御園神社
祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)・武甕槌命(たけみかづち)・経津主命(ふつぬし)を祀る。
奈良は古くは奈羅郷(ならごう)と称し、もとは久世郡に属していたが、木津川の氾濫で川の流れが変わり、今は八幡市になる。奈羅とも書き、欽明天皇の26年(565)に我が国に来朝した頭霧利耶陛(つぶりやへ)をとする高麗人の居住地と伝わる。
社伝によれば、当社は延暦六年(787)桓武天皇が長岡より河内国交野(かたの)の行幸の途次、この地に於いて鷹を放って遊猟されたが、このとき神託によって延暦6年10月、藤原種継(たねつぐ)をして春日神を勧請して祭祀せしめられたのが起こりと伝える。
その後、南北朝の合戦や応仁の乱によって炎上したが明応3年(1494)9月新殿を造営したと伝えている。
現在の本殿は一間社流造檜皮葺 本殿の擬宝珠の銘より元禄14年(1701)の建立と考えられる。
平成19年に本殿が京都府指定文化財(建造物)に指定された。
大正4年11月
御即位大典記念建立
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