サツマイモの試し掘りを行ってしばしの時間がたつ。結果は芳しく無かったが、イモを植えてから4ヶ月程となる。そろそろ潮時であろう。そう思ってサツマイモ畑に直行すると、イモ掘り以前にやるべきミッションが控えていることに気付いた。それは雑草の王者とも言える「カヤ」がイモ畑にのさばって大きな顔をしているのだ。イモの掘り出しのスコップを打ち込もうにも邪魔となる。まずはカヤを始末するのが先だろう・・・・・・・との結論に。
カヤは雑草処理の中でも注意を要する。単に根が深いだけで無く地下茎が縦横無尽に走っているのだ。従って処理しようと思えば広めに掘り返し、地下茎もろとも撤去しなければならない。これが難問で、地下茎の断片が残りやすいのだ。千切れた断片が残ると再生資源となりやすく、地中深くで再起を期して待機を続ける模様だ。
雨上がりとあってか土壌は柔らかいものの、スコップの打ち込みには体力を要する。なよ竹のかぐや姫に近い子狸にはこれが負担で、打ち込みと座り込みとが交互状態だ。少しづつ撤去していくが、やはり断片が千切れて地中に残るようだ。
掘りだしたカヤの画像を挙げておきますが、根が千切れて地下茎がくっついてないでしょう。カヤの特徴でもある白い地下茎が微かにしか見えないかと。あらかたは地中に残ったようです。時間の経過と共に復活するのは必定、イタチごっこが続きます。
とりあえず掘りだしたカヤだけは乾燥させて完全焼却を目指します。言葉は悪いが、カヤに対してはジェノサイドが取るべき手法でしょう。最もしぶとい生命力は彼らの方が一枚上手のようですが。