昨日の動力の走行試験など
変形八の字、3%曲線勾配の走行線で、まずまず満足に走りました。
もうひとつの未施工の同動力と比較して、起動電力は低く走り始めます。
が、モーターがイマイチの調子です。
安定した回転をしてくれません。
(集電状態は良いと思うが、モーターが高速域で突然つんのめる感じ)
GMの不調動力よりは遥かによく走りますが、まだ満足できませんね。
車両が散らかっていますが・・・
若旦那の103系10連を鉄コレ動力できちんと走行するかの試験。
動力車はこれ。
3%強のKATO標準勾配を駆け上がる103系
ただ置いただけの線路なので、お座敷並みにかなりガタガタですがスムーズに走りました。
焦点が変ですがw
10連をすっぽり包む高架鉄橋で。
感想としては、恐らく走行音などから、KATO動力よりは粘着が若干劣るのかもしれません。
単純に重量の問題かとも思います。
動きはすこぶるスムーズで、一般使用ではまず大丈夫だと思います。
が、フライホイールの動力は惰性を利かせるために概ね界磁が若干弱めに作られていますよね。
そういう意味では高速域のグイグイ感が若干薄い「気が」します。
模型的に圧倒的にトルクが無いとかそういう意味ではありませんが、
粘着が抜けて滑り始めると回転が加速して再粘着が失うことがあるのが直流モーターの宿命。
とどっかで聞いたことがあります。
それになんか近い気がする。
ちなみに友人KWがトミックス機関車にフライホイールを取り付けたとき、
新品モーターでは惰性がが思ったように効かず、
使い込んで疲れかけたモーター(磁石が弱くなった状態)のほうが綺麗に惰性を発揮しましたね。
その代わり、その機関車は、かなり登坂力が弱かった。(空転しやすい?)
KATOのフライホイール機関車の軟弱な登坂力ってこれでしょうかね?
永久磁石の模型モーターで界磁を司るキド磁石、その磁力強度とフライホイール惰性やなんやかんやの研究されている方いませんか・・・?
↑外した動力より、
遥かに鉄コレがよく走ることは事実です
仕事もろもろで、夜にいろいろありまして。
またも脱線ごとだけです。
マイクロエースの動力を分解してみます。
103系1000番台などから取り外して行き場の無くなった動力をばらしてみようと思います。
お世辞にもマトモに走りませんでした。
起動電圧がやや高く、音も煩いものでした。
とてもスカスカのモハ102のものとは思えない床板のリレーフ。
爪は内側から外側にこじって外します。
爪が見えますね。
この爪を外すと安易に外せます。
KATOと逆作用なので一見難しく感じます。
まず水色の部分を外します。
その裏ヽ(;´Д`)ノ
酸化しまくり。
指紋つき。
汚いです・・・。
ちょっと強引ですがブラスクリーンで錆を落とします。
きらっと光りました。
よく水洗いして乾燥させます。
丁寧にばらしていくと、絶縁材が見えます。
が
柔軟性があったと思われるそれは、既にカチコチに硬くなってしまっています。
脆すぎます。
既に一部欠けています。
ゴムのようなものだったんだろうなぁ・・・。
モーターが・・・。
既に錆とはいえませんが、なにか吹いています(;´Д`)
解体を進めます。
このU字型部品が台車を位置決め&補綴部品となります。
簡単に外せますが、バリが付いたままで、取りながら再取り付けに備えます。
こんな部品。
台車はいきなりぐらぐらして外れるようになります。
このなんというか、丸い部品は、動力を上部品を外さないで、下からKATO台車のように外すと、ユニット側に残る部品です。
下から外すと、この部品に台車が嵌りにくく、苦労しますから上部品を外してから抜いたほうが良いです。
爪を外して取り外します。
ギアの中は、べったりとグレーの練り系油で満たされています。
このままでは台車輪の動きはぬめっとした粘性を持っています。
ウォームを抜いても惰性はありません。
ウォームギアの蓋なんですよね。
それが台車抜け防止も兼ねています。
ぎっとりをした油が見えますね。
ウォームの蓋の裏もギトギトです。
黒い全部の部品を車輪抜き&車輪ゴム外ししてから超音波洗浄機(シンナー入り)に入れます。
ちょっとシンナー臭いですから換気をしてくださいね。
組み立ててしまいましたが、油は一瞬で全て落ちます。
なんとこの状態になると、軽く車輪を回すと惰性で回転します。
蓋も綺麗になりました。
問題の何か吹いているモーターは、トミックスのモータに交換できるそうですが、今回はとりあえず後回しで再度戻します。
次の弄くりまでとりあえずこのモーターでおいておきましょう。
問題は腹ボテの床下をスリムに出来るかを考えるためにも分解です。
下方に張り出したダイキャストを仮にそのまま削ると、モーターが落下するような状態で底になっています。
これはモーターを小型化するか、上方に位置移動などの対策が必要でしょう。
組んでいる中で、脱脂した台車を更にウォームを組んだところ、
2個の台車の動きが異なり片方がいきなり渋くなりました。
そこでウォームを分解するとバリがあったり、圧入寸法が異なっていたりしていました。
分解して組みなおします。
再び組んで戻します。
結局構造を見たのと、脱脂したことだけですね。
試験電源の上で通電させると、よく回る様になりましたが、少し高音ビビリ系のギア音が響きます。
想像ですが、制度の悪さを大量の練り油で強引に合わせていたイメージです。
部品個々の精度は悪くないのです。
プラにも良い潤滑オイルを用意して
ごく少量「軸系に中心として」落とします。
組み付けました。
モーターがやや逝きかけていますが、動きはビビッドで軽いギアの感じになりました。
とりあえず今日はこのあたりまで。
また暇なときにモーター換装、腹ボテ解消まで取り組んで見ましょう。
モーターさえ死んでいなければ、これでも随分通電と動きが良くなるはずです。
ちなみに機関車はついつい友人MYに頼んでしまっていたのでした。
EF80初代とかEF55などが購入後10年程度で初めて自力で走るとか、洒落にならないことがあったんです。
↑何に再利用するかは全く未定です。