科学を考える

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

習い事の罠 参考用

2024-06-14 13:32:53 | 日記

先日、節約雑誌を見ていたら、

3人のお子さんのいらっしゃる

お母さんが、

「わが家はこうして教育費を準備しました」

が掲載されていました。

 

3人のうちのひとりは

卒業し、就職。

ひとりは大学在学。

ひとりは高校受験です。

 

上のふたりは芸術系の大学に進学されていたので、

習い事がかなり掛かっていたようです。

ピアノや絵画などは、

ある意味想定内なところがありますが、

2番目のお子さんがされていた「バレエ」。

これが意外なことに・・・

 

バレエをお子さんがするきっかけは、

かなりの確率で、お母さんがしたかった

家庭が多いです(笑)

わが家もご多分に漏れず、

上原きみこさんの「ハーイまりちゃん」

を小学校の頃、愛読し、

憧れていました。

実際このお宅も、

「子どもの頃にしたかったけど、出来なかった」

ということで、されています。

 

余談ですが、わが子が保育園の頃、

玄関の張り紙に、

「バレエの発表会」が張られていました。

その時、

「わが子に見に行く?」

と、3歳ぐらいの時に聞きました。

すると、担任の先生が、

「お母さん、一般的な家庭に

習い事のバレエは不向きです。

もし、観覧して〇〇ちゃんが、

習いたいと言ったら大変なことになりますよ。

バレエは、この辺りの保護者は、お付き合いも派手です。

やめておいた方がいいです」

と言われました。

この時は、ちょっと失礼だなぐらい

思いましたが、

実際わが子が成長して知ったことですが、

開業医や社長のお嬢さんなど、

かなり経済的に裕福な家庭が多いです。

先生の言われるように、

派手なことは想像出来ました。

 

そして先程の節約雑誌に話を戻します。

バレエを習わせて12年で500万円掛かったそうです。

500万円!!かなりの衝撃的な金額です。

先生の言うことを聞いておいてよかったです。

月謝は5000円とそんなに高額ではありませんが、

道具や発表会の参加費・衣装が、

かなり掛かっていたと書かれてありました。

そして、お嬢さんはプロになりたいと思っていたようですが、

一生できる職業とは思えないということで、

親御さんは反対されたそうです。

ピアノもされていたので、最終的には音大へ行かれました。

 

バレエのプロを目指すので、

有名なのは、「うちの三姉妹」のスーちゃん。

コミックエッセイにも描かれていましたが、

かなり厳しい道のりのようです。

彼女は大学に進学せず、バイトをしながら、

バレエに励んでいます。

 

それを認めることが出来るのは、

やはり親の財力があるからでしょう。

もし、わが子に才能があったとしても、

私もやはりわが子には

「好きな道に行けばいいよ」

とは言えません。

 

このお宅は、学資保険でそれぞれ

1000万円用意していましたが、不足したようです。

やはり芸術系の私大は掛かります。

そこで、大学の減免申請などされ、

授業料を少なくされたようです。

奨学金は、大学入学後でも、

申請できるので、諦めずにした方がいいな。

と思いました。

 

芸術系の習い事をされているので、

とてつもなくお金持ちと言うわけではなく、

年収500万円程度の一般家庭でした。

ですから、学資保険で3000万円は

いっぱいいっぱいだった

と書かれてありました。

ただ、ほとんどのご家庭がピアノや絵画、

バレエを習い事にしたからと言って、

芸術系に進むとは限りません。

他の学部に進む子どもが圧倒的に多いでしょう。

ただ、その可能性もないとは言えないな。

と思いました。

 

それにしても、バレエってお金が掛かるのですね。

学資保険を用意され、

色々な習い事も工面されたご夫婦。

わが家とほぼ同年齢で、

「老後資金は、これから10年で貯めます」

と書かれた言葉に、

すがすがしさを感じました。

 

 

 

 



コメントを投稿