鉄道模型工作記録帳

モデルアイコン・札幌コムモデル情報は下記に移動しました
http://blog.goo.ne.jp/modelicon

鉄道コレクションの琴電を改装する7

2008-05-24 23:42:55 | 琴電完成箱

琴電82がどうも泥沼の様相を呈してきました。

ふとしたところで見てしまったこの本。



あ・・・資料じゃないですか・・・。

裾長感は

良いんですが・・・。

この3扉車の前の姿

乗務員扉が、はるか上まで伸びており・・・。

一方82になったとされる東濃時代のものは

なんか知りませんが、客ドアが裾に伸びています。ステップですか?

南武時代は

乗務員扉が低い。なおかつ客ドアと裾辺ツライチ。

肝心の81は

客ドア下がっており、乗務員扉は上辺ツライチですよ・・・。

しかも・・・写真見直すと

ヘッダーが琴電81に無い!

もうなんなの・・・。
コメントにちらと頂きまして見てみたら、そういうことですよ・・・。

いや・・・

ドア裾は、微々たる差なので(いや、実はこれが裾延長しないでも良かったかもしれないマジックかも・・・いや、寸法は延長しないとならないので、イカにこのモデルが雰囲気モデルということがわかります)


気を取り直して、ヘッダーを削ります。

ノミで荒粗を削り・・・。

割り箸を


こんなヤスリや


こんなヤスリに加工します。

瞬間接着剤で600番耐水ペーパーを貼り付けていきます。

削りきりましたよ。

もうこのモデルがいいモデルになるのかどうかわからなくなります。

貫通路側は

手すりを削って・・・。

ノミで削りすぎたところは

パテ盛り。


パテ盛り

もう、モデル原型の顔ではないですね~


次から次へと加工点が見つかるこのモデル・・・。
実は客扉寸法そのものも違うという噂も・・・。

乗務員扉。
どうしよう・・・。

上方向に延長しないとなりません。本来は。


   ↑さて、乗務員扉延長は、車体直接ケガキなんで、自分として綺麗にできるんでしょうか?


鉄道コレクションの琴電を改装する6

2008-05-24 00:14:12 | 琴電完成箱

思い切って、ドアを新製してしまおうかと・・・。

ドアが木製モールドなんで、どうしても気に入らず。

ドア新製なんてやったこと無いです。

真鍮製ドアもあったりするんですが、嵌めこみなんてやったことありません。

自分にしては大仕掛け改造ですよ。


イラストレーターで図面を引きます。

こんなの。

あ、ぼけてる。


こういう図面です。
窓内の十字は、1.0mmのドリルを打つ中心点です。

うちの犬も

興味ありそうです。


こっち見んなw

プリントアウトは

嫁のパソコン。

こんなの


ためしにカットして


はめ込む。

こんなイメージ。


これで


|・∀・)・∀・)
0.5mmプラ板にはり込みました。


ポンチうち

筋付けを強くするんです。

後でわかりましたけど、内径できるより外径で全部切ったほうが正確に出ました。
これは内径で切っています。


ケガいたら剥がして・・・。

長方形に

点が4個。

1.0mmドリルで

ドリドリ


穴あけ完了。

ノミでカットしていきます。

刃の太さがプラ板にストレスとして負担来ますんで切り方を工夫。


ストレスの応力が逃げるように切って見ました。

繋げて行きます。

とりあえず一番手に馴染んだノミです。

で、カットしていって、ヤスリで仕上げたら

隙間が目立つな・・・。
初めてだから出来が悪い。

分離しましたけど

気に食わない。

で、やり直し。

超大量。

失敗しても

どんどんケガいてきました。
左から2列目は筋付け失敗で放棄済み。


ガンガン量をこしらえます。

実か作成法変更しました。

ここまでは馴染んだノミ。


右が馴染みのノミ。
左が新品のノミ。

仕上げはこの新品のノミだけでヤスリを使わない工法です。

新品はまだ、片刃なんですわ。

片刃を生かして仕上げていきます。
刃の投入を垂直に。柄は垂直にしません。

ノミだけで

いい感じでしょ?


窓ガラスも一発でシャキッと嵌って最高の感じ。

どんどん仕上げていきます。

0.1mmとかの薄さで削っていく感じ。

ヤスリ使わず

サクサク


ど真ん中のものは失敗です。

2個失敗。

穴を開けて使わないようにします。

ほかはうまくいった感じです。

7枚確保


びったり

感動するくらい嵌りました

が、上下で0.1mm程度足りませんでしたが目をつぶります。

ナイフでドアを切り出していきます。

何度も何度も薄く刃を入れて・・・。


切り抜きましたよ。


大体抜きました。

はめ込みます。

うん。こんなにうまくいくとは思わなかった。
ちょっと下が寸足らずだけど。

裏はツライチにしました。

0.7mm程度の厚みのプラ板だったら、もっと奥まらないでいけるんですが、0.5mmだとちょっと奥まった感じかも。
でも、基準が無いとドアごとに凹みが違う施工になると萎えるので、統一してみました。


ドア交換完成。


   ↑流石にストレート塗装だけとはいえない気がしてきた・・・。