アートプラス京めぐり

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神社左0234   大豊神社  (前)

2020年11月07日 18時05分59秒 | 神社

 

大豊神社 狛ねずみの社

この社は少彦名命・応神天皇・菅原道真を祀っている。社伝によると、仁和3年(887)、宇多天皇の病気平癒のため尚侍藤原淑子が勅命を奉じた勅願社であり、朝野の信仰が篤かった。建武の内乱・応仁の兵火などに遭って焼失したが、本殿・末社・拝殿・絵馬堂が再建され、鹿ケ谷、法然院、南禅寺一帯の産土神として信仰を集めている。特に、末社の大国社の狛鼠、日吉社の狛猿、愛宕社の狛鳶は、それぞれの神のお使いとして有名である。また、神花として椿、枝垂れ紅梅、紫陽花、山野草が四季折々、参拝者の心を和ませている。更に、椿の名所としても知られている。

 

 

 

子年になると脚光を浴びる狛犬がいます。大豊神社の末社、大国主のネズミで、右に巻物を喰わえた牡のネズミ、左は玉を持った牝のネズミです。古事記では大国主命を救ったネズミが社前をお守りしています。子供の視角にちょうどよい高さに作られています。大豊神社ははじめ、後ろの椿ガ峰にあって椿ガ峰天神といわれていましたが、一条天皇の寛仁年間(1017~21)に今の地に遷したと伝わります。

現在は病気平癒、健康長寿の祈願にお参りになる方が多いようです。境内の末社の中で五穀豊穣を祈る美田稲荷にはキツネがいますし、愛宕社の前にはトンビ、新日吉社の前にはサルがいます。

皇紀二千六百年記念

宇多天皇御 平癒勅願社

御大典記念

椿の峰の御神水

大正4年12月建立

大典紀念

大典紀念

大典紀念のある所 ⇒ まとめ051 関連0008  御大典記念のあるところ

紀元2600年 ⇒ まとめ006 紀元2600年石碑・献木・奉納額  

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寺院笠置0737 笠置寺 後醍醐天皇行在所跡

2020年11月07日 06時43分16秒 | 寺院

行在所遺址

後醍醐天皇行在所跡

元弘元年(1331)8月27日政治改革に失敗され、京都御所を出られた後醍醐天皇を受け入れた場所である。

天皇方2500、笠置山に向かって北条方75000と伝う大軍を相手に攻防1ケ月、ついに9月28日夜半風雨を味方にした北条方50名の決死隊により奇襲攻撃を受け、大磨崖仏をはじめ笠置寺山内49ケ寺すべて灰燼に帰してしまった。標高290m山頂である。

後醍醐天皇 御製

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