えーっとね。
考えてみれば、このキットの監修をした御大・先生は常磐線のプロフェッショナルなわけじゃないですか。
なんてたって、過去20年近く常磐線の各車輌のスーパーディテールモデルを発表し続けて、我々のため息と羨望とちょっとの嫉妬を起こすような時代の最先端のモデルを引導しているわけじゃないですか。
「おいら、なぁんという無謀なドンキホーテ」
なんざんしょ。
このキット、きっと出ますよ。
ここまでべたな苦労しなくたって、恐らくサクッと出てしまうでしょうよ。
出るなというほうがおかしい。
そう考えると。
「おいらは馬鹿だなぁ」
と思うわけです。
でも、ここまでバカやると収拾が付かなくなっています。
はい、まだ直流車輌のままの妻板です。
色々迷いますが、とりあえず不必要な手すりを取り去りましょう。
と、いいつつ妻板の手すりも作業簡略化の都合上、全部撤去に・・・。
はい、何台になるかわかりませんが、妻板の手すり全部付け直し決定です。
ちょっとため息。
キャンバス押さえを生成します。
省略しようと思いましたが、ちょっと無理でした。
ちょっと分厚いんだけどねぇ・・・。
0.3mm丸棒材を
3本まとめて・・・
端っこだけまとめたら曲げて・・・固定してまた固定。
こんな感じに
する。
更にもう一組
貼り付ける。
二重になるらしいですよ?
モハ400はまた違う形で降りているみたいですよ?
キャンバス押さえの角の修正は最後明日かな。
だんだん気が狂った作業に入ります。直流と交流を切り替えるスイッチの部分。
自作することにしました。
だって、配管追っていったら、付ける以外にやり方思いつかなくなったんだもん。
0.3mm真鍮線を貫通させて
内径0.3mm外径0.5mmのパイプを
切って挿した。
かなりキチガイ染みてきた。
こんな感じ・・・。
で、反対側を床下から立ち上げた0.4mmプラ丸棒と接着。
あ・・・アホだ。
だって、こうなっているらしいんだもん!
実物もこの部分が回るらしく、プラップラの配線の様子。
今度は短いランボード張り
0.75mm内側に仕込むために0.75mmプラ棒でガイドしてポンチうち。
ほうら。
ランボード挿し。
はい。
このあと2.0mm×0.25材を張ります。
おや。配管がはみ出している。
写真見るとここだけランボードが太いご様子。
剥がして
ちょっと幅の広い材料を張った。
できた・・・。
あーあー、本当に交直流屋根機器、ほぼ新製しちゃったよ。
売る気満々だったこの編成。
流石に惜しくなってきました。
配管の完成です。
まだパンタに伸びる線がある様子。
実車殆ど見たことないんでどこが足りないのかよく判りません。
自分には二度と作れないような配管。
合っているのかすら疑問の配管。
ネットの写真などって恐ろしいねぇ。
本当はモハ456の屋根斬り接いでオシマイにするはずあった屋根。
作っちゃいました。
やれば出来る!とは言いません。
でも、遠回りしていたら本当に遠回りしてしまいました。
αモデルのキットをサクッと簡単に作ってお小遣いのため売るつもりだったのに。
どうしてこうなった?
↑これには歴々のライバルモデラーの冷やかしが絶対に関わっていると見た。