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教育熱心と教育虐待の違い 参考用

2019-11-22 07:40:07 | 日記
最近よく聞く教育虐待。
教育熱心とどう違い、差があるのでしょうか。

我が子は、中学受験をしたわけですが、ほとんど受験をしない地域なので、
人によっては、教育虐待ととらえているのかもしれません。
また、この言葉が独り歩きをしている、とも感じます。

自発的に子どもが勉強せず、成績が振るわない場合、
何も言わずに、したいようにさせて大きくなっていった。
そういう家庭はごく少数だと思います。
今の40代以上の親の場合、起業そのものの考え方が一般的ではないので、
一流大学に進学して、一流企業に就職という考えが根強いです。
ただ自分や親など身近な人がリストラなどの経験がある場合、
それはあまり役に立たない、とも認識があります。
昨年は多少競争率が落ちたものの、やはり医学部人気は衰えを知りません。
一つは企業に就職よりも、成績が良ければ、医者になってほしいという親の願いが込められているとも言われています。
ただ、今は、一般的な家庭から医者にさせるというのは、かなり困難を極めます。
というのも、特化した高校に進学して、先生が非常に熱心でない場合、
塾や家庭教師というお金がかかることが切り離せない。
また、ほかの学部と違い、入試に非常に癖があるので、
「〇〇大学が無理だから、レベルを落とそう」
ということがしにくい学部と言われています。
さらに、よほどの名門校でない限り、国立のすべり止めは私立、といった感じですが、
医学部の場合、私立でも、医学科なら、偏差値60超えが軒並み並び、
すべり止めとは言えない、私立さえ合格できないという白熱ぶりです。
それでいて、私立は学費が平均3000万円、一人暮らしをすれば、4000万円なんて吹き飛びます。
とても、年収500万円台の家庭では、無謀な挑戦となります。

教育虐待は、親の誘導から始まると言われていますが、
それは否めません。
ネットでよくあるのが、自分はなりたくないのに、親の希望でに行った。
というもの。
でも、それはいつ気が付いたのか?
私自身、親からの圧力からいまだに逃れられていないので、
気持ちは重々わかります。
ずいぶん前に、ブログで薬剤師からパワハラを受けていると書きましたが、
その時、親が言ったのは、
「誰も相手にしてくれない寂しい人だから、耐えろ。
お金を持っている(実家が財産家)し、その人のいいところも探せばいい」
には、げんなりしました。
自分が貧乏だから、お金を持っているその人は悪くない。
そういう親には、失望しかありません。
言葉は違いますが、教育虐待というのは、意に沿わない方向に行かされた、ということでしょう。

ただ親がお金を出してくれる場合、子どもがこうしたい!!と言っても、
かなり難しいです。
子どもの心に本気で寄り添い、話を聞ける親でありたいと願っています。


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