さて、工作を通じて今までやったことの無いこと、
雑誌で見ているだけだった技法を腕試ししていくのがこの記録帳のような気がしてきました。
レイルマガジンによく載っていたこの部品。
タヴァサ PN-442を取り付けに掛かります。
中間車の先頭改造や、乗務員扉の追加などを実現する、「安いけどかなり高度な工作」が要求されるパーツです。
手すりの無いものは、引っ込んでモールドされているものをツライチにするお気楽部品ですが、これは手すりが付いています。
何もないところから孔あけて、コレを嵌めこむって、かの一時代を築いた野々村さん、
牛久保さんや和久井さんなどがレイルマガジンなどで実践してきたことです。
まず窓をツライチに嵌め込む自体高い壁(前回クリア)、
それに微塵の隙間も無くはめ込むという高度な技・・・。
出来っこないと思っていました。
でも、やってみるのです。
正確無比にケガクということ自体駄目な私。
冶具ペーパーを作ってみました。
高さは三通り作っています。
ここに
こんな感じではめ込みます。
はっきり言って自信なんかありません。
こんな感じ~
スプレーのりで
シール化して、切り取りました。
ドア高さは三通り。
合いの良いものを選択。
今回は真ん中のもののようです。
貼り付けています。
デザインナイフで切りつけてケガいていきます。
角には達しさせません。
角はケガキ針でポンチ打ち。
剥がしたらこんな感じ。
0.4mmドリルで角を傷めないように穴あけ
ドリル連打。
これは逆サイドのとき改良しました。
とにかく脆いのはグレーの部分と白い部分の接合面です。
接着が割れたらすべてやり直しです。
慎重に慎重に繋いでいきます。
デザインナイフや金ヤスリなどで整えて
はめ込まれるまで根気強く削って生きます。
削りすぎたら終わりです。
ツラでしょ?
なんとか出来たのかな?
でも、微妙に隙間があったみたいで、光が漏れましたので
パテで
慎重に埋めました。
まだ改良が必要です。
逆サイドでは更に手間をかけます。
貼って
ケガいて
ルーペを使って慎重に精度を上げていきます。
孔あけて
最初のドリル連打も0.4にしました。
ちなみに0.4mmは
こういう2段階太さのドリルを使っています。
0.3mmもあるのですが、折れてしまい、なかなか見つかりません。
これは折れにくいんです。
太いドリルは0.4mm
半分まで開けて様子を見ます。
慎重に繋げて
カリカリと
ナイフで削ったり
ダイヤモンド金やすりで、ひとストロークごとに様子を見ながら・・・。
ドアを入れながら寸法を確認して
ほぼ良い感じですが、角はまだ仕上げていません。
あちこち綺麗に入るかどうか
微調整は裏にテーパーを彫ることと同時に行います。
最後に角をナイフで仕上げてはめ込み。
たぶんツラツラ。
嵌った・・・かな?
時間掛かりました。
すげーーーー
やれば出来るじゃんσ(゜∀゜ オレ!!
裏のパテなし!
瞬間接着剤の低粘度を一滴回して固定です。
逆サイドはパテやら高粘度瞬間接着剤でした。
一個目
二個目。
違いは殆どでませんでした。
あとでサフェーサーで埋まる部分があれば綺麗じゃないかな?
1台だけで作業終了。
神経疲れました。
雨樋も下裾も綺麗なままです。
↑正直しんどい
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