こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎とサルスベリ(百日紅) - 2019年 ー

2021-08-29 15:01:02 | 夏の草花

「美咲が丘のサルスベリ(百日紅)を思い出して見よう」第3弾だ。これも、アーカイブ〔保存記録)。2019年だよ。

<2019年9月12日> ここは、美咲が丘。ゆめ咲公園だ。

◇ どこに咲いているか、分かるよね? 細い枝が、グーンと伸びて、その枝先に白のサルスベリが咲いているだろう? 改めて地図を見ておこう

◇ 地図の黄色の丸のところ。ゆめ咲公園の入り口だ。

◇1m程の生垣の間から伸びている。

◇ 道に迫り出しているのもいいね。このサルスベリは、この年(2019年)に始めて花をつけたもの。いままで、なかったんだよ。

生垣は、アセビ(馬酔木)。春に白い壺状の花をつける。ちょっと思い出しておく。

<2019年3月21日> アセビは春。サルスベリは夏

◇ この時は、アセビの間から、サルスベリも伸びていたと思われる。

◇ アセビの花はこんな感じ。壺状だね。

アセビはこちら:Link先 → 小次郎とアセビ(馬酔木)

うん、話しがそれている。サルスベリの話しにもどそう。

◇ サルスベリは、あっという間に2m近く枝を伸ばしている。うむ、(アセビの)生垣の間を早く抜けてお日様の光を貰おうって、ところだな! 若木の生命力を感ずるねえ。

◇ 黄色の雄しべも目立っている。 改めて、サルスベリについて勉強しておこう。

【サルスベリ(百日紅)】

◇ ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木。別名はヒャクジツコウ(百日紅)。

  漢字では「猿滑り」「百日紅」「紫薇」などと書く。「紫薇(しび)」は、サルスベリの漢名。

◇ 原産地は中国。渡来時期は不明。江戸時代以前と推定。

◇ 樹高は2~10m。樹皮は赤褐色で(猿でもすべりそうな)ツルルツの木肌が特徴。

◇ 葉のつき方が変わっており枝の左右に2枚ずつつき、ときに対生になることもある。

◇ 幹や枝は左右にくねって伸び、木全体が盃型になる。

◇ 花は赤色又は白色。花弁は付け根が細い柄でうちわに似ている。花弁は6枚(7枚も)でヒダが入っている。

◇ 雌しべ1、長い雄しべ6(7)、短い雄しべ多数。

 ※ 黄色の葯(やく)の短い雄しべは上向き、茶色の葯の長い雄しべは、昆虫に花粉を付けるために下向きになっている。葯(やく)は、雄しべの先の花粉が入った袋のこと。

 ※ 短い雄しべの花粉は昆虫用で、長い雄しべの花粉が昆虫の体について運ばれる。

 ◇ 開花時期は7月中旬~10月中旬

◇ ときは、9月12日、今が真っ盛りかな? 

◇ 長い、先端の“葯(やく)”が茶色の雄しべが、虫にはこんでもらう花粉。黄色の、短い雄しべ先端の“葯”は、昆虫の餌なんだってね。これも子孫を残すための知恵だね。

◇ でも、伸びすぎたら(人間に)剪定されちゃうよ!?

お終い。

 

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小次郎とサルスベリ(百日紅) - 2018年 ー

2021-08-27 19:34:24 | 夏の草花

「美咲が丘のサルスベリ(百日紅)を思い出して見よう」第2弾だ。これも、アーカイブ〔保存記録)。2018年だよ。 

<2018年8月28日> ここは、美咲が丘

◇ 以前も紹介した「生垣から歩道に伸びている」ところだよ。 ん? 場所が分かんない? そうだね、地図を示そう。

まずは、のところ。

◇ 剪定でカットされたので、横に伸びている。この高さだとボクも観賞できるんだな。

◇ 花もいいけど、ボクも凜々しいだろう?

◇花に着目していいよ。

◇ 歩道上だから、ちょっと邪魔になるかな?

◇ 10cmほどの高さなので、ボク、つい、マーキングしたくなっちゃった。

サルスベリを再度、勉強しておこう。

【サルスベリ(百日紅)】

◇ ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木。別名はヒャクジツコウ(百日紅)。

  漢字では「猿滑り」「百日紅」「紫薇」などと書く。「紫薇(しび)」は、サルスベリの漢名。

◇ 原産地は中国。渡来時期は不明。江戸時代以前と推定。

◇ 樹高は2~10m。樹皮は赤褐色で(猿でもすべりそうな)ツルルツの木肌が特徴。

◇ 葉のつき方が変わっており枝の左右に2枚ずつつき、ときに対生になることもある。

◇ 幹や枝は左右にくねって伸び、木全体が盃型になる。

◇ 花は赤色又は白色。花弁は付け根が細い柄でうちわに似ている。花弁は6枚(7枚も)でヒダが入っている。

◇ 雌しべ1、長い雄しべ6(7)、短い雄しべ多数。

 ※ 黄色の葯(やく)の短い雄しべは上向き、茶色の葯の長い雄しべは、昆虫に花粉を付けるために下向きになっている。葯(やく)は、雄しべの先の花粉が入った袋のこと。

 ※ 短い雄しべの花粉は昆虫用で、長い雄しべの花粉が昆虫の体について運ばれる。

 ◇ 開花時期は7月中旬~10月中旬

次はの場所 ここは、はな咲公園からみず咲公園へ続く遊歩道だ。散歩にいいんだな。

◇ これ、かなり高い! ま、サルスベリは2~10mの高さになるらしいからね。

◇ 縦に撮ってみた。ぼくは、この高さだと………

◇逆方向から

◇ ボクをうまく入れようとすると………。枝の先の花だけだね。

◇ これが限度。

次はの場所 ゆめ咲公園の近くだ。ここには白のサルスベリがある

◇ これも、背が高い。が、幹は太くない。幹を見てみよう

◇ 樹皮が剥がれて、ツルツルになっていく途中かな? うーん、ツルツルになるのは樹齢が何年になった頃かな?

◇ ん? これ、サルスベリはどこ? 後ろの家(集会所)の横に白いサルスベリがあるだろう?

◇ これだと分かるだろう?

今度はの場所。はな咲公園に近い遊歩道

◇ 矢印のところ。白のサルスベリがある。横の樹木の方が大きいので気づきにくい。 近くに寄ってみる。

◇ 白もいいねえ。

次は、の場所。ほし咲き公園の入り口だよ。

◇ (公園)の表示、岩、サルスベリの配置も決まっているね。さすが、プロの造園家! と、おもう。ん? ボクが邪魔だって?!

次は、の場所。ふれあい通り(バス通り)だよ。

◇ キレイに剪定しているし、花も見応えがある。

◇“たわわ”に咲いている。ん? 「たわわ?」、これ、実で枝が重さできしむさまを表しているよね。花は重たくないじゃん? 

◇ 逆方向だと、逆光になるけど、これもまたいいね。

お終い。次回は2019年編。

 

 

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小次郎とサルスベリ(百日紅) - 2014年と2017年 ー

2021-08-26 17:32:19 | 夏の草花

美咲が丘のサルスベリ(百日紅)を思い出して見よう。うむ、アーカイブ〔保存記録)だ。まずは、2014年と2017年。

<2014年9月7日> 美咲が丘3丁目 みず咲公園への途中

◇ 生垣から歩道の迫り出してきている。これ、環境美化活動で生垣が剪定され、サルスベリも上の枝がカットされたので、根元から枝を伸ばしたようだ。生命力はすごいね。

みず咲公園への坂道。

木肌に着目してみる。

◇ 確かに、ツルツル。うむ、サルスベリ(猿滑り)の所以が理解出来る。

他にも? 

◇ 荻浦にもあったよ。

うーん、小次郎が出てこない。タイトルに偽りありとなるので、彼が写っている2017年も示す。

<2017年8月19日> 美咲が丘3丁目。※ 2014年と同じ場所

◇ 一番最初の写真と同じ場所だ。

◇ ボクの表情を変えてもう一枚。 花に負けてないよね。

みず咲公園への坂道

◇ サルスベリとコラボ。

◇ 引いて、全景を見てみよう。

赤と白があると言うけど………。

◇ おー、赤は、立派なのがあるねえ。 ところで白は?

◇ おー、白もあった。ズームしてみる

◇ 白もいいねえ

◇ ここにもあった。 他も見てみよう。結構ある。

◇高い所ばっかりだな。低いところは?

◇白のフリルがかわいいねえ。

お終い。次回は2018年編。

 

 

 

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小次郎とサルスベリ(百日紅)-自宅編-

2021-08-24 14:46:13 | 夏の草花

今回は、サルスベリ(百日紅)だ。これ、一昨年に勝手に生えてきた。雑草?とも思ったが……。かわいい対生の葉なので様子を見ていた。「百日紅?」、ん?「千日紅」ってなかったっけ?うむ、そっちは“センニチコウ”。秋の花だよ。

千日紅(1)はこちら Link先  → 小次郎と秋の草花2-センニチコウ(千日紅)ー

千日紅(2)はこちら Link先  → 小次郎と秋の草花2ーこんな所に! センニチコウ(千日紅)-

<2021年7月16日>

◇ 今年になって、まだ木は細いけど、枝が急速に伸びてその先に花が咲いた。で、サルスベリ(百日紅)と分かった次第。

◇ 主役のボクをクローズアップしておく。

◇ 逆の方から歩くボクちゃん。サルスベリは2mほどの高さなので、しんらんぷり。

◇ ん? サルスベリ? なに、それ。「犬猿の仲」と言われる“サル”のこと? 因みに、ボクは猿と仲が悪いわけじゃないんだよ。

◇ ボクのクローズアップ。ん? キミはいいって? 分かったよ。花に着目してもらっていいよ。

◇ 枝の先に、鈴なりの花が咲いている。

◇ うーん、どれが一つの花なの? 

◇ これが一つの花だ。ひらひらしているのは花弁の一つ。 先に、勉強をしておこう。

サルスベリ(百日紅:ヒャクジツコウ)】

 ◇ ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木。別名はヒャクジツコウ(百日紅)。

  漢字では「猿滑り」「百日紅」「紫薇」などと書く。「紫薇(しび)」は、サルスベリの漢名。

◇ 原産地は中国。渡来時期は不明。江戸時代以前と推定。

◇ 樹高は2~10m。樹皮は赤褐色で(猿でもすべりそうな)ツルルツの木肌が特徴。

◇ 葉のつき方が変わっており枝の左右に2枚ずつつき、ときに対生になることもある。

◇ 幹や枝は左右にくねって伸び、木全体が盃型になる。

◇ 花は赤色又は白色。花弁は付け根が細い柄でうちわに似ている。花弁は6枚(7枚)でヒダが入っている。

◇ 雌しべ1、長い雄しべ6(7)、短い雄しべ多数。

※ 黄色の葯(やく)の短い雄しべは上向き、茶色の葯の長い雄しべは、昆虫に花粉を付けるために下向きになっている。葯(やく)は、雄しべの先の花粉が入った袋のこと。

 ※ 短い雄しべの花粉は昆虫用で、長い雄しべの花粉が昆虫の体について運ばれる。

 ◇ 開花時期は7月中旬~10月中旬

もう、実が………

<2021年8月15日>

◇ 花が終わると緑の実になり、その後次第茶色になり、中から種がはじける。種は片翼。※ 種はネットより引用。

【名前の由来】

◇ サルスベリは、猿も滑って落ちる→猿滑りから。なお、実際は、猿はするすると上り滑ることはない。

ツルツルした樹皮がサルスベリの特徴だが………。若い木はそうでもないみたい。

◇ 根元付近は直径が2㎝ほど。高さが2mは超えているので、添え木を付けている。うむ、樹皮は、スベスベしていない。

◇上の方。「樹皮が斑に剥がれてツルツルになる」そうだから、これ、剥がれる前の状態かもね。

◇ 百日紅は、約100日間(長い期間)、赤色の花を咲かせるから。なお、実際は、一度咲いた枝先から、再度、芽が出てきて花をつけるので咲き続けているように見える。

※ 7月15日に咲いて、8月15日には実ができたので一ヶ月(30日9も咲いてない。ま、これも、2年目の“若木”故かもしれない。

 改めて、花を観賞しよう。

◇ 枝の先にまとまって咲いている。

◇ 青空を背景に見上げた見た。

お終い。 ※ 美咲が丘サルスベリは結構多い! 改めて紹介するね。

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小次郎と夏の草花ースイレン(睡蓮)-

2021-08-19 20:20:13 | 夏の草花

今回は、スイレン(睡蓮)だ。ハス(蓮)に続きスイレン(睡蓮)を取り上げる。ハスは以前は“スイレン科”だったが、現在は“ハス科”で、“科”が異なっている。 スイレンは若松にもあるが花は咲いていなかった。で、パソコンの保存写真を探してみた。そう、アーカイブの発掘だ。

あった! 今から7年前。仲良しのシェパードのアールちゃん(女の子)ちのお家に咲いていた。

<2014年5月15日> 美咲が丘にて

◇ ここは、ボク(小次郎)の友達のアールちゃんちの玄関。この瓶のなかでメダカを飼っているんだって。ボク(小次郎)が写ってないけど………。ま、許して貰おう。因みに、右端に、ちょこっと写っているのは、ボクの“リード”だよ。これで勘弁してね。

◇ スイレンもいいね。 

ハス(蓮)はこちら:Link先 → 小次郎と夏の草花-ハス(蓮)-

◇ こっちは、若松のスイレンの瓶。今年は咲いてないんだって! ちょっとスイレン(睡蓮)の勉強をしておこう。

【スイレン(睡蓮)】

◇ スイレン科スイレン属の多年生水生植物。

世界中に分布し50種ほどが知られる。日本には唯一種、ヒツジグサ(未草)のみが自生する。

※ ヒツジグサは直径3~7㎝、白の花弁と黄色の雄しべがらせん状に付いている。 ※ 画像はWikipediaより

◇ 地下茎から長い葉柄を伸ばし、水面に浮水葉を浮かべる。花は大型で水面上に抜け出て開花する。

◇ 原産地:東アフリカ(ナイル川沿岸) 渡来時期は定かではない。

◇ 開花時期:5~10月。開花期間はハスと同様に3~4日。また、午後には閉じる。

【名前の由来】

◇ 睡蓮(スイレン)の名前は、本来ヒツジグサの漢名。が、日本ではスイレン属の総称となっている。

◇ 未草(ヒツジグサ)は、未の刻(ひつじのこく=午後2時)頃に花を咲かせることから

アールちゃんを紹介するね。

<2013年8月11日> 

ボクは、散歩の途中にアールちゃんちに挨拶に寄るんだよ。

◇ こんな感じでフェンス越しに挨拶。アールちゃんのママが気づいたら、駐車場に出てきてくれるんだな。

◇ おっ、出てきた。

◇ 元気にしていた? 

◇ アールちゃんのママにも挨拶をしておこう

◇ さーて、アールちゃんとお話しようかな・オッと、鼻水が出た。

◇ ママ達の話しも長いねえ。ボク、伏せておこうかな。アールちゃんもお座りしているし………。

◇ アールちゃんも「ママ、話しが話しが長いねえ?」

お終い

 

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小次郎と夏の草花-ハス(蓮)-

2021-08-15 15:26:58 | 夏の草花

今回は、ハス(蓮)だ。インド原産のハス科の多年生水生植物。地下茎は蓮根(れんこん/はすね)といい、野菜名で通用する。ここは、若松の庭。ん? ハスもあるの? すごいなあ! でも、水生植物用の池はあったっけ? 

<2021年7月23日> 若松 高塔山

◇ すごく立派な、白のハスだろう? ボク(小次郎)がかすんじゃうね。

◇ 花は、かなりでかい。30㎝近くありそうなので、多分「大型種」だろう。

◇ ハス(蓮)の花、すなわちレンゲ(蓮華)は清らかさや聖性の象徴として称えられることが多い。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」は端的に理由を表現していると言われる。

【実生(みしょう)のハス】

これ、実生のハスだそうだ。十数年前に入手したハスから種を取って植えたもので、ずーと、花が咲かなかったのに今年初めて咲いた! 嬉しい! という。

  ※ 実生(みしょう):草木が(つぎ木・さし木などによらず)種子から芽を出して生長すること。

【ハスの実】

◇ ネットでハスの実を調べてた見た。ふーん、こんなのを植えたんだ。それも10数年まえに!

うむ、負けてられない! ボクとのコラボを見てちょうだい!

◇ おー、“トロ船”を使っているんだね! いいアイデアだねえ。 ※ トロ船:コンクリートを混ぜる入れ物。

◇ 縦に撮ってみた。高さは1.5mくらいある。

◇ 葉もでかい!

◇ 上から撮ってみた。花の内側が見える。

◇ 上から覗いてみた。ん? 小次郎クンには見えないねえ! キミは重いのでちょっと持ち上げられない。ゴメンね。

◇ 花の中央部分。これ、花托(かたく)。これが、蜂の巣ににているので「ハチス」といい。転訛して「ハス」になったとも言われる。

◇ ふーん?

ここで、ハス(蓮)について、勉強しておこう。

【ハス(蓮)】

◇ ハス科ハス属の多年生水生植物。約1億4000万年前から地球上に存在していたとされる。

◇ 水の底に塊茎(カイケイ)という大きな根っこをつくり、そこから茎や葉っぱを伸ばして生長する。

◇ 草丈は50~100cmほどで、茎の先に花を咲かせる。

 ◇ 根は「蓮根(レンコン)」、花を支える花托は「ハチス(蜂巣)」と呼ばれ、葉っぱや芽など植物全体が食用や薬用、様々な方面で利用されてきた。

◇ 原産地:インド。

日本へは仏教伝来とともに中国を経由して渡来した。なお、レンコンを食用として栽培するのは江戸時代中期から。

◇ 開花時期:7~9月。

花は短命で、開花から3~4日で散る。また、午前中に開花の花は午後には閉じる。

 【名称など】

◇ ハス(蓮)の花とスイレン(睡蓮)を指して「レンゲ(蓮華)」といい、仏教と共に伝来し古くから使われた名前である。

◇ 日本での古名「はちす」は、花托(かたく)の形状を蜂の巣に見立てたとするのが通説。「はす」はその転訛。

◇ 水芙蓉(すいふよう)、不語仙(ふごせん)、池見草(いけみぐさ)、等の異称をもつ。

◇ 漢字では「蓮」のほかに「荷」または「藕」の字をあてる。

【ハスとスイレンの違い】※ ネットから引用

ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)はよく似ており混同されがち。違いをまとめておく。

 

【季節毎の様子】※ネットより引用

【発芽能力】※ネットより引用

ハスは土の中で発芽能力を長い期間保持することができる。事例を示すと、

◇ 大賀ハス(2000年前の種)

  千葉の落合遺跡で発掘され、大賀博士が発芽させることに成功。

◇ 中尊寺ハス(800年前の種)

  中尊寺の金色堂須弥壇から発見され800年ぶりに発芽に成功。

【仏教とハス(蓮)】

◇ 仏教では泥水から清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の知恵や慈悲の象徴とされる。

◇ 如来像の台座は「蓮華」をかたどった蓮華座。また厨子(ずし)の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。

◇ 寺院では仏前に「常花(じょうか)」と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれている。

◇ 死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり「一蓮托生」という言葉の語源である。

  ※ 仏典では「ハス(蓮)」と「スイレン(睡蓮)」は区別されず、共に「レンゲ(蓮華)」と訳されている。

うむ、改めて、ボク(小次郎)とハスを見てもらおう。

◇ ハス! いいねえ。

 お終い

 

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小次郎とユリ(百合)ーテッポウユリ(鉄砲百合) 自宅編-

2021-08-10 23:23:28 | 小次郎とユリ(百合)

今回は、テッポウユリ(鉄砲百合)だ。これ、勝手に生えたもの。 ユリの中では、開花が一番遅い。ふり返ると、黄金オニユリ → オニユリ → テッポウユリの順だった。

<2021年8月5日> 自宅の庭

◇ ン? どこにある? うむ、ちょっと引いてみよう。

◇ ん? 分かんない? 場所を明示しよう。

◇ 2輪咲いている。根元を見ると、生垣(レッドロビン)間に生えているんだよ。

◇ 雑草対策に石をおいているんだけど、そこに生えている。すごいね。

◇ ボクの写真は、もういいから、花をじっくり観賞しては?

◇ 葉が細いので、ひょっとしたら「細葉鉄砲百合(高砂百合とも呼ばれる)」かもしれない。

<2021年8月6日>

見頃だね。

◇ 花粉が沢山! ユリの花粉が衣服に付いたら洗ってもなかなか落ちないんだってね。  

【テッポウユリ】

◇ ユリ科・ユリ属。

  ラッパに似た形の筒状の花を横向きに咲かせる。タカサゴユリ(高砂百合)に似るが葉が太め、等の違いがあるが、判別が難しい。タカサゴユリは「台湾百合」・「細葉鉄砲百合」とも呼ばれる。“高砂”は、台湾の古い呼称である。

◇ 原産地:日本の南西諸島(沖縄)、および九州南部。

◇ 花と開花期:6月~8月。

◇ 由来:ラッパ銃に似た花を咲かせることから。

  ※ ラッパ銃は 短銃身で大口径の前装式散弾銃である。銃口がラッパのように広がった形状をしているのでこのように呼ばれる。(画像はネットより)

うーん。ラッパ銃とラッパを見てみると、ラッパの方が良いような気もするけどね。だって、水仙は “ラッパズイセン”というしねえ。

因みに、“鉄砲”を冠する下記の動植物は、理由がしっかりしている。(画像はネットより)

◇ テッポウウオ(鉄砲魚)

  水鉄砲のように水を口から射出して虫を撃ち落として食べる

◇ テッポウウリ(鉄砲瓜)

  熟れた実をヘタから外すと種子が中身と共に鉄砲玉のように10mも射出する。

 庭のテッポウユリに戻ろう

他に、2カ所に生えていた。うーん、どこかから、種子が風に乗って飛んで来たのかなあ?

<2021年8月9日>

◇ ん? どこ?

◇ 右の「柿の木」、左の「沈丁花」、奥の「レッドロビン」の間に、ポツンと一本。

◇ 向きも道路の方を向いちゃってるよ。

もう1カ所!

◇ これは、ハマボウ。今年はもう終わっちゃったけど………。 どこ?

◇ 矢印の所だよ。

◇ これは、道路を向いていない。

お終い。

 

 

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小次郎と夏の草花-ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)-

2021-08-06 21:19:27 | 夏の草花

今回は、ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)だ。古くから栽培されて親しまれている花という。「ヒオウギズイセン(桧扇水仙)」と「ヒメトウショウブ(姫唐菖蒲)」との交配種。一般的にヒオウギズイセン(桧扇水仙)と呼ばれるワトソニア属の園芸種とは別物という。ふーん、ややこしいねえ。

<2021年6月25日~7月7日> 自宅の庭

【6月25日】

◇ ヒメヒオウギズイセンが咲き始めた。赤いのがそうだよ。

◇ 上から撮ってみた。

◇ 今の時期、ユウスゲ(黄色)とヒメヒオウギズイセン(赤)とのコントラストがキレイだ。ま、まだつぼみが多いけど。

【7月4日~7日】

◇開花が進み、赤色が目立つようになってきた。

◇ ユウスゲも負けてないねえ。

ユウスゲはこちら:Link先 → 小次郎とユウスゲ(夕菅)

◇ 小次郎クン、アゴを引いた方がいいよ。

◇ あーあ、そっぽ向いて…… 怒った?  

1年前をふり返る。

<2020年7月8日>

毎年、同じ時期に開花する。律儀だね。

◇ 時刻の午後4時頃は(前日の)ユウスゲは萎み、(今夜咲く)新しい花は、まだ開く前だ。 ん? 話しがそれた。ヒメヒオウギズイセンの話しだ!

ヒメヒオウギズイセンに着目しよう!

◇ ふーん、こんな花なんだ。ちょっと勉強しておこう

【ヒメヒオウギズイセン(姫桧扇水仙)】

 ◇ アヤメ科・ヒオウギズイセン属の雑種(*)。

  *:「ヒオウギズイセン(桧扇水仙)」と「ヒメトウショウブ(姫唐菖蒲)」との交配種

  ※ ヒオウギズイセンとも呼ばれるワトソニアはヒオウギズイセン属だけど、別物という。ふーん、ややこしいなあ。 

◇ 原産地は南アフリカ。日本へは明治時代の中頃に渡来。現在は、野生化。

◇ 開花時期は7~8月。花茎から3~5個の穂状花序を出し、朱赤色の花を、下のほうから順に咲き上がる。

◇ 結実はせず、球根で増える。

 ◇ 由来は、「檜扇水仙」は葉の形が檜で作った扇に似ているから。「姫檜扇水仙」は檜扇水仙より小さいことから姫を冠している。

 【違い】 比較のため、ネット情報を参考に比較してみよう。

①桧扇水仙、

②姫桧扇水仙、

③(ヒオウギズイセン属なので?)桧扇水仙とも呼ばれるワトソニアを並べて見てみよう。

※ 桧扇水仙と姫桧扇水仙は花の付き方でも区別出来るという。

この“株”は若松で分けて頂いたもの。オリジナルを見てみよう。

 <2017年6月30日> 若松区高塔山 

 何をかくそう、ママの実家だよ。

裏手にもあるハズだよ。

◇ どこだったけ? 忘れたなあ! 因みに、ここは,春はシャガ(著莪)が咲いているよ。

シャガはこちら:Link先 → 小次郎と春の草花-シャガ(著莪)-

◇ えーと………。

◇ あった、あった。

 

お終い

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小次郎と春の草花-スイセンノウ(水仙翁)ー

2021-08-01 23:40:11 | 夏の草花

今回は、スイセンノウ(水仙翁)だ。南ヨーロッパ原産の草花。全体に白い綿毛が密生するのが特徴。日当たりの良い乾燥地を好み、道端で勝手に生えることもある。漢字では“酔仙翁”とも書くんだって。これは「赤い花をほろ酔いの仙人に見立てた」とも言われるんだってさ。

<2021年6月2日>

◇ ボクが目立つけど、後ろの赤い花がそうだよ。ちょっと、ズムアウトして全体を見てみよう。

◇ ここは、美咲が丘3丁目のとあるお宅。ここは、沢山の植物があるんだ。この構図、覚えているかな? そう、秋に、フウセントウワタ(風船唐綿)を紹介した構図だよ。(緑の葉がしげっている)風船唐綿の木もあるけどわかる?

フウセントウワタはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花ーフウセントウワタ(風船唐綿)-

◇ 赤い花が目立つね。

◇ 茎や葉は、白っぽい。白い綿毛が葉や茎を覆っているのが特徴。葉や茎の手触りが、“フランネル” という「起毛した布」に似ているので「フランネル草」の別名がある。確かにネルのシャツ、とかいうよね。ネルはフランネルの略称という。

◇ こんな花だよ。「赤い花をほろ酔いの仙人に見立てた」って言うけど………。ボク、分かんない! だって、仙人って知らないモン!

 ※ 仙人:山にはいって不老不死の術を得、神通力(じんずうりき)を持つとされる人。道教における理想の人間。

ちょっと勉強をしておこう。

【スイセンノウ(水仙翁)】

◇ ナデシコ科センノウ属の多年草。長雨や高温多湿で枯れるので短命な多年草と言える。なお、こぼれ種が発芽して親株に近い場所に新たな株を作るので、庭などでは完全に耐えることは少ない。

  別名に「フランネル草」がある。

◇ 原産地:南ヨーロッパ。日本へは江戸末期に渡来。

◇ 草丈は50~70㎝

◇ 開花時期:夏(5~7月)

◇ 花は、枝の先端に5弁花が咲く。色は赤が多く、白いのもある。

【名前の由来】

◇ 水仙翁:漢字では“酔仙翁”とも。これは、「赤い花をほろ酔いの仙人に見立てた」とも言われる。なお、「仙翁」はこの植物の属名の和名

◇フランネル草:葉や茎の手触りが“フランネル”という織物に似ていることに由来。

この手触りがフランネルに似ている?

 【フランネル】

◇ 柔らかく軽い毛織物のこと。略してネルともいう。

◇ 衣類、シーツと寝巻きに一般的に用いられる。

◇ フランネルは、現在ではウールと綿、ウールと合成繊維から作られる。

◇ イギリスのフランネルは平織りで毛羽が軽く、ドイツは綾織りで毛羽が多い。

◇ 実際に手触りの感触を確かめてみたいね

◇ 赤色の花が多いけど、白いのもある。

◇ 赤が「ほろ酔いの仙人」なら、白は? うーん、例えが出てこないなあ?

お終い

 

 

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