私立中高一貫校 学園祭 参考用

先週末、期末試験後すぐ学園祭がありました。
大体、地元の進学校学園祭は、6月終わりから7月半ばまでに集中しています。
おそらく、高3の進学に配慮し、昔は秋だった学校も、
夏に行われるようになりました。
我が子の通学している私立中高一貫校は、そうです。
期末試験と同時進行でした。
ですから、文字通り自由参加なので、参加する子、しない子が真っ二つ。
※当日ではなく、準備
こういうことを聞くと、親としては、いい気持ちがしません。

クラスアートは、「令和」にちなんで、未来予想図でした。
中学生あたりは、ＡＩに使われるという感じでしたが、
高校生は、地球から脱出している、宇宙人との共存など、
面白いアイデアがありました。
そして何より面白かったのは、クラスの出し物。
高3の某クラスは、かなり完成度の高い劇で、
それこそプロでもおかしくないぐらい楽しませてくれました。
年寄りが本物ではないか、と思うぐらいの動作。
そして、行きもつかせぬ展開。
6年間の集大成を感じました。
中でも、印象的なのは、一番馬鹿馬鹿しいことをしている子が、
クラスメートに、
「こいつ、これでも、高2で英検1級取りました。
頑張って、アメリカの大学、行って来い！！
絶対、科学者になれよ！！」
と、言われていました。
そう、高3にとって、こんなにはじけれることができるのは、これが最後。
6年間、先輩方を見ているからこそ、完成度も高いのでしょう。
また、高3は、どのクラスも、
「絶対全員志望校合格するぞ！！」
と、掛け声を挙げていました。

また、この開催中に小6は、第1回目のオープン模試を受けたり、
各部活の部活見学、体験もできます。
今年のオープン模試は、例年になく多かったとのこと。
徐々に人気が出てきているのかもしれません。

2日目は、各クラスの合唱コンクール。
模擬店も、この日だけ開き、我が子も作ったり、
先輩のクラスや友達のクラスで食べたり、飲んだり、と楽しみました。

やはり親として印象的だったのは、卒業生の講演。
高2の秋まで好き勝手させてくれた親と担任に感謝。
部活引退後、受験に専念し、地元の医学部医学科に現役合格。
部活自体、全国上位に個人で選ばれる強者ですから、
集中力もあったのでしょう。
実際プロになるか、悩んだ時期もあったらしい。
ただ、好き勝手していたと言っても、予習復習はしていたらしく、
基礎学力はあったようです。
そうでなければ、20倍の競争率には勝てないでしょう。
とても楽しい学祭でした。

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