木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

タマネギへの下準備-1

2024年10月26日 05時06分26秒 | 耕作放棄地

年内栽培の最後の大物が「タマネギ」であろう。備蓄の可能性と応用範囲の広さで、効果的な野菜だ。栽培を好む方々も多いかと思われる。当然ながら子狸もほぼ全部の仲間達も挑戦する。苗の植え込みは11月、まもなくだ。植え込みには下準備が必要で、仲間達もそれぞれ対応してるかと思われる。子狸もカボチャ畑の跡地を想定しており、あらかたの雑草刈りは終了した。次なる段階は畝作りだが、一筋縄ではいかないのだ。

まずもって雑草の大半は刈り取ったものの、根や一部の茎は残っている。これらを除去し耕耘作業を行って畝立てとの段取りだ。本日の想定は畝立て直前まで、何事も一気には進まない。とりわけ体力不足の子狸は仲間達より時間が掛かるのだ。根類の除去には使いさらしのチップソーと手鎌とが有効に働く。

刈払機と手鎌とを交互に使用しながら太めの根類を除去していく。焼却しようと思ったが、昨晩の雨でビショ濡れ、本日は撤去して積み上げるまでだ。天気予報を見ると、当面雨模様の予想で焼却処分は困難かも・・・・・・ですね。こればかりはお天気次第、古竹の備蓄も無く燃焼促進は無理なようです。

あらかたの雑草残骸を処理するとミニ耕耘機を走らせる。何度も往復して土壌をかき回すのだ。カボチャ畑の跡地だけあってモグラの痕跡は見あたら無いようだ。耕作地の跡地だけあって耕土はそう固くは無い。ミニ耕耘機でも十分対応可能だ。

作業中、「大御所」氏がブラリと来訪。ミニ耕耘機を貸して・・・・とのご要望だった。何でも愛用のトラクターが故障のようでエンジンが始動しないとか。トラブル内容を聞いてみると素人には困難な事案のようで、プロへの依頼しか無いだろうと思う。無論、ミニ耕耘機はご自由にどうぞと回答しておいた。

 

 

 

 

 

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モグラ軍団現る

2024年10月25日 05時27分37秒 | 耕作放棄地

サツマイモの掘り出しだが、以前は一気に掘りだし一輪車で車へと運び持ち帰っていた。だが寄る年波が何とやら・・・・・とかで、最近は小分けにして少しづつの持ち帰りだ。今年も順調に進み、残り僅かとなってきた。これまでのところイモは囓られた形跡も無く綺麗な状態で、今年はラッキーと喜んでいたのだが。天網恢々疎にして漏らさず・・・・・とでもいうのか、モグラの痕跡が出現したようだ。

本日現在、残ったサツマイモは5~6株程度、僅かな分量だ。当然ながら残りイモも僅か、綺麗なままで収穫を終えれると踏んでいたが甘かったようだ。残り少ないイモから囓られたイモが次々と。まさかこの段階に及んで、と嘆いても現実は変わらない。画像でご覧頂きたいが、市場用だと商品にならないケースだ。子狸は自家用なので、囓られ部分を切り取って残りを使用するが。

何故にと考えてみるに、本日掘りだした畝の位置が最端部、つまり畦道の近くなのだ。推測だが、畦道から畑へと侵入しイモ畑へと進行したものと思われる。モグラがサツマイモをと疑問に思えるだろうが、敵はモグラとネズミの連合軍なのだ。モグラの主食はミミズ、つまりミミズが豊富な耕地へとトンネルを掘り、そのトンネルをネズミが再利用して根菜類を食害するのだ。

逆に考えるとモグラの出現地は豊穣な耕地であり、畑作り(土壌作り)が上手くいってる証拠でもある。モグラの出現を喜ぶべきか嘆くべきか・・・・・悩みは尽きない。

最後のサツマイモはごく僅か、しかも半数近くがネズミに囓られたイモなのだ。有終の美を綺麗なイモで飾ろうと思っていたのに、残念至極。来年に期待を繋ぎますか。

 

 

 

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ガールズ達の夢の跡

2024年10月24日 05時19分43秒 | 耕作放棄地

集団活動を行ってる以上、人の出入りはあり得ることで、当然ながら出合と別れが存在する。万事が一期一会、何かの天命かも知れない・・・・そう感じて素直に従うようにしている。一例を挙げると、母子二人組が春先の4月頃入会となり、仲間として活動を続けてきた。しかしながら活動が負担だったのか、何時の間にか疎遠に。そして別れとなってしまった。

母子二人組だったので愛称を「農業ガールズ」と定め、耕地の一部を提供して挑戦して貰った。作業に熱心でその熱心さがアダになったのか、負担に思えてしまったのだろう。何時の間にか消え去って仕舞われたようだ。個別の事情は人それぞれ、出会いがあれば別れもある。

現場は放置のまま、草ぼうぼうの荒れ地が広がっている。冬野菜の種蒔きも終え、チョット一息付けるので、荒野の解消へと取り組むことにした。初日は使用できる時間がキッチリ1時間、取り掛かるだけだ。愛用の刈払機を持ち出しエンジン始動、刈り込みから始める。伸びすぎた雑草なので簡単には切れず、チップソーに巻き付いて回転が止まってしまう。

ある程度刈り取った雑草が貯まったら点火する。雨上がりなので危ぶまれたが、燃え上がってくれた。火勢も強くなく程よい火の気だ。これなら見張っていなくて、作業に専念出来そうだ。調子が出てきた時点で時間切れ、本日の可能時間は1時間カッキリなのだ。

彼女たちの置き土産を解消するには、まだまだの時間が必要だろう。まあ、作業の合間を見ながらボチボチと取り組んで行きますか。雑草群を処理したらタマネギの栽培地へと変換を予定している。

 

 

 

 

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再再度の種蒔き

2024年10月23日 05時09分49秒 | 耕作放棄地

冬野菜の中でもいわゆる葉物野菜だが、どうにも育ちが悪いようだ。種蒔きして発芽してくれたは良いが、数センチに伸びた時点で全滅してしまった。どうやら虫にやられたらしい。消毒すべきかもう少し後でか・・・・・思案六法の最中に先手を取られた模様だ。サイズが小さいだけに耐性も無く、虫達に襲撃されたらひとたまりも無い。かくして全滅を繰り返すこと2回、本日は三度目の正直をしないように・・・・との想いを込めて種蒔きの作業に。

聖護院カブの種子も蒔きたかったが、既に蒔き時は終了してるようだ。ミズナとシュンギクの種子を購入してきた。未だ10月の月内、こちらは大丈夫だろう。それにしても被害が大きい。推測するに、気候変動の異変で未だ夏場を引きずっているようだ。虫達の活動時期が長引いて、10月に入っても集団戦法で襲いかかった模様だ。

ミズナなど綺麗な発芽だった。これは期待できると喜んでたのだが、消毒のタイミングを誤ったようだ。ダイコンは微妙なぐらいの相違での早めだった。結果、発育上々、見事な成長ぶりである。無論、茎葉の状況に虫食いの跡は見られ無い、期待できそうだ。

消毒作用としての農薬使用には賛否両論の見解があろうかと思う。アブラナ科の野菜に限ると、消毒なしでの育苗はかなり困難かと思っている。基本的に農薬には頼らない栽培だが、ことアブラナ科の野菜についてはヤム無し・・・・・とのスタンスだ。上述のように幼苗時に襲撃されるとひとたまりも無い。

虫害があっても再度の種蒔きでしのげる事例もあるが、注意すべきは種蒔きのタイミング。無限大で何時でも可能では無い。適期と言う潮時が存在するので、その枠内での対処しか方法が無いのだ。要は一度の種蒔きで発芽して貰い、健やかに成長してくれれば幸いなのだが。虫害に鳥害それに獣害と、信長の三段戦法ではないが、次々と襲撃者は入れ代わって来訪する。

 

 

 

 

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待望のイモ掘り

2024年10月22日 05時11分44秒 | 耕作放棄地

懸案事項だったイモ畑のカヤ退治もあらかた終了した。予想どおりには行かず、地中に残った断片も少なくないが、まあ良しとしましょう。カヤとの闘争は永遠に続くのだ。さて肝心のイモ掘りだが、子狸の栽培種であるベニハルカとベニアズマのうち、ベニアズマが不調である事は了解している。イモ畑をザッと見渡してもツルの繁茂状態がまばらなのだ。極論だが、40センチ間隔で植え込んだものの、一株おきにしか成長しきれなかった模様。しかも試し掘りではイモサイズが小粒タイプだった。

まずもって不調のベニアズマを掘り出す。予想どおりで小粒なイモが控えめに出現してくる。数も大きさも遠慮がちな模様で、掘り出す楽しみがほとんど無い。長年サツマイモ栽培を行ってきたが、こんな現象は初めてだ。ただ有り難いことにモグラやネズミの被害は見当たらない。囓られたイモが皆目存在しないのだ。これは良い意味での異変だろう。真夏の灼熱地獄で活動できるだけの気力が無かったのではあるまいか。そういえば師匠もモグラ除けの風車を作るのが恒例だが、今年は見あたら無いようだ。

ベニアズマは生存株が少ないだけに短時間で完了した。残るはベニハルカで、こちらが主力だ。イモの入り具合も良好で、一株当たりの数も少なくない。それに際立っているのが、程よいサイズと言うことだろう。ナルトキントキみたいに極端に大きなイモは無い。いわば食べ頃サイズを自ら調整してくれたような傾向だ。家庭用で調理しやすいサイズで、マダム衆にも喜ばれるだろう。

ベニハルカは凡そ1/3程度を掘りだして中止した。掘り出し継続は可能だが、持ち帰りが大変だ。一輪車で車まで搬送との手段となるが、道中が坂道で子狸の体力には負担が大きい。可能な範囲で持ち帰ることにしようかと。

今年はベニアズマの異変に惑わされ、収穫作業も混乱気味だ。来たるべき来年だが、6月中旬頃の植え込み予定だ。ベニアズマの原因を突き止めなければならないが、恐らくは困難だろうな。とりあえずベニアズマは選択肢から除外する点では百姓候補生氏と一致した。

 

 

 

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