木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

カヤ退治へGO

2024年10月21日 05時12分00秒 | 耕作放棄地

サツマイモの試し掘りを行ってしばしの時間がたつ。結果は芳しく無かったが、イモを植えてから4ヶ月程となる。そろそろ潮時であろう。そう思ってサツマイモ畑に直行すると、イモ掘り以前にやるべきミッションが控えていることに気付いた。それは雑草の王者とも言える「カヤ」がイモ畑にのさばって大きな顔をしているのだ。イモの掘り出しのスコップを打ち込もうにも邪魔となる。まずはカヤを始末するのが先だろう・・・・・・・との結論に。

カヤは雑草処理の中でも注意を要する。単に根が深いだけで無く地下茎が縦横無尽に走っているのだ。従って処理しようと思えば広めに掘り返し、地下茎もろとも撤去しなければならない。これが難問で、地下茎の断片が残りやすいのだ。千切れた断片が残ると再生資源となりやすく、地中深くで再起を期して待機を続ける模様だ。

雨上がりとあってか土壌は柔らかいものの、スコップの打ち込みには体力を要する。なよ竹のかぐや姫に近い子狸にはこれが負担で、打ち込みと座り込みとが交互状態だ。少しづつ撤去していくが、やはり断片が千切れて地中に残るようだ。

掘りだしたカヤの画像を挙げておきますが、根が千切れて地下茎がくっついてないでしょう。カヤの特徴でもある白い地下茎が微かにしか見えないかと。あらかたは地中に残ったようです。時間の経過と共に復活するのは必定、イタチごっこが続きます。

とりあえず掘りだしたカヤだけは乾燥させて完全焼却を目指します。言葉は悪いが、カヤに対してはジェノサイドが取るべき手法でしょう。最もしぶとい生命力は彼らの方が一枚上手のようですが。

 

 

 

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カボチャ畑の後処理

2024年10月20日 05時33分08秒 | 耕作放棄地

夏野菜の代表的な産物であるカボチャだが、収穫を終えて数ヶ月になる。しかしながら現場は放置状態で後処理が出来ていない。暑さでまいって手付かずの状態だったのだ。なんぼ何でも放置しすぎだろう、と言うことで重い腰を上げることに。まずもって繁茂しすぎた雑草の処理へ。刈払機で刈り取るのだが、数ヶ月も放置すれば根は太くしぶとい状態。簡単にはいかないのだ。チップソーの摩滅を覚悟して土ごと掘り返す。

何日か同じ作業を繰り返して、漸く雑草のあらかたを処理した。まだ根は残っているが、刈り取った雑草群は焼却処理する。乾いてはいるが、何せ生きている雑草群、簡単には燃えてくれない。白煙を眺めつつ少しづつ処理していく。

大半の雑草群を処理して表面上は綺麗になった。画像でご確認いただきたいが、この状態ならミニ耕耘機を走らせても、まあ処理可能でしょう。但し残った雑草の根がミニ耕耘機に巻き付くので作業は難航するだろうな。耕耘作業も1日や2日では終了しないようだ。想定はタマネギ畑の予定だ。今年のタマネギは失敗した。原因は連作の継続による病気の発生かと推測している。耕地の変更が必要かなと。

タマネギの植え付けは11月、余すところ1ヶ月弱だ。その間に耕耘作業を完了し、畝立てや元肥の散布を準備しなければならない。時間はあるようで無いのが実情、のんびりとは出来ないのだ。来年6月の収穫期には大量のタマネギと対面したい。今年辛抱して貰ったご近所のマダム衆の手前もある。何回も同じ失敗は繰り返せないのだ。

タマネギは種蒔きでは無く苗の購入で植え込んでいる。既にお隣の百姓候補生氏が動いてくれてるようで、手配の準備にはいったようだ。白と赤、何れも年中欠かせぬ食品なのだ。タマネギとジャガイモそれにサツマイモは備蓄の御三家、しっかりと栽培しましょう。

 

 

 

 

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ハザ掛けへの挑戦

2024年10月19日 05時37分41秒 | 耕作放棄地

かって稲作にも従事していた事は既述したかと思う。もうだいぶの昔となるが。米や稲穂への対応は体に染み込んでいると思いこんでいたが、そうは問屋が卸してはくれないようだ。老化現象かも知れないが、細部のことは忘れきってるようだ。というのは他でも無い。師匠から頂戴した稲藁、野小屋の前に積み上げているのだが、奇特にも整理整頓をとの思に到った。記憶を辿ったのはハザ掛けの風景、よっしゃあれでいこう・・・・・・・との発案に。

早速、法面の雑木を利用して竹を横に渡す。ハザ掛け用の支柱だ。此処に頂戴した稲藁を股割きにして掛けると見栄えも良く整頓された光景となる。機嫌良く作業を継続するが、掛けた稲藁が回転する。何度やっても同じ事、結果的に稲藁は落下してしまうのだ。何度もやってると頭の回らぬ子狸でも察しがつく。バランスが取れて無いのだ。

記憶を辿ると、問題は「稲藁のくくり目」と言うことに気付いた。画像の青いラインである。このヒモが稲刈り時はバインダーで自動的にくくられていた。何も考える必要は無かったのだ。ところが稲藁の搬送には個々人で括る必要がある。そのくくり目の位置なんだが、適当だったようだ。要は画像の赤い部分とオレンジ部分とのバランス問題だろう。赤:オレンジが2:8ぐらいの重量比があれば、持ってくれただろう・・・・・・と思う。

稲刈り機の機能に頼り切って、問題意識が無かったようだ。稲藁をバラして組み直せば良いのだが、それも面倒だ。来年度への申し送り事項として脳裏にたたき込んでおこうかと。

他の仲間達を見渡すと、稲木方式のハザ掛けを撰んだ者は無いようだ。大半は積み上げてブルーシート等で保護している。この方式ならバランス問題を意識することも無いかな。何だが一人相撲をとってるようで、むなしい限りだ。まあ、問題点の認識と対応処理に気付いただけでも良しとしますか。

 

 

 

 

 

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サツマイモ掘ってみたら

2024年10月18日 05時14分49秒 | 耕作放棄地

農園へと出動したら、百姓候補生氏が何やら忙しく立ち働いている。眺めて見ると、どうやらサツマイモを掘り出しているみたいだ。植え込んだのが6月の20日頃、かれこれ4ヶ月となる。タイミングとしては手頃な時期だろう。彼も植え込んでるのは子狸同様で、ベニアズマとベニハルカの2種類の模様だ。どちらも少しだけ掘りだして見比べしてるような雰囲気、どうかな、と尋ねると子狸と同様みたいでベニアズマが不振なようだ。

しかも際だった特徴が存在し、畝の東側のイモはまあまあ、西側のイモは小粒という状況だそうな。ちなみに耕地の配置だが、彼のイモ畑は子狸の東隣、子狸のが彼の西隣となる。以前にレポートしたかと思うが、子狸のベニアズマの試し掘りでは極端な小粒のイモだった。彼の西半分のイモと、更なる西側の子狸のイモとが不振とは何かの理由があるのだろうか。

その後も掘り続けたが基本的な状況は変わらないようだ。ベニハルカは見事な出来映え、ベニアズマは東側はOK西側は小粒な状況のままのようだ。原因がベニアズマと言う品種によるのか、土壌の条件によるのか、現時点では不明だが来年はベニアズマは変更しようとの見解は一致した。

これまで彼も子狸も種々品種の変更を行ってきた。一番健やかに成長したのはナルトキントキだった。昔から栽培されてきた伝統ある品種である。少々ホクホク感が強すぎるのが難点かな。原点回帰でナルトキントキへと戻ってみようかと考えている。彼はどうするだろうか。

サツマイモの選択は完全なお好み次第だが、次々と新しい品種が出現してるのも事実だ。最近はシルクスイーツが人気のようで、仲間内では長老がチャレンジしている。彼は少量多品種派、1品種10株程度の植え付けで、多くの品種を食べ比べしてるようだ。彼流の選択もありかと。

 

 

 

 

 

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燃料補給

2024年10月17日 05時25分39秒 | 耕作放棄地

農作業を行うには各種の機械や道具が必要である.。しかも燃料を必要とする物もあり、備蓄の必要性に迫られる。燃料は危険物、保有資格のウンヌンは別としてある程度の注意深さは必要だ。燃料には大別すると、「ガソリン」・「混合油」・「軽油」、の3種類が存在する.。但し軽油は大御所オンリーなので、此処では前2種類が対象としよう。

〇スチール製携行缶

2種類の基本はガソリンである。これはスタンドで購入するしか入手法が無い.。画像の赤い携行缶(これでしか売ってくれない)持参でスタンドに出向き、スタッフに依頼する.。子狸が通うのはセルフスタンドだが、自己注入は禁止だ。しかも免許証の提示と必要書類への書き込みが要求される。京都のアニメ事件以来らしい。

〇野小屋備蓄用ガソリン

農園特有の燃料が混合油だ。主に2サイクルエンジン用で、ガソリンと専用オイルとを指定比率で混ぜ合わせる。仲間達が使用するのは、50:1の指定が多い。つまりガソリン50に対しオイル1の割合だ。ガソリンは蒸発するので、混合比は日々変化する。大量には作らないことだ。簡易的な作成法として専用の容器が存在する。指定されたラインまで注入すればOKとなる代物だ。

〇2サイクル専用オイル

子狸が使ってる用具をご紹介しておこう。注意するのは携行缶、この缶以外(特にポリ容器)だと売ってくれないのでご注意を。子狸は野小屋での保管用にはポリ容器を使用している。好ましくは無いのだが、容量が少ない(備蓄は1~2リットル程度)のと中味が解るので、用心しながら使っている。

〇野小屋備蓄用混合油

子狸がガソリンを購入するのは10リットルを上限としている。上記の携行缶に詰め,スチール製の物置に格納している。子どもさんがおられる家庭などは、特段の配慮が必要だろう。出来れば手の届きにくい場所が望ましい。

〇混合油作成容器

 

 

 

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