気象異変が原因だろうか。今年の栽培は何もかもがイレギュラーなようだ。冬物野菜は1ヶ月程遅れて9月末から蒔き始めた。通常なら暫くの後に発芽して徐々に発育する。今年は発芽までは順調だった。幼苗となって、育ってくれよと願う内に害虫たちに食害され消滅してしまった。無論、消毒も行ったが効き目は無かったようだ。耐性を付けたのか、連中が強烈だったのか。1回目は諦め。二度目の種蒔き・・・・・結果は同一だった。遅いかもと思いつつ、再奮起して三度目の種蒔き、何とか発芽には到ったものの芳しく無い。
品目によっては2~3センチ程度の幼苗のまま、ミズナなどは再度食害されてほぼ消滅だ。流石に11月の下旬ともなると四度目の種蒔きとも行かないだろう。残念だが今年の冬野菜は壊滅状態かも。かろうじて期待できそうなのは、キャベツ、ダイコン、程度だろうか。
冬野菜の種蒔きは8月の下旬から、アンタのタイミングが悪かったのだ・・・・そんなご批判もあろうかと思うが、今年の8月末など酷暑の真っただ中で種蒔きどころでは無かったのだ。気温の低下を待ってる内に1ヶ月ほどずれてしまった。責任転嫁を行う訳ではないが、気象異変の故と考えたい。海でも海水温の上昇で、魚種の変化や磯焼けと呼ばれる特異現象が生じているそうな。
冬野菜の植え付け状況を画像でご紹介しておきます。種蒔き後、1ヶ月前後の経過だが幼苗のままで、大きく成長出来そうな可能性は薄いようです。暑い時は暑く、寒いときは寒い、・・・・・こんな当たり前と思える条件がどうも変動しているようで、たかが野菜栽培なれど、摩訶不思議な現象と向き合わねばならないようです。