床下を取り付けます。
琴電30型は琴電転入時に片方を電装解除したようで(Mc-Mcのものもあったとか無かったとか)、割と最小限の機器撤去が特徴のようです。
京急で解除したものは徹底的に機器が無いのですけど
琴電のものは
エアタンクと汎用コンプレッサーが見えますが・・・。
地味に
この面では制御器が取り払われた跡に一個四角い箱がついているだけのようです。
ということで
制御器をカット。
抵抗器をカット。
このような感じ
このあと、MGらしきものも間違って撤去してます(/ω\)
(下から二番目に左端の機器)
ほかはそのままにして、接着。
4段置きって凄まじいですねw
この電車、実物も複電圧車両で、車体長も短いことからこの模型のように多段重ねの機器釣りだったそうですので、そこに注目したのでしょう。
お飾りで
ただの見た目のために両サイドにプラ棒を配置してみました。
長いところはこの直後カットしています。
床下の足りない機器は
ここから奪いました。
このように、右側の機器箱が新規に取り付けたものです。
もともとここには制御器がありました。
床下はこのような感じです。
これでオッケーにします。
ウェイトを
配置して
エンドを決めるプラ棒を接着。
10mm空けて、へッドライトユニット準備機器が設置できるようにです。
長手方向にも
はめ込んで接着して
ウェイト溝を生成。
集電準備ですが、実際集電するときには、バネになる燐銅板が必要ですね。
前面機器を
取り付けます。
このような状態ですが
当ててケガキます。
カットしないとなりません。
ケガきまーす
カットして・・・。
はめ込み完了。
へこんでいる部分も
埋めて
何事も無かったように・・・。
前面から見ると
むむむ・・・。
すっかすかが気に喰わない・・・。
まるでEF58の旧車体からの更新車のような、車軸丸見え。
ぼけぼけですが
このようなイメージです。
車高短の印象をきちんとできた気がします。
で、こんなときにどうかと思うんですが、
実物の車体裾のほうが長いという指摘がありまして・・・。
確かに微妙。
テールライト周辺部分の寸法が怪しい。
というか連結器のカキトリは随分違いますね。
比べてみると
実はこういうことでして。
腰板寸法もそうですが、「幕板も窓の高さも実物はもっと大きい」ように見えます。
側面は腰板延長すればいいかもしれませんが、正面はどうがんばっても、デッサンが狂います。
正面ドア窓は随分違いますねぇ。
さて、加工すべきかどうか非常に悩むところです。
どっちにしても、完全にはなりません。
見なきゃ良かったって?
(´Д`;)
ちなみに腰板だけ基準にするとこんな感じ
腰板延長すると、実は全体バランバランになります。
もっと見方を変えますと
高さ基準で縮尺変えるとほぼ合致。
つまりですね・・・。
このキット、幅が広いんです。(断言)
約0.7mm。
0.7mmといえば・・・。
リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる6
このときに、動力ユニットスカスカで、内寸詰めたじゃないですか。
その寸法。
0.5mm。
ほぼジャースト!!!
つまりそういうこと。
だと結論します。
正確に(近く)するなら、実は正面側柱も削るんです。
で、屋根も若干削り込む!
モ-ムリ!o(゜Д゜)っ
ということで、私は無視!!!
このキットは結局、四隅にすべての負担が掛っているんですね。
切り詰めときゃよかった。
「車体裾が短い論」と、「側面で見ると比率は合っているよ論」の両方聞こえていたんで、このように結論します。
↑でも、全体を見るとそれなりに見えるモデルなんです。