床下の新製に入ります。
1台だけの予定なので、気軽といえば気軽ですね。
この床板は使いませんが、面積寸法んどでは活用します。
まず、ボルスターの準備から。
友人から頂いたプラパイプ。
たぶん田宮製。
細いほうが3mmで、太いほうが4.8mmの外形です。
ほぼすっぽり、太いほうに細いほうが入ります(ちょっと0.2mm以下で余裕はありますね)
これを組み合わせると、ボルスターが出来ると思います。
台車を直径3mmのリューターで軽く当たっておくことが必要です。
鉄コレ台車は斜めにテーパーが付いており、下は3mm強ですが上からは2.9mmで軽く当たる必要があります。
ガタがない程度に慎重に広げてみると
ぴったりなんです。
台車のボルスター部の厚みは
挟んで測ると2mmでしたんで、ボススターはちょっとガタ分も入れて2.2mm程度飛び出せられれば、スマートに軸に沿って回転と、多少の軌道狂いによる車体ネジれに対応できるんじゃないかな。
次に、床板の厚さを採寸。
3.7mmですね。
【追伸 どうみても2.7mmです】
これから1.5mm下げるんですから、出来上がる床板を2.2mmにすることで、良いんじゃないかな。
本当はもっと上手いサイズ出しがあると思うんですけど、まぁ、気楽に気楽に。
床板を切り出します。
1.2mmプラ板を幅16mmで切り出します。
これは床板の実寸からです。
長さも「とりあえず」既存床の長さで切り出しますが、乗務員室側に、床板にはめ込まれる形の前面床下ディテールパーツがあるため、その干渉をさせないために、原寸でケガいています。
それが左の内側にあるライン。
ボルスター穴を開けてから、このラインでカットしなおします。
このラインで後で切り出します。
1mm角棒エバーグリーン材を使って、この板に厚みを持たせ、2.2mmに仕上げます。
接着。タミヤ緑瓶さらさらタイプで接着。
端っこは残しておきます。
ズームアップ。
あとでウェイトやら、座席を組み込みます。
端っこをカット。
床板のセンター出しをします。
両サイドから8mmのところにケガキポッチを印し。
必ず、両サイドからも当てて、本当に中心に打たれたか、確認します。
点を2箇所打ち、その点同士を結んで
カッターナイフの刃で薄っすら中心線を引いて行きます。
鉛筆ケガキは太さが気になるので、私は概ねカッターの刃です。
床板を車体に嵌めて、その車端から19.5mmでポンチをうち、台車ボルスターの場所をつけます。
1.7mm程度のドリルで4回転位ザクりまして・・・
半分以下程度に掘った穴に、
確認のため、台車間距離に正したノギスを当てて、寸法の確認。
って。地味にずれていましたんでww
片側0.4mm程度、全部で0.8mm程度ずれていたので、0.3mmドリルで穴を開けます。
太い穴には細いドリルで修正していくのが基本かと。
裏っ側に貫通させ
これもきちんとセンターに貫通したかどうか、両サイドから8mmであるか確認してから
裏側から改めて
太いドリルで貫通させます。
修正痕がちょっと見えますが、
どうせもっと太く広げるので関係ありません。
リューターで
3mmちょうどに広げました。
3mmドリル使えばいいだけなんですがww
仮にボルスターパイプになる、さっきの細いプラパイプを仮差しして、様子見です。
台車位置良し!
とんでもないくらいのシャコタン
まぁ、ボルスター軸は通っているものの、ボスルターになる台座はまだ製作していない車体が台車に直置きなんで。
でも一応採寸。
およそ5.5mmです。
うーん?
850mmの実車寸法なら5.66mm(自分が前回出したサイズは5.73mmとかほざいていましたけど)ですから、ほぼジャスト?
地下置きでコレ?
あれれー?
ところが
僚機となる65と並べてもシャコタンすぎ。
え、実車はこんなに車高低いの!?
もう一回。
低すぎる印象は拭えません。
てことで、ちょっと模型的に考え、とりあえず0.5mmの板を挟んで見ました。
ちょうど、フランジが車体裾に少し噛む印象。
Nゲージは極端にオーバーフランジですから、これでだいたいリアルでは一致ラインかな?
実物
よく見ると台車は似ている風味だけだということはさておき、高さは案外これで良い様子。
でも、0.5mmしかボルスタないのは不安だし・・・。
これから0.5mm上がっただけかぁ・・・(上げたときの写真は撮り損ね)
アンチクライマで半分くらい上がるわけなんだけど・・・
ちょっと実物固執と模型ディフォルメを考えてからボルスタ厚みを考えようっと。
でもね、これに近いんだね。
きっと。
↑次に続く!