。倒壊したソラマメの苗は被害後30~40時間程度、根は死んではいないだろう。未だ間に合うはずだ。

彼の尽力で破壊されたソラマメ畑は無事に復活した。苗も元通りの直立した姿に。眺めた印象では被害に遭ったとは思えない状況だ。早速水撒きをして養生する。後、気がかりなのは根が再活着してくれるかどうかだ。上述したように30~40時間のロスなので何とかと期待を込めたい。

〇ソラマメ畑の補修前

〇ソラマメ畑の補修後

彼のソラマメは被害に遭ったが、子狸のソラマメは無事だった。彼の畑より奥まった位置にあり、今のところ気付いては無いようだ。まあ時間の問題かと思われるが、苗の段階なので食用では無いだろうと思う。趣味としての破壊工昨だろうか。

ソラマメに限って言えば実が付く頃が要注意だ。好みのエサかどうかは不明だが、イノシシは雑食性、いわば何にでも食らいつく意地汚い動物だ。来年4月~5月にはソラマメの実を狙った襲撃が予測される。その前にジャガイモが対象となる確率が高いとは思えるが。

一般に害獣対策として捕獲罠の利用が考えられるが、イノシシ対象だとそう簡単では無い。まずもって免許が必要だし、よしんば取得しても捕獲後の対処が我々では困難だ。頼れるのは猟師さんだが近隣では見当たらない。聞くところによると、北海道では猟友会が熊撃ちの出動要請を断ろうとの検討中だとか何とか。

 

 

 

 

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