今回は、マツバボタン(松葉牡丹)。名前の由来は、細い葉を「松葉」に、花を「牡丹」に見立てたもの。別名、ヒデリグサ(日照り草)、ツメキリソウ(爪切り草)などと呼ばれる。
<2020年10月7日>
◇ ここは、とある方のお家の前。因みに、黄色はキバナコスモス(黄花秋桜)だよ。
※ 黄花秋桜はこちら → 小次郎と秋の草花ーキバナコスモス(黄花秋桜)-
花をよく見てみよう
◇ ふーん、こんな花なんだ! 牡丹の花に見立てたらしいが、花の大きさは、松葉牡丹=3cm程度で、牡丹の花=10~20cmの大きさで、存在感は大きく異なる。松葉牡丹の勉強をしておこう。
※ 牡丹はこちら → 小次郎と春の草花3ーボタン(牡丹)-
【マツバボタン(松葉牡丹)】
◇ スベリヒユ科・スベリヒユ属の一年草。花は昼間に咲き、夜には閉じる。
※ ホロビンソウ(不亡草)、ヒデリグサ(日照り草)、ツメキリソウ(爪切り草)などの別名がある。
◇ 南アメリカ原産で、アルゼンチン、ブラジルなどに自然分布。日本へはオランダ経由で江戸時代末期に渡来。
◇ 開花時期は6月~9月。花茎3㎝ほどの花を次々と開花する。花色は赤、オレンジ、黄、ピンク、白、複色と多彩。また、一重の他、八重や6㎝の大輪の品種もある。
【名前の由来】
◇ 松葉牡丹」は細い葉を松葉に、花を牡丹に見立てたもの。
◇ 別名の、「日照り草」は真夏の直射日光でも花を咲かせることに由来。「爪切り草」は茎を指しておくだけで発根する性質から。
◇ 小次郎の足元だけでな、後ろの方にもあるね。草丈は5~15cmで地面と這うように咲いているし、葉は長さ1~2㎝なので他の草花と競合しないみたいだね。
他にもあったよ。
<2017年9月22日>
◇ ここは、メモリアル伊都國前原斎場の近く。ブロック塀と側溝のフタのわずかな隙間に頑張って咲いている。すごいね、ボクも頑張ろうっと! 因みに、ここはオシロイバナ(白粉花)も咲いていた所。
※ 白粉花はこちら → 小次郎と秋の草花ーオシロイバナ(白粉花)ー
◇草丈は5~15cmと言うけど、ここは草丈の高さも結構ある。うむ、野生化で生きる力が強くなっているのかな?
◇ 花も凛(りん)としているように見える。
小次郎も再度おでまし。
◇ 小次郎は、まだ撮影は終わらないの? と言う感じ。ま、夕方の6時前で帰ったら夕飯だしな。
この撮影で帰ろうかね、小次郎君。
お終い。