私立中高一貫校 母担任に叱られ涙ぐむ 参考用

昨日、精神的につらいことがあり（業務上）、かなりナーバスな状態で、
わが子の担任に電話しました。
担任は電話があったとこを、いつもより驚いていました。
確かにそれはそうなんですよね。
このコロナの影響で、授業はほとんど進んでいない。
なぜ電話をした？
と思われたのでしょう。
わが子の様子が気になったので、まあ電話したのですが。
「自宅では話されませんか？」
「最近あまり話してくれなくなったので、心配になって。
学校の様子はどうでしょうか？」
「思春期ですからねえ、話さなくなるのはよくあることなんですよ。
取り立ててどうこうは…。ああ、最近国語頑張っていますよ。
よくK（国語担当教員）に、質問に行って、意欲が出てきたと話していました」
「そう言えば、買った問題集をマンツーマンで教えていただいたとは、話していました」
「大事なのは、きっかけ。やる気なんですよ。
そういえば、先日、進路指導をして、行きたい大学・学部の話をしました。
聞いていますか？」
「いいえ、全然」
「そこは、親御さんと話してほしかったんですけどね。
親御さんから見れば、成績は、まだまだだと思われるでしょうが、
教科によってばらつきはあるものの、おおむね成績は悪くはないです」
「共通テストで数学と化学は良かったと言っていました。
でも、国語が…」
「確かに、あの2教科は、〇〇さん、かなり良かったです。
国語は、今後、こうして頑張っていけば、おのずと伸びていくことでしょう」
「国語もですが、英検準2級の筆記を2回目も落ちたので、もうお金ももったいないしで、
叱ったんですよね」
「お母さん、何ということをしてくれたんですか！！」
と、大声を出されました。
「子どもは、お金を持ち出されたら、何も言えません。
確かにご家庭の負担は大きいでしょう。
でも、あとった1問正解すれば、合格でした。
※まるでgoma008さんの前回の医師試験結果だ…
英語検定は、以前と違い、4技能のバランスがないと、合格できなくなっています。
検定も、テストも模試もそうです。結果が振るわないときは、
次どうしたらいいのか？を考えさせてください」
「ついつい出てしまいました。落ちると、またお金がになってしまって…」
「親御さんが思うより、本人は気にしています。
中3の今の時期は、確かに結果が伴えばいいのですが、どちらかと言えば、きっかけが欲しい時期です。
前回も言いましたが、公立も受験する7月の進研模試で、彼女の評価が初めてはっきりとわかります」
「はい、ありがとうございます」
ここで、涙ぐんでしまったのです。
それを知った担任が、
「泣かないで」
と、敬語抜きで言われた時、かなりドキッとしました。
この人、独身の頃、絶対モテただろうな…
と、不謹慎にもそう思いました。
母親のハートを打ち抜くとは、恐るべし。
まあ、わが子は、先生として好きとは言っていますが、おそらく男性としても憧れていることでしょう。
「泣くということは、それだけ子どもさんと向き合っているということです。
真剣に〇〇さんのことを考えていらっしゃる。すごいことですよ」
「ありがとうございます、今後あの子に対してどうしたらいいのか・・・」
「そこは、また考えていきましょう。
僕は高校も教えるし、高校3年間一度も担任をしないということはあり得ません。
頑張ろうというきっかけが中3で起きてよかったと僕は思っています。
彼女は、これから、おそらく伸びていきます。
実際、数学・理科は、現時点でもう国立医大レベルに達しています。
国語を中心に頑張れば、現役合格も夢ではなくなりますから」
「ぜひ高2・高3で担任になっていただけたらと思います」
「そこは何とも言えません。ただ、今後も頑張っていくことは確かですから、見守っていきましょう」
と言われました。
これが叱られ、涙ぐんだ経緯です。
仕事で、ナーバスになってもいますが、年取って涙腺が弱いということもあります。
ああ、恥ずかしかった…