こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と夏の草花 ー ガウラ ハクチョウソウ(白蝶草)-

2023-10-09 22:40:06 | 夏の草花

 今回はガウラだ。和名はヤマモモソウ(山桃草)、また、ハクチョウソウ(白蝶草)としても知られる。5月~11月と長く楽しめる。一つの花は短命で3日程で散るらしいが次々と途切れることなく咲き続ける。穂状に咲く小花が風に揺れる様は、“白い蝶が群れて飛んでいる”と形容され、爽やかな風情が感じられるね。ボク(小次郎)は好きだよ! もっとも、「ハクチョウソウ」と聞いた時、なんで「ハクチョウ(白鳥)」? と、思ってしまった。“蝶”なんだね。

<2018年~2020年 5月27~9月3日 美咲が丘

【2018年5月27日】ふれあい通り

◇ ふれあい通りの街路樹の間のガウラ

◇ 道路を通過する車の風で揺れ舞うのが綺麗。“白蝶草”はまさにピッタリ。

【2018年6月10日】みず咲公園へ続く遊歩道

◇ ボクは、白蝶草には興味はないので雑草の間をクンクンして他のワンちゃんの匂いを嗅いでいるんだ! パパは、白蝶草を鑑賞しなよ!

◇ ん? 呼んだ!? そうだよ。キミ(小次郎)とのコラボも必要なんだ!

◇ うん、これがいい!

◇ ガウラに近づくとキミは、耳だけになってしまった。ごめんね。

◇ 確かに、長い小枝の先に小さな花が咲いている。

◇雑草野間だから一本だけ伸びている。

ガウラについて勉強しておこう

【ガウラ】

◇ アカバナ科ヤマモモソウ属(ガウラ属)

  和名はヤマモモソウ(山桃草)。別名はハクチョウソウ(白蝶草)

◇ 原産地:北アメリカ。明治の日頃に渡来。

◇ 開花時期:5月~11月ととても長い。花弁は4枚で長い雄しべが目立つ。色は、赤、ピンク、白、複色。

【由来】

◇「ガウラ(Gaura)」は、ギリシャ語で「華麗な/堂々とした」の意味。

◇「ハクチョウソウ(白蝶草)」は、細い花茎の先に咲く花が蝶が舞っているように見えることから

◇「ヤマモモソウ(山桃草)」は、花の色(淡桃色)に由来すると言われる

改めて見てみよう

【2018年8月10日】3丁目のボク(小次郎)のお友達の家 ここは柴犬がいるんだよ。

◇ 駐車場をお借りしてパシャ。

◇ ガウラの背が高いので、縦に撮影 近寄って見よう。

◇ 立派だね。沢山の蝶が舞っているようだ。

【2018年9月3日】お友達の家(その2)

◇ ワー、すごい、以前より増えている感じ画する。

◇ 確かに「花弁は4枚で長い雄しべが目立つ」。花弁は対称じゃないんだね。

【2020年6月10日】1丁目の(パパの)お友達のお家。ここはワンちゃんはいない。

◇ 駐車場沿いの2段ブロックのところに整然と植えている。これも、見事なんだね。

◇ 6月だけど、だいぶ咲いているんだな。花に近づいてみよう

◇ 一つ一つの花の寿命は短いので、つぼみ、見頃、萎んだものが一緒になるのは、ま、仕方がない。

【おまけ】2017年6月12日 奈良・菖蒲池

奈良に住む、親戚の方から写真を頂いたので取り上げておく。

◇ 菖蒲池(あやめいけ)は、奈良県奈良市の近鉄菖蒲池駅の近く。「菖蒲池」と「蛙股池(かえるまたいけ)」がある。

お終い

 

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小次郎と夏の草花-マルバストラム-

2023-09-04 11:05:45 | 夏の草花

今回は、マルバストラムだ。名前は属名をとったものだそうな。なお、和名はシダレアオイ(枝垂葵)で、茎が長く伸び花姿はアオイを思わせることからという。アオイ科でハイビスカスやムクゲなども仲間だが、繁殖力が強く、茎がほふくして広がる性質があるという。

<2023年6月2日、他>美咲が丘

◇ 地面では “ほふく” の様子も見られる

全景から、見てみよう

◇ 遊歩道の生垣の間から伸びているようにも見えるし、家のフェンスの辺りでも咲いている。お家の方が植えたのかな?

ここは街区の間をつなぐ遊歩道の入り口。秋の紅葉がとてもキレイだよ。ちょっとそれも見ておこう

◇ ほら、紅葉もきれいだろう? 

話しがそれた、元に戻ろう

◇ 地面すれすれにも咲いている

◇中心部の模様が特徴らしい。 マルバストラムの勉強をしておこう

【マルバストラム】出展:みんなの趣味の園芸、他(抜粋)

◇ アオイ科マルバストラム属の宿根草。茎はほふくして広がり各節から根を出して広がる。和名にシダレアオイ(枝垂葵)がある。

◇ 原産地は南米(アルゼンチン、ウルグアイ)。渡来時期は不明。

◇ 開花時期は5月~7月。ピンク色の花を、茎を伸ばしながら次々と咲かせる。花茎は4㎝ほど。中心部のカップ状の所は黄色、その周りに赤色がかった模様がある。花びらは淡いピンク色。朝に開き、夜には閉じる特徴がある。

 【由来】出典:GKZ植物辞典

◇「マルバストラム」は、属名をとったもの。因みに属名はギリシャ語のmalva(=アオイ属)とstruma(こぶ状の突起)との合成語。

◇「シダレアオイ(枝垂葵)」は、茎あ長く伸び、花姿がアオイを思わせることから。ん? 「アオイ(葵)」ってどんな花だっけ? 

 ネットを探してみた。写真は「写真AC」より引用(抜粋)。うーん、確かに花姿は似ているかな?

改めて見てみよう 小次郎クンも一緒にね。

◇ 中央の木が紅葉(カエデ)、右の支柱は防犯灯、常緑の生垣。そして、その間から一輪、マルバストラムが咲いている。

お終い

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小次郎と夏の草花-ハマナデシコ(浜撫子)-

2023-08-21 22:47:34 | 夏の草花

今回は、ハマナデシコ(浜撫子)だ。フジナデシコ(藤撫子)とも呼ばれるナデシコ属の多年草で、切り花や花壇用に“ベニナデシコ”の名称で栽培されるという。由来は、浜辺や海岸の崖地などに咲いているから。因みにナデシコ(撫子)は「撫でて育てるかわいい子のような花」の意味が込められているという。

<2023年7月30日> 美咲が丘

◇ ここは、ブルーベリーがあったお家。ウッドデッキの横に植えられている。うむ、この場所もいい!

上から見てみた

花をよく見てみよう

◇ こんな花なんだ。勉強しておこう

【ハマナデシコ(浜撫子)】※ Wikipedia、他

◇ ナデシコ科ナデシコ属の多年草。フジナデシコ(藤撫子)とも呼ばれる。切り花あるいは花壇用にベニナデシコの名称で栽培もされる。

◇ 自生は海岸の砂地とのこと、調べてみると「松江の花図鑑」に “島根の海岸で撮影”の画像があった。うむ、これは自生なんだろう。※ 栽培種とは雰囲気が少し違うね。

◇ 原産地は日本、中国。本州~四国、九州、沖縄の海岸の砂地に自生します

◇ 開花時期は6月~11月。茎の頂上に密に着き「集散花序」となる。花色は船名な紅色と白色がある。

 【由来】

ハマナデシコ(浜撫子)の由来は、浜辺や海岸の崖地などに咲いているから。因みにナデシコ(撫子)は「撫でて育てるかわいい子のような花」の意味が込められているという。語源由来辞典によれば「ナデシコは花が小さく、色も愛すべきところから、愛児に擬した「撫でし子」が有力である」とある

改めて見てみよう

◇ つぼみ!

お終い

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小次郎と夏の草花-フェイジョア-

2023-08-12 22:17:05 | 夏の草花

今回はフェイジョアだ。フトモモか科の常緑低木。果物として食用に栽培される他、庭木や生垣としても評価が高いという。散歩中、木に咲く赤い花を見つけた。遠目に、木の緑の葉の間に赤い点々が見え、最初は“赤い実?”とも思った。近づいてみると、エキゾチックな赤い花だった。

<2018年6月4日>美咲が丘

全体像から見てみよう。

◇ 遠くからは、木の緑の葉の間に“赤い点々”が見えるんだな。近づいて見上げてみる

◇ 花びらはピンク色で、長い赤色の雄しべが見える。うーん、花の形状はイマイチ。

逆方向から見てみよう。

◇ 木は大きく、花も沢山咲いているんだけどね。

◇ 見上げると首が痛くなるね。お家の方とのやり取りを示す。

パパ:この木は何ですか? 赤いのは花ですか?

家人:フェイジョアですよ。家を建てた時、庭木の選択に迷っていると、植木屋さんに「フェイジョアは如何ですか? 赤い花を楽しめ、実は果物として美味しいので、今、人気ですよ!」とのことで庭木に選んだのです。

パパ:ほー、食べられる実ができるのですか、いいですね!

家人:実ったら差し上げましょう。熟した実は美味しいのですが、熟すとすぐ落ちちゃうので収獲のタイミングが難しいのですよね。

「背が高くない木もありますよ」と教えてくれた。

◇ 確かに、近くで花を観察出来る。

◇ こっちは50㎝位。幼木かな?

こんな花なんだ。 フェイジョアの勉強をしておこう

【フェイジョア】

◇ フトモモ科・アッカ属の常緑小低木。果物として食用に栽培されるほか、庭木や生け垣としても人気がある。別名パイナップルグアバと呼ばれる。

◇ 原産地:ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ。 渡来時期は昭和初期(米国経由)

◇ 開花期:7月~8月。

◇ 花は、分厚い花弁の外側は白い綿毛が生え、内側は薄紫色、鮮やかな赤いおしべが特徴 

  ※ 果実の写真 出展:DELISH KITCHEN

◇ 果実:パイナップルとバナナとリンゴを混ぜたような味で、甘い香りを漂わせる。ジャコウ(麝香)のような香りがあり、食味は西洋ナシやグアバのような甘味がある、との表現も。生食やジャムにして食べられるという。

◇ 由来:名前は植物学者“フェイホア”に因む。

お終い

【写真一覧】

小次郎とフェイジョア

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小次郎と夏の草花 -アベリア-

2023-07-08 23:12:53 | 夏の草花

今回は、アベリア。開花期は6月~11月と大変長いのが特徴という。ふーん、秋まで咲いているんだね。生け垣として人気という。ボクの散歩道にも沢山植えられているよ。和名では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)ともよばれる。衝羽根は、羽子板に使われる羽根のことで、花が終わった後に残る萼(がく)が、衝羽根によく似ていることかららしい。

<2023年6月20日>美咲が丘3丁目

◇ ガードレール沿いに生垣として植えられている。

◇ ボク(小次郎)のコラボはこの程度で、花を鑑賞しなよ。 因みに、もう少ししたら剪定されるので、花が消えちゃうんだね。

◇ 後ろの山は宮地岳。山頂には宮地嶽神社もあるよ。「みやじたけ」は、山(宮地岳)と神社(宮地嶽)で字が違うんだ。面白いね。

◇うーむ釣り鐘状の小さな花だ。 花の勉強をしておこう。

アベリア(Abelia)】
◇ スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑低木の総称。別名は「ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)」。
※ 総称と言えば「スイセン」や「アザミ」も総称。
◇ 中国原産の「タイワンツクバネウツギ」を母種とする交配種。
◇ 鐘形の小さい花を多数咲かせる。花は甘い香りで、非常に強い。
◇ 開花時期は6月中旬 ~11月末頃。とても長い!
◇ 真夏の酷暑に花をつける植物が少ないので、この時期にはアベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まる。

【名前の由来】
◇ アベリア(Abelia)は、本来のツクバネウツギ属のラテン名。
◇ イギリスの植物学者の「Abel(エイブル)」にちなんだ名前とも。
◇ ツクバネウツギは、枝の中が中空になって「空木(ウツギ)」になり、種がプロペラ状の萼片を付け、羽根突きの「衝羽根(ツクバネ)」に似ているから。

以前も紹介

<2018年8月1日>

真夏もしっかり咲いている

ガードレール沿いのアベリア。すごく生い茂っているね。 花の形が分からないのでズームインしてみよう。

◇ 8月1日の真夏の青い空ともマッチするね。 

◇ 伸び放題だが………。9月末には、再び剪定されてキレイになったよ。徒長がすごいので、キレイに維持管理するのがちょっと大変。

◇ ボクがしっかり入ると、花が目立たないんだな。これ、二律背反orトレードオフと言うそうだ。

<2018年9月11日>

9月に入ってキレイに選定されてしまった。生け垣としてはキレイだ………。花がカットされたのはちと寂しい。

<2017年8月19日>

街区内にも植えられているんだ。

お終い

【写真一覧】

◇ アベリア 糸島市美咲が丘 2023年6月20日、2018年8月1日~9月17日撮影
◇ タマスダレ(玉簾)糸島市南風台 2018年9月15日撮影
◇ クズ(葛)糸島市 2018年9月11日撮影
◇ ツユクサ(露草)糸島市 2018年9月14日~24日撮影

小次郎と秋の草花 - アベリア -

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小次郎と夏の草花-アガパンサス(紫君子蘭)-

2023-07-03 23:21:56 | 夏の草花

今回は、アガパンサス。梅雨の頃に青紫の爽やかな清涼感のある花を多数咲かせる。語源はギリシャ語の「agapa(愛らしい) + anthos(花)」の組み合わせという。また、葉がクンシラン(君子蘭)に似ていて紫色なので、別名、紫君子蘭とも言う。

<2023年6月18日> 自宅 

◇ 自宅の玄関前。これ、頂きものだ。

◇ 茎が長いので、小次郎とのコラボが難しい。

◇ コラボだと、花が遠くになってしまう。

◇ 6月18日時点では、まだ、蕾が多い。

◇清楚な感じの花だね。 ちょっと勉強をしておこう

【アガパンサス】

◇ヒガンバナ科アガパンサス属の半耐寒性の多年草。ユリ科やネギ科に分類されることもあり、植物分類体系により異なるらしい。日本では園芸用に球根が販売されるという。

◇ 原産地は南アフリカ。明治時代中期に渡来。

◇開花は、 5月下旬~8月上旬。梅雨の頃、紫色の小花をたくさん咲かせる。白花の品種もある。葉は君子蘭に似ており、別名を「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」

 【語源】

ギリシャ語の「agapa(愛らしい) + anthos(花)」

クンシラン(君子蘭)はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-クンシラン(君子蘭)-

3日後の(6/21)の様子を見てみよう

◇ まずは、ボク(小次郎)とのコラボをしっかり見てちょ!

花をしっかり鑑賞していいよ! 全景からズームしていこう

以前を取り上げる。散歩をしているとあちこちで見かける

<2018年6月17日~7月12日(南風台)>

◇ 沢山さいている。うーん「群生」しているが、「野生」ではない。

◇ 宅地の盛り土があるし、縦に撮影しないと、ボクが入らない。

◇ 花にズームしてみた。

逆の方向から見てみよう。

 

◇ 立派なアガパンサスだね。花よりも葉が目立つ。ボクは、さらに目立たない。

◇ 6月24日。つぼみの方が多い。

◇ ボクと花が目立つ角度で撮ってもらった。花の位置が高い(1m以上ある)ので、ボクが………。

<2018年6月24日(師吉(もろよし))>

◇ 師吉では道路沿いに沢山咲いていた。うーむ、見応えがある。

◇ 反対に眺めてみよう。因みに、地名の「師吉」は「もろよし」と読む。

白色もある。

<2014年6月27日(美咲が丘)>

◇白色もめっけ。紫も一緒にある。

◇ 紫も一緒に見てみよう

◇ 紫色もいいねえ。

【写真一覧】

◇アガパンサス(紫君子蘭) 福岡県糸島市 2018年6月17日~7月12日、2014年6月27日

◇フウリンソウ(風鈴草) 福岡県糸島市 2019年5月29日

◇ホタルブクロ(蛍袋) 福岡県糸島市 2019年5月13日、2018年6月4日

 

小次郎と夏の草花1-アガパンサス(紫君子蘭)-

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小次郎と夏の草花-サボテン(仙人掌)-

2023-06-27 23:40:55 | 夏の草花

今回は、サボテン(仙人掌)だ。2年前に頂いた鉢植えに花が咲いた。とても嬉しい。サボテンはサボテン科の総称で、頂いたのはエキノプシス属のオキシゴナという品種だと思う。朝に咲いて夕方に萎む「一日花」なんだって。因みに、夕方から咲き始め夜に満開となるゲッカビジン(月下美人)もサボテン科。クジャクサボテン属と“属”が違うけど、樹形はずいぶん違うねえ!

<2023年6月10日> 自宅

 

花は結構大きい! サボテンの勉強をしておこう

【サボテン(仙人掌)】※ Wikipedia、他

◇ サボテン科に属する植物の総称。その多くは多肉植物で、多肉植物の別名として使われることもあるがサボテン科以外の多肉植物をサボテンと呼ぶのは誤り。棘の部分は葉や茎が変化したもの考えられている。

◇ 全草に毒があり栽培する際には注意が必要だが、強心剤の薬効もあり「鬱血性心不全の特効薬」として使用されているという。

◇ 原産地はアメリカ、メキシコ、中米。日本へは江戸時代に鑑賞用として渡来したとされる。

◇ 開花時期は、品種、成熟度、大きさなどにより異なる。エキノプシス属は5月~8月に咲くものが多い。

※ エキノプシス・オキシゴナは、早朝に開花し夕方には萎む種らしいが、我が家のケースでは夕方に開花し、翌朝からはしぼみ始めていた。

【由来】

◇ 「サボテン」は、持ち込んだ南蛮人が「ウチワサボテン」の茎の切り口で畳や衣服の汚れをふき取り、樹液をシャボン(石鹸)として使ったため「石鹸のようなもの」という意味で「石鹸体(さぼんてい)」と呼ばれるようになったとする説が有力。

※ 1960年代までは「シャボテン」と表記する例もあった。

◇ 「エキノプシス(Echinopsis)」はギリシャ語で「ウニまたはハリネズミに似ている」という意味。

◇ 「仙人掌」は、中国、漢の皇帝が手のひらにお皿を乗せた仙人の像を建てたところ、その姿がさぼてんに似ており、仙人(せんにん)掌(手のひら)と書くようになったのだとかの諸説あり。

【開花の時系列】

-6月10日 7時40分-

◇ 朝の7時40分。「朝に開花」と思っていたので、明朝開花! と、思っていた。

-6月10日 19時10分-

◇ 小次郎、夕方に開花したね。

◇ ビックリ。この半日ほど、時間感覚がズレたのかな?

◇ この時がほぼ、満開!

-翌朝(6月11日)7時50分-

◇ まだ、大丈夫のようだが………。実は、“つっかい棒”をしているのだ!

◇ つっかい棒が分かるだろう?

◇ 花は大丈夫だが、花茎はぐたーっとしている。

◇ つっかい棒がないと、こんな感じ。

-翌日(6月11日)12時50分-

 

◇ 花びらも元気がない。洗濯バサミで支えているところ

◇ 正面からだと、まだ、頑張っている。

-翌日(6月11日)17時30分-

◇ほぼ、萎んでしまった。

-二日後(6月12日)7時00分-

◇ 完全に萎んでしまった。来年に期待しよう。

<おまけ:ゲッカビジン(月下美人)>

小次郎とのコラボの写真はないが、友人から写真を頂いたので紹介しておく、併せて勉強もしておこう。

<2022年8月25日>

◇ 「月下美人は、一年に一度しか咲かない!」とか「新月の夜にしか咲かない!」と言われが、そんなことはないそうです。このお家では、月下美人は、2022年は8月25日と10月24日の2回咲いたそうです。

【ゲッカビジン(月下美人)】

◇ サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物。別名に「ナイトクイーン(夜の女王)」の別名があり、夜の間だけに咲く。

◇ 原産地はメキシコの熱帯雨林地帯。日本へは大正末期に渡来。

◇ 日本のクジャクサボテン属には交配種が多いが、“月下美人”は原産地からそのまま導入された原種という。

◇ 開花時期は6月~11月。花は夜に咲き始め翌朝までの一晩で萎む。花冠は20~25㎝程度。

【由来】

◇「新月・満月の夜にしか咲かない」という言い伝えから、

◇「昭和天皇がまだ皇太子だった頃、台湾を訪れた際に、月下美人の花に目を奪われたそうです。 このとき、昭和天皇に連れ立っていた田氏という駐在大使に名前を聞いたところ、田氏が『月下の美人です』と答えたことから“月下美人”と名づけられた」 

等、があるという。宣一くんは昭和天皇説に一票。

お終い

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小次郎と夏の草花-クチナシ(梔子)-

2023-06-16 11:45:14 | 夏の草花

今回はクチナシ(梔子)。梅雨どきに大きな純白の花を咲かせて強い香りを漂わせる。由来は、果実が熟しても割れないため「口無し」に由来、など諸説あるという。パパは、渡哲也の「くちなしの花」で ♪~くちなしの白い花 おまえのような 花だった~♪ の歌詞が好きらしい。初夏の花だが、二度咲きの品種では9月にも咲くという。

<2023年6月15日> 美咲が丘

◇ これは、八重咲きのクチナシだな。

◇ ここは、美咲が丘の「はな咲公園」-「ゆめ咲公園」-「みず咲公園」へと繋がる遊歩道。散歩に人気の径(みち)だよ。両脇に花が咲く低木が植えられているが、春の環境美化活動で剪定されるので、花の観賞と(そろった生垣の)美観とのトレードオフとなる。

◇ 小次郎クンは、花はどうでもいいと言う感じ

◇ 花に着目していこう

◇かなり開いた花

◇ 中央部分は、これから開くみたい。

ここは、はな咲公園に近いところ。途中の、ゆめ咲公園に近い所も紹介する。

<2019年6月28日> 美咲が丘

◇美咲が丘の遊歩道沿いの垣根としてのクチナシの花。因みに、ツツジ、アベリアなどもある。 ちょっとズーム

◇ 白い花は綺麗だが、しおれると茶色っぽくなるのが、イマイチ。

つぼみ~花を見てみよう。

◇ 八重の大きな花なので「大八重クチナシ」の品種だとおもう。

-<特別出演 -クチナシの花と小太郎くんと次郎くん- >--

◇ 以前住んでいた庭での記念撮影。小太郎(2代目)と次郎(3代目)とクチナシのコラボ。ここで、クチナシを勉強しておこう

小太郎と次郎については、キーワード検索(例:小太郎くん物語 その1)で出てくるよ。

小太郎:「小太郎くん物語 その1」~「小太郎くん物語 その20」 

次郎 :「次郎くん物語 その1」~「次郎くん物語 その34」

【クチナシ(梔子)】

◇ アカネ科クチナシ属。梅雨どきに大きな純白の花を咲かせて強い香りを漂わせる。秋には橙赤色の実をつける。

◇ 原産地:日本。

◇ 開花時期:6~7月だが、二度咲きの品種は9月にも咲く。

◇ 果実は「黄色の染料」や「漢方薬の原料」となる。消炎、利尿、鎮静、止血、の薬効があり、吐血や黄疸に用いられる。

【名前の由来】

◇「くちなし」は果実が熟しても割れないため「口無し」に由来、

◇ 実の先端の形が中国の酒器「巵(シ)」の注ぎ口に似ている事に由来、

 などがある。

 ※「梔子」と書くのは漢名から。他に「卮子」「山梔子」とも書く

 -<特別出演 -クチナシの花と小太郎くんと次郎くん- (end)>--

小次郎くんの時代に戻ろう

<2019年6月28日>

 

◇ おーい、小次郎くん! 何やってんの?

 

◇ う~ん、いいにおいだねえ!

◇ 地面すれすれにさいているのもある。

 

◇ ポツンと咲いているのもある。

さらに戻って、

<2023年6月15日>

お終い

【写真一覧】

◇クチナシ(梔子

 ◇ムクゲ(槿) 

◇ハンゲショウ(半夏生)

◇アガパンサス(紫君子蘭) 

◇フウリンソウ(風鈴草) 

◇ホタルブクロ(蛍袋)

 

小次郎と夏の草花1-クチナシ(梔子)-

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小次郎と夏の草花-アザミ(薊)-

2023-05-18 23:02:54 | 夏の草花

今回は、アザミ(薊)だ。撮影は、5月(春)だが、初夏~秋にかけて咲く種が多いらしいので「夏の花」としておく。田んぼや空地で紅紫色の球状の花がきれいだ。調べると、アザミは“総称”で、ノアザミ、フジアザミ、オニアザミなどの総称だそうだ。そう言えば、スイセンも総称だったね。

<2023年5月10日> 美咲が丘三丁目

◇ なにアザミだろう? ネットで調べてみた。多分、「ノアザミ(野薊)」だと思う。 全景からみていこう

◇ 近くの空き区画だ。ここ、ツクシがあった場所でもある。

◇ ボク(小次郎)がジャマだって? 分かったよ、花に着目していいよ、フン!

◇ ネットで調べると、(九州に分布するのは)「野アザミ」、「浜アザミ」、「立アザミ」、「筑紫アザミ」で、一番普通に見られるのは「チクシアザミ(筑紫薊)」とのこと。区別はむずかしそうなので、勝手に、『筑紫アザミ』と思うことにする。

【アザミ(薊)】

◇ キク科アザミ属、及びそれに類する植物の総称。和名を単にアザミとする種はない

◇ アザミの種類は沢山あり、日本だけでも60種類ある。(似ていて分類が難しい!)

◇ 開花時期は4~7月。

◇ 花の色は、紫、ピンク、白

  ※ “白”は、紫の「野アザミ」の突然変異種で珍しい。四つ葉のクローバみたいなもの? 一度見つけてみたい。

【由来(諸説あり)】

◇ 沖縄の八重山の方言で「トゲ」を意味する「アザ」に、植物名に多い接尾語「ミ」が付いた説。

◇ 花の色の紫と白とで交たる(あざみたる)ところからとする説。

◇ 「アラサシモチ(粗刺持)」の意味とする説。等

◇ 漢字の「薊」は「草冠+魚+刀」からなる字。「魚」はトゲトゲした骨を表すので、『トゲがあって刀のように刺す草』を表す。

以前見つけたのも紹介

<2017年5月11日> (散歩の)田んぼコースにて

<2018年5月5日>(散歩の)田んぼコースにて

<2018年5月20日>(散歩の)田んぼコースにて

【あざみの歌】

パパは、アザミを見つけて、「山には山の~♪~」の歌を口ずさんでいる。(パパは)倍賞千恵子の歌が記憶に残っている、と言っている。帰って歌詞やエピソードを調べてみた。※ネットより抜粋引用

◇ 詩は、横井弘(当時18歳)が、疎開先の長野・下諏訪の八島高原で、野に咲くアザミの花にみずから思い抱く理想の女性の姿をだぶらせて綴ったと言われる。※ 日本の歌ふるさとの歌百選にも選ばれ、八島高原には歌碑が建っている。

◇ - 歌詞 -

山には山の 愁いあり 海には海の 悲しみや

まして こころの花ぞのに 咲しあざみの 花ならば

 高値の百合の それよりも 秘めたる夢を ひとすじに

くれない燃ゆる その姿 あざみに深き わが想い

 いとしき花よ 汝はあざみ こころの花よ 汝はあざみ

さだめの径は 涯てなくも かおれよ せめて わが胸に

◇ 曲は、「さくら貝の歌」を作曲した八洲秀章が、新たに作曲した曲に合う、歌詞を探して、(たまたま見た)横井の詩を「これ以外にない!」と直感したという

お終い

 

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小次郎と春の草花-イングリッシュブルーベル-

2023-04-21 11:20:24 | 夏の草花

今回は、イングリッシュブルーベル。英名でもあるブルーベルは「青い釣鐘のような姿」から付いたものという。

<2021年4月10日> 美咲が丘3丁目

◇ こんな花、うーん、青よりは紫色のような気もするね。

全体から見ていこう

◇ ここは美咲が丘三丁目。我が家の近くだよ。

花に着目していこう

◇釣鐘形で、茎の片方に花が付くため、先の方が垂れ下がって咲くのが特徴らしい。

別の角度から

◇ ん? 白いのは? そっちはアマドコロ(甘野老) 以前紹介したよね

アマドコロはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-アマドコロ(甘野老)-

ちょっと、勉強をしておこう

【イングリッシュブルーベル】

◇ キジカクシ科ヒアシントイデス属 春咲きの球根性多年草。日本では「イングリッシュ」「スパニッシュ」「(二つの)ハイブリッド」の3種があるけど、殆ど「イングリッシュブルーベルブルーベル」で流通しているという。

◇ 原産地は西ヨーロッパで、西ヨーロッパの森林床は、春にはこの密集して咲く青い花のカーペットに覆われ、一般に「ブルーベルの森  」として知られている。渡来時期は、不明。

◇ 開花期は4月~5月。花茎は10~30㎝で、先端が湾曲して下垂する。釣鐘状のブルーの芳香を放つ花を咲かせる。

【由来】

学名のHyacinthoides(ヒアシントイデス)とは、ギリシャ語でヒヤシンスに似たという意味で、花の姿がヒヤシンスに似ていることから。ブルーベル(bluebell)は、青い釣鐘のような姿から名前が付きました。

 【ヒアシンス(ギリシャ神話)】※ 画像はネットより

イングリッシュブルーベルの学名「Hyacinthoides(ヒアシントイデス) non-scripta」の "non-scripta" および "non-scriptum" は「文字が書かれていない」意味で、ギリシャ神話に登場する花「ヒアシンス」と区別するためこの名が付けられた。

 『ヒアシンスは、額に重症を負った瀕死のヒュアキントスの流した血から現れ咲いた花である。

 太陽神アポローンは、熱愛していたこの美しい少年の死を嘆き悲しみ、その涙は生まれたばかりのこの花に降り注いだ。

以来ヒアシンスの花弁には、アポローンの嘆きの声を表す "AIAI" の文字が記されているのだと伝えられている』

改めて見てみよう  以下は、2023年。ボク(小次郎)も老いを感ずるなあ。

<2023年4月11日> 

お終い

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