今回は、ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)だ。咲き進むにつれ、紫から白に変化する花が特徴で、最盛期にはまるで2色咲きのようになるという。ニオイという名の通り甘い香りを放ち、香りは夜に強くなるらしい。
◇ 「何の花ですか?」と質問すると、「うーん、分かんないんだよね」と。で、こちらで調べることにした。“教えてgoo”に「この花の名前を教えてください!」と投稿すると、すぐに「匂蕃茉莉」と回答を頂いた。本当に有り難い。
◇ 近づいてみると、紫、薄紫、白の花が混在している。ズームインしてみる。
◇ 花は漏斗状の花弁で5弁に開くという。
◇ 蕾らしきものを探すと………。蕾は紫?
◇ 別な角度で見てみる。 ちょっと、ニオイバンマツリについて勉強しておこう。
【ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)】
◇ ナス科バンマツリ属
咲き進むにつれ、紫から白に変化する花が特徴で、最盛期にはまるで2色咲きのようになり綺麗です。ニオイという名の通り甘い香りを放ち、香りは夜に強くなります。
◇ 原産地:南アメリカ。渡来時期は明治末
◇ 開花時期:4月~7月。花の色は、白~紫に変化。
【名前の由来】
漢字では「匂蕃茉莉」。「匂」は芳香、「蕃」は外国、「茉莉」はジャスミン類のことを指し、解読すると「香りのする外国のジャスミン類」となる。
花がジャスミン(茉莉)に似た匂(芳香)があり、明治末に蕃(外国)から到来したからです。因みに、ジャスミンの仲間ではありません。
◇ 別な角度で見てみよう。
◇ 紫の花
◇ この花、“紫から白に変化する”と言うけど、一つの花が変化する? 確認のため、蕾を探してみた。
◇ 紫色の蕾。
◇ 白の蕾もある。 うむ、“2色咲きの方がぴったりだな!
◇別な角度で見てみる。この角度もいいねえ。
◇ 紫も綺麗だね。
終わりの写真は、再度小次郎くんに登場もらおう。
◇ うむ、君もマッチするね。因みに赤いのはサツキで、もう少ししたら見頃。
【写真一覧】
◇ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉) 福岡県糸島市 2019年5月17日
◇シャガ(著莪) 北九州市若松区高塔山 2019年5月13日、4月11日
◇ナニワイバラ(難波茨) 福岡県糸島市 2019年4月26日、2018年4月19日、2014年4月26日
◇ツルニチニチソウ(蔓日々草) 福岡県糸島市 2019年4月17日、2017年3月21日
小次郎と春の草花3ーニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)ー