圓光大師25ヶ所 第2番
久御山町指定文化財
木造阿弥陀如来坐像 一躯 観音寺蔵
寄木造 玉眼 漆箔 像高 48.9㎝
鎌倉時代中期 平成8年2月29日指定
観音寺は、建長2年(1250)、百阿上人の開基と伝え、中世には御牧三ヶ寺(華台寺・観音寺・念仏寺)の1つに数えられていた。木造阿弥陀如来坐像は、定印を結び胸は大きく開き、腰を深く落とす大仏風の体型で、面貌は童顔ながら端正な表情を示す。衣文の彫は浅く、平安時代末期の作風が感じられるが、様式からみてほぼ13世紀中葉の制作と推定される。後年の補修も少なく、鎌倉時代の小像の佳作として貴重なものである。久御山町教育委員会
金華山
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