鉄道模型工作記録帳

モデルアイコン・札幌コムモデル情報は下記に移動しました
http://blog.goo.ne.jp/modelicon

鉄道コレクションの琴電を改装する1

2008-05-19 00:50:13 | 琴電完成箱
琴電30型を製作する並行に、どうせなら他も塗装してみたいと思い、まずは手持ちの鉄コレ@琴電を改装していくことにしました。

完成品なので、元姿はどっかのサイトでいいでしょ。
ってことで

ちょっと色がついていますけど、水抜き剤のプールです。

今回は、琴電1062、琴電62、琴電81を漬け込みました。

まだ元名鉄の1020型とかまだ在庫している1062は後にします。
1020って、車体延長するだけじゃ元三岐の1012にならないかなぁ・・・。

で、いつものことですが、

ジュースウォーマーの中で、漬け込んだタッパーを暖めます。
約40分。

あっという間に

塗装が溶け出し、白濁しました。
暖めるので、アルコールである水抜き剤は蒸発していきますので、タッパが蓋開いてます。
ここに火をつけちゃいけません。

引き上げてみました。

暖かなアルコールお風呂からほかほかの車体。
既にべろべろに剥離しています。

塗装と車体の合間にアルコールが入り込み、浮いているようです。

触るとベロッとはがれます。


はがれまくり。
歯ブラシで軽く擦っただけです。

素っ裸です。


こんな感じ。


トイ感は否めませんが、こだわるときりが無いので・・・。

さて、

62から手をつけます。


ヘッドライト、テールライト、手すりを交換しましょう。

ポンチをなるべく正確に打った後

まず、0.5mmドリルで下穴を開けまして。

センターかどうか確認します。

まぁ、いいでしょう。

1.3mmドリルを咥え

貫通。

テールライトは、レンズモールドをナイフで削いだ後

ポンチ→0.6mmドリルで一発開けです。

こんな感じ。

全部うまく開いたので、テールライトも枠を元モールドを生かしていきます。


タヴァサ製のテールライトレンズのうち、PN-012用のレンズを埋め込みます。
もちろん、本取り付けは塗装後です。

さて、

点等化できるかな?

ヘッドライトの準備をします。

光学繊維を使います。
三菱レイヨンの「エスカ」と言う製品の、0.75mmを使います。
30kmとかの規模で平気で売られてはいますが、事実上無理です。
秋葉原のラジオ会館2階で前に一箇所で見ましたが、殆ど小売は殆どされていないので、オークションで小売している方から買いました。

ヘッドライトは1.0mmが良いのですが、今回はあえて0.75mm使用です。

端部はこんな感じ。

このままでは模型的に良くありません。

そこで

慎重にライターで炙ります。
炙り方で、端部は丸く縮み、レンズのようになりますが、その加減はお好みです。

私は一瞬だけ1cmくらいに近づけておしまいです。

何回かやればいい具合が出来るでしょう

あんまり端部が球形になることは嫌いました。

これがいいんです。


このように、裏に通していきます。
点灯化にプレッシャーが掛ります。

こんな感じにとりあえずなりました。

レンズとしては完璧。
フレームは、PN-011を使いました。

実物

白熱灯のケースに、シールドビームが収められています。
かなり薄いリムで。

本当は前に教えていただいた、ボナやトレジャータウンの薄型リムのシールドビームを待つべきでしょうが、待ちませんww

でも、分厚いですね。

レンズ(光学繊維)が飛び出してますが、ちゃんと収まりますからね。
で、このヘッドライトPN-011は少し寸胴部分があるんで、ここを半埋めしてリムを薄く見せることにしますよ。
それでも、どんな部品でも実物のようなリム厳しく、寸胴の洋白ヘッドライトが望まれます。
真鍮挽きモノなら、113系用シールドビームとしてあるんですけどね。
洋白にしたいんです。

外形に合わせたドリルで半堀するといいんです。

勢いで

81号もテールライト穴を開けました。
ほんとギリギリなんで、穴あけ時に割れたら、パーツか精密真鍮パイプで生成して使うつもりでしたが、これまたうまく開きました。


ちょっとオーバーかなと思いましたけど、まぁ、いいでしょう。
点灯させたいなぁ!


   ↑さて、どうなることやら・・・。