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五条大橋 今 昔

2015年10月08日 07時47分34秒 | 史跡・旧跡

はじめ平安京の五条大路(今の松原橋)に架かっていたが、天正年間、豊臣秀吉が

その下流の六条坊門小路(今の五条通)に付け替えたのがこの橋の起こりで、

名もそのまま五条橋と称した、このため元の五條橋は松原橋と名を改めた。

もとは木橋であったが、市内と伏見をつなぐきわめて重要な橋のため、

正保2年(1645)石造に改造し、擬宝珠高欄付とした。

また鴨川の氾濫や寛文2年(1662)の地震などで破損したこともあったが、

その都度、公儀によって修理されたので、公儀橋とも称した。

昭和10年(1935)6月の鴨川の氾濫に五条橋も流失し、

擬宝珠の一部は大阪湾、淡路島沖に打ち上げられたことがある。

現在の橋は昭和34年(1959)3月の改修によるもので、

御影石の高覧、青銅の擬宝珠は昔の面影をとどめている。

 

正保2年(1645)の擬宝珠

 

 

すべての擬宝珠を撮影するのは次の機会にします

橋の西詰の北側の公園内に 昔の橋脚がありました

柱の下の方に暦が彫られていました

天正17年    1589年です  秀吉が付け替えたときの橋脚です

 

公園にごろごろ とある 橋の遺物らしきもの

 

五条橋から 松原橋を見る

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